あなたは何個知ってる？地元民に愛されている全国の「ご当地パン」を食べつくそう！

日本全国津々浦々、沢山のおみやげ品や特産物があるように、ご当地パンもあちこちに存在します。こちらではその中からおすすめのご当地パンをご紹介します。これを読めばあなたもご当地パンを買いに出かけたくなること間違いなし♪さっそくご紹介しましょう！

北海道のご当地パンといえば、大正6年に旭川で創業した高橋製菓の銘菓「ビタミンカステーラ」。こちらのパンが登場したのは、なんと第1次世界大戦が終結したころ。食べ物が足りなかった当時、安くて栄養価が高いものをということで登場したのがこの「ビタミンカステーラ」なのです。

とはいえ、現在の形に落ち着いたのは昭和30年代の前半。「安くて、栄養価が高いこと」を目標に製造がスタートしたビタミンカステーラは、コストを下げるため卵と砂糖を抑え小麦粉の量を増やし、日持ちがするよう改良されています。また、商品名にも「ビタミン」と謳われているように学校給食用に使われていたビタミンB1とB2が入っているのも特徴の一つです。

青森のご当地パンといえばこの「イギリストースト」。一見普通の食パンに見えるこちらの商品は、二枚の食パンにマーガリンとグラニュー糖がサンドされているもの。マーガリンとグラニュー糖の食感はパンとベストマッチ！

「イギリストースト」のほかにも、「夕張メロンゼリー＆ホイップ」「青森県産カシスジャム＆北海道産練乳クリーム」「ピザ風」「コーヒークリーム」など種類も豊富で、現在も新作が出続けています。青森県民なら知らない人はいないと言われるソウルフード「イギリストースト」。イギリス大使館も公認だというこの商品を是非一度ご賞味あれ♪

長野のご当地パンはこちらの「牛乳パン」。昔ながらの街角のパン屋さんといった印象の「小松パン店」で購入できます。フワフワのカステラ生地に、カスタードが混ざった特製のフレッシュクリームをサンド！濃厚でボリュームもたっぷりのパンです♪

横から見てもたっぷりのクリーム！甘党の方には堪らないパンです。こちらは人気商品の為、お昼には売り切れてしまうことも。どうしても食べたい方は電話予約がおすすめです。

のっぽパンは、1978年に発売された静岡発の菓子パン。全長34cmという長いパンに、ミルククリームをサンド。ちょっぴりユーモラスなキリンのキャラクターが書かれたパッケージと合わせて、静岡県民に大人気のソウルフードです。ちなみにこのパッケージのキリン。発祥の地である沼津市の隣にある三島市楽寿園のキリンが、当時子供たちに人気だったことから キリンのイラストが採用されたとのこと。最初から地域に密着した作りだったんですね。

1番人気の「元祖クリーム」をはじめ、「丹那牛乳」や「ピーナッツ」「チョコ」など種類も豊富。定番商品の他、季節限定商品が販売されることも。そんな静岡県民のソウルフード、のっぽパンは通信販売でも購入できるようになりました！食べてみたいという方は、ぜひお試しください♪

栃木県で人気の「温泉パン」は、さくら市にある「温泉パン　直営店」で購入できます。こちらの温泉パンは温泉のお湯を使用している！…というわけではなく、喜連川町の事業で温泉が湧いたのを記念して「温泉パン」と命名されました。温泉パンとすることで、パンの名前が覚えやすく喜連川町の温泉のアピールにもなるという、一石二鳥のネーミングということですね。

温泉パンはプレーンである「元祖」や「くるみ」の他、「黒豆ココア」や「メープルキャラメル」「ごま」などたくさんの種類があり自分の好みの味が選びやすいのも特徴の一つです。厚みがありますが食感はふわふわでもちもちなんです！

こちらの「サラダパン」は、あるものとマヨネーズが挟まっている、ちょっとかわったご当地パン。そのあるものとは、なんと「たくあん」なんです！販売当初はキャベツとマヨネーズが挟まっていたというこちらのパンに、たくあんが使われるようになったのは発売から少し経ってから。初期のサラダパンが評判になり、販路が拡大するに連れて、当日ではなく翌日に食べる人が増えたためなんだそう。

「岡山木村屋」の「バナナクリームロール」は、パステルイエローの甘くてフワフワしたクリームがサンドされたコッペパン。50年以上も岡山県民に愛されているロングセラーのおやつパンです。もちろんクリームだけではなく外のパンもフワフワ。一口頬張れば童心に帰っておもわず笑顔になること間違いなしの美味しさです♪

バナナクリームの他、「コーヒーロール」「焼きそばロール」など種類も豊富です。バナナの風味とクリームの甘さ、ふわふわでどこか懐かしさを感じるコッペパン！ぜひ味わってみてください♪

ご当地パンの中で最も女子力高めなのがこちらの「バラパン」。島根県ではメジャーなこのパンは、女子へのおみやげとして持っていけば喜ばれること請け合い。また独特のカットを施したパンでクリームをくるくると巻いたバラパンは、ボリュームたっぷりで女子だけでなく、男子も大満足の逸品です♪

沖縄のご当地パン「ゼブラパン」は、パンとパンの間に、粒入りピーナッツクリームと黒糖のペーストがサンドされた菓子パン。パンの断面の模様がしま模様にみえることから、ゼブラパンと命名されたとのこと。

発売当初から30年以上もの間、味も製法も変わっていないゼブラパンは、ボリューム満点甘さたっぷり♪ブラックコーヒーやストレートティーなどの甘さ控えめの飲み物と合わせるといくらでも食べられてしまいます。沖縄のマニアックなお土産としても人気の1品です。

地域ごとの特色が出るローカルフード。そしてもはやその一角を担っていると入っても過言でない「ご当地パン」。旅行先で見かけたら是非買って食べてみてください。高級和牛や新鮮な海産物とはまた違った魅力にハマること間違いなしですよ♪