岩手観光におすすめ!平泉の世界遺産を巡る歴史ロマンの旅♪

岩手観光におすすめ!平泉の世界遺産を巡る歴史ロマンの旅♪

2011年に世界遺産に登録された「平泉」。岩手県に観光に行くなら、平泉の世界遺産を巡りませんか?5つの史跡を巡る歴史ロマン溢れる旅に出かけましょう!

2016年07月04日

平泉を巡ろう!

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出典:ぷんヤマさんの投稿

「平泉の文化遺産」は、平成23(2011)年6月に、ユネスコの世界遺産として登録されました。仏国土つまり“浄土”を表す寺院や庭園、そしてその考古学的な遺跡が良好な状態で残されていることが高く評価されたものです。「浄土信仰」という日本独自の文化のなかで生まれた人々の「浄土」へのあこがれが、美しい自然の中に表現されているのを見ることができます。「世界遺産 平泉」の五資産をそれぞれご紹介しましょう。

毛越寺(もうつうじ)

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出典:arc0907さんの投稿

「毛越寺(もうつうじ)」は、平安時代の前期(850年)慈覚大師円仁(じかくだいしえんにん)による開山と伝えられる名刹です。その後、奥州藤原氏の3代秀衡(ひでひら)の時代に完成しました。当時は、堂や塔などの施設が40以上、僧侶などの生活空間としての建物は500以上もあったといわれています。現在に残る常行堂という建物は、江戸時代のものですので、創建当時の姿を伝える建物は残念ながら残っていません。しかし、幸いにも遺跡の保存状態は良好で、「大泉が池」と「鑓水(やりみず)」は、発掘調査に基づいて整備されました。

毛越寺(もうつうじ)652453

出典:shimadayuさんの投稿

毛越寺の見どころは、やはり何といっても広大で美しい庭園です。庭が造られた当初は、島と島とを結ぶ橋も掛けられていたといわれます。水際は海岸の景色を、至る所で山水の景色を映しており、今でもその美しさは私たちの心を魅了します。春夏秋冬、どの季節も趣のある庭園です。

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出典:hikari555さんの投稿

毎年、5月の第4日曜日に行われる「曲水の宴(ごくすいのえん)」は、平安絵巻そのものです。鑓水(やりみず)という小さな川に盃(さかずき)を浮かべ、自分のところに来たら歌を詠む、という平安貴族が楽しんだ遊びです。ぜひ、一度はこの雅な世界をのぞいてみたいですね。

毛越寺の詳細情報

毛越寺

住所
岩手県西磐井郡平泉町平泉字大沢58
アクセス
平泉駅から徒歩で7分
営業時間
[3月5日〜11月4日] 8:30〜17:00 [11月5日〜3月4日] 8:30〜16:30
定休日
年中無休
料金
小学生 100円 中学生 100円 高校生 300円 大人 500円 拝観料

データ提供

観自在王院跡(かんじざいおういんあと)

A photo posted by eisu (@eisu07070) on

毛越寺に隣接している観自在王院跡(かんじざいおういんあと)は、奥州藤原氏2代目の基衡(もとひら)の妻が建立したと伝えられる寺院の跡です。こちらも浄土を表現した庭であったことがわかっています。
造営当時の遺構がほぼ完全に残っており、『作庭記』という平安時代に書かれた庭園造りのマニュアルにのっとって造られたと考えられています。現在は、発掘調査の成果をもとに復元整備がされ、史跡公園となっています。
観自在王院跡(かんじざいおういんあと)652455

出典:Vecktさんの投稿

11月14日の「世界糖尿病デー」にあわせて、ライトアップが行われました。青い光に包まれた浄土庭園は、とても神秘的です。チャンスがあれば、ぜひこの一瞬を見てみたいものですね。

観自在王院跡の詳細情報

観自在王院跡

住所
岩手県西磐井郡平泉町平泉字志羅山地内
アクセス
平泉駅から徒歩で7分
定休日
無休
料金
無料

データ提供

中尊寺

中尊寺655381

出典:wingroad1968さんの投稿

松尾芭蕉『奥の細道』のなかでも詠まれた中尊寺。「関山」という山号をもつ天台宗の寺院です。毛越寺と同じく慈覚大師円仁による創建と伝えられます。奥州藤原氏の初代清衡(きよひら)が、1105年に造営に着手し、1124年には、あの金色堂を完成させました。最盛期には、40近いお堂や塔などがあったといいます。

