2016年07月08日

映画『orange』ロケ地・長野県松本市“縄手通り”をカメラ片手にそぞろ歩き♪
旅行先、慣れない土地を歩くにも、どこになにがあるんだろう……広すぎて迷ってしまう!でも、ここなら安心です。長野県松本市の『縄手(なわて)通り』は、国宝松本城にほど近く、昔ながらの飲食店や雑貨がならぶスポット。写真撮影に最適、食べ歩きしながら自然を楽しむことができる、縄手通りのグルメを中心にご紹介します。

長野県松本市の観光地のひとつです。松本城の城下町として、川沿いに野菜や食べ物、お土産の店が並ぶ昔なつかしい『縄手通り』は観光客に大人気。
撮影ポイント:城下町を再現した『なわて通り商店街』
江戸期の城下町を再現したというレトロな風景が楽しめます。食べ歩きでもお土産探しにもおすすめできる、約50ほどの商店が軒を連ねています。歩行者天国の商店街なので、そぞろ歩きをするにはぴったり!
裏手には川原があり、「女鳥羽川(めとばがわ)」と「縄手通り」のノスタルジックな風景を楽しむことができます。
撮影ポイント:ロケ地巡礼
映画『orange -オレンジ-』のロケ地としても有名です。七夕の時期にはたくさんの七夕人形がならび、アイスの入ったたい焼きを食べながら歩くヒロインの姿が見られました。
映画 ORANGEのロケ地行ってきました。
— かずにゃん@CountrySide (@mz_roadmk2) 2016年6月5日
土屋太鳳ちゃんはいませんでした。
代わりにおばあちゃんがいました。#縄手通り #ORANGE pic.twitter.com/5shNJOjjWt
撮影ポイント:縄手通りのシンボルキャラは“カエル”
通りを歩いていると、よく目にするカエルのモチーフたち。その昔、女鳥羽川に「河鹿蛙(カジカガエル)」がたくさんいたことから、水清く・活気ある通りにカエようという取り組みの一環です。道ばたにひそむカエルの置物を探したり、カエルモチーフの雑貨の並ぶ店をのぞいてみるのも楽しいですよ!
毎年6月には、「松本かえるまつり」が開催されています。今年の祭りの様子は、公式ホームページをごらんください。
ままんが縄手通りのかえるまつり行ってきたみたい🐸
— SacchoN.✌︎ (@momo_hoooor) 2016年6月18日
お土産くれたーー!!
いえあーーー!!! pic.twitter.com/PYa7nRSkhp
周辺にも、見どころ満載!
縄手通り近くには神社や井戸、裏道といった見どころがたくさんあります。目的なく歩いていても、写真撮影にもってこいのスポットや、ちょっと立ち寄りたくなるスポットに出会うことができます。
撮影ポイント:「水の町」といったら松本!
「源地の水源地井戸」。
— 木次@日焼け (@ToKitsugi) 2014年9月6日
水道局前にありました。 pic.twitter.com/PRzGH0bTCs
撮影ポイント:願いを叶えてくれるパワースポット『四柱神社』
縄手通りの道沿いにある『四柱神社』は、神様、人、物事、縁の四つを結ぶ神様が祭られています。そのため、“すべての願い事を叶えてくれる”パワースポットとして大人気。占い師タレントのゲッターズ飯田さんも絶賛しています。

自然あふれる神聖な境内で、願い事をしてみてはいかがでしょう。
撮影ポイント:ハトがたくさん集まる四柱神社&縄手通り
縄手通り近くの四柱神社には、鳩がたくさんいます。動物が好きな人は、食べ歩きの途中に立ち寄ってみるのもいいでしょう。
撮影ポイント:なまこ壁の蔵づくりの建物が並ぶ『中町通り』
ナワテ通りに平行した『中町通り』。黒と白の幾何学模様を織りなす“なまこ壁”の建物がならび、趣があります。
中町通りは、芸術活動も盛んです。なまこ壁の土蔵をリノベーションした雑貨店や工芸品店、ギャラリーが通りのあちこちにあります。
ノスタルジックな松本の町の中心に位置する、縄手通りのグルメをご紹介します!
商店街といえば、食べ歩き&豊富な撮影スポット!
1.映画みたいに、カップルで食べたい!たい焼き「ふるさと」
『ふるさと』は、昭和に創業して以来、ずっと一本焼きの製法でたい焼きを焼いています。一本焼きとは、一組の焼き型を重ね合わせてひとつひとつ焼く製法のこと。

大きな型でひとつひとつ丁寧に焼き上げた「たいやき」。手渡されたときに、その大きさに驚きます。嬉しいことに、ほかのたい焼き屋のものよりもたっぷり具材が入っています。
ふるさとの詳細情報
2.パリパリの皮と、あんこの種類に定評!「矢澤鯛焼店」
『矢澤鯛焼店』のたい焼きの特徴は、種類豊富な「あん」。春にはヨモギあん、初夏にはレモンあんなど、季節限定のメニューが揃います。また、夏限定の冷やし鯛焼きも名物のひとつです。

最大の魅力は、なんといってもここでしか食べることができない皮。パリパリとしていて、「これだけでも食べたい!」と思ってしまう人が続出しています。

その願いを実現したのが「たい焼きの皮」の袋詰め!そのまま食べてもいいのですが、アレンジも楽しいです。ケチャップやソースをつけて家でオーブンで焼く人や、たいやきに詰まったあんを