気仙沼で獲れたて海鮮グルメを満喫！地元民のおすすめ5選

日本人なら、まずは鮮魚を「鮨」で味わいたいもの！魚のプロ、海の漢たちがが行き交う気仙沼の各鮨店は、本場・本物の味で「気仙沼の鮨」ブランドを競演しています。

東北人の鮨好きで知らぬ者はいないといわれる鮨の名店です。観光客には看板メニュー「ふかひれ寿し」の軍艦巻きが人気ですが、ぜひとも気仙沼の味「さんま」「かつお」も味わってほしいところ。にぎりが定番と思いつつ、ちらしにも心が移る、そんな贅沢な悩みを楽しんでください。

震災で元の店舗は被害を受けましたが、2016年6月現在、気仙沼復興商店街「南町紫市場」の仮設店舗で元気に営業しています！仮設の店舗は復興途上の気仙沼の現実を見ることができますが、仮設店舗限定の特別メニュー「復興スペシャル」で名店の心意気を感じることもできます。

魚を知り尽くした地元住民が普段通いの鮨処と認める名店です。気仙沼のかつお、さんま、三陸のウニ、ホヤ、そしてここにもあります、ふかひれ！「鮨智」さんのふかひれは「気仙沼ふかひれ丼」と「フカヒレ冷製茶碗蒸し」。気仙沼だから出会えるふかひれ料理を多彩なメニューで味わえます。

気仙沼の海鮮グルメは鮨だけじゃない！鮮魚がドーーン！と盛られた「海鮮丼」もおすすめです。様々な具材を盛り合わせた「海鮮丼」もいいのですが、今回はあえて一つのネタにこだわった「○○丼」を紹介します。

海の宝石「イクラ」がどんぶりいっぱいに盛られた「イクラ丼」は、彩り豊かな海鮮丼とはまたちょっと違った輝きを放っています。プチプチした食感、ご飯ととけあう旨み、イクラをとことんほおばる贅沢もまた海鮮グルメの街、気仙沼の醍醐味です。そんなイクラ丼を味わえるお店が「港町レストラン 鮮」です。海も漁船も市場もすぐ目の前！「鮮」の字は伊達じゃありません。

「気仙沼で美味しいうに丼を食べたい」と相談したとき、よく挙がる店名が「松原食堂」です。気仙沼の隣、南三陸町志津川にありますが、ウニのためならエンヤコラ。気仙沼からBRT（バス高速輸送システム）に乗って遠征するのも旅の楽しみというものです。「鮮度や産地、料理人の質によって味が全然変わる」と食通が語るウニですが、ここ松原食堂のうに丼は、甘く濃厚な味わいと評判です。

新鮮な海の食材を生で味わうグルメもいいですが、「焼き魚」を忘れてもらっては困ります！火を通すことで味わえる本場の魚、焼き魚の聖地がここ気仙沼にあります。

食通の間では全国的に有名な店、かのグルメ漫画「美味しんぼ」で山岡士郎に「ここの焼き魚は日本一！と言うより世界一！！」と言わしめたお墨付きの名店です。店内にある大きな囲炉裏で焼き上げた魚は、「魚を焼く」という行いに対して職人の技を感じることができます。様々なメニューが並びますが、焼き魚を知り尽くした店主の「おまかせコース」がおすすめです。

あの震災から立ち上がり、まだまだ復興途上の気仙沼。街の各所には津波の傷跡も残っています。でも、だからこそ気仙沼を実際に訪れて、この場所だからこそ味わえる本場の海鮮グルメと共に、気仙沼の今の姿を見てもらえたらと思います。そろそろ三陸の海を見に来ませんか？岩手三陸の「じぇじぇじぇ」に負けない、気仙沼グルメがお待ちしています！