中尊寺652544

出典:

国宝の金色堂は、まさにその名にふさわしく、堂内外に金箔が押されています。さらに螺鈿(らでん)などの豪華な細工が施され、目を覆うような華やかさです。須弥壇(しゅみだん)の中には、清衡、基衡、秀衡の遺体と、4代泰衡の首級が納められているんですよ。

中尊寺652454

出典:さくらんぼ♪さんの投稿

実は、その4代泰衡の首級が納められている桶の中に、蓮(はす)の花の種が入っていました。800年の眠りを経て、平成10年に開花させることに成功したのです。「中尊寺蓮」「泰衡蓮」等の呼び名で親しまれています。可憐なピンク色の蓮の花が咲くそうです。

中尊寺の詳細情報

中尊寺

住所
岩手県西磐井郡平泉町平泉字衣関202
アクセス
平泉駅からバスで5分
営業時間
[3月1日〜11月3日] 8:30〜17:00 [11月4日〜2月28日] 8:30〜16:30
定休日
年中無休
料金
小学生 200円 中学生 300円 高校生 500円 大人 800円 金色堂・鑚衡蔵拝観料

データ提供

無量光院跡

無量光院跡652516

出典:

奥州藤原氏3代の秀衡が建立したのが、「無量光院」です。宇治の平等院鳳凰堂を模して、それより少し大きめに造られたのだとか。残念ながら、当時の建物は何も残ってはいません。ただ、礎石だけがその様子を今に伝えます。

無量光院跡652532

出典:

建立当時、阿弥陀堂の中心線は、西側に位置する「金鶏山」と結ばれていたといいます。ですから当時は、平等院鳳凰堂のような阿弥陀堂の陰に、夕日が沈むという荘厳な風景が見られたのでしょう。当時の人々はきっと、その美しさに本当に極楽浄土を見たような気持ちになったのかもしれませんね。静かに沈む夕日に、往時を忍べば心穏やかになりそうです。

無量光院跡の詳細情報

無量光院跡

住所
岩手県西磐井郡平泉町平泉字花立地内
アクセス
平泉駅から徒歩で5分
定休日
無休
料金
無料

データ提供

金鶏山(きんけいさん)

金鶏山(きんけいさん)652558

出典:

松尾芭蕉『奥の細道』の「秀衡があとは田野になりて、金鶏山のみ形を残す」という文は、教科書にも載っているのでよく知られていますね。芭蕉も眺めたその「金鶏山」は標高差60メートルあまりの円錐形をした小さな山です。山頂からは、平泉全体を一望することができます。それほど高い山ではないので、ぜひ登ってみましょう。

金鶏山(きんけいさん)652519

出典:

この山には、秀衡が一晩で造った山だとか、雌雄一対の黄金の鶏が埋められているとか、さまざまな伝説があります。毛越寺や無量光院などの建築の際には、基準ともなった山でもあるのです。山頂には小さな祠がまつられています。

金鶏山の詳細情報

金鶏山

住所
岩手県西磐井郡平泉町平泉字花立

データ提供

「平泉」までのアクセス方法

「平泉」までのアクセス方法653198

出典:hikari555さんの投稿

東北新幹線「一ノ関」駅から、東北本線に乗り換えて「平泉駅」で下車します。「一ノ関」駅からは、10分程度です。バスやタクシーなら、「一ノ関」駅からおよそ20分程度となります。東北自動車道を利用する場合には、「平泉前沢I.C.」で降りてください。

最後に

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出典:hikari555さんの投稿

およそ800年前の人々が、往生することを願った「極楽浄土」。当時の豪華絢爛たる建造物を見ることができないからこそ、しっとりと心に残る光景があります。仏教文化に思いを馳せながら、平泉を巡ってみてはいかがでしょうか。

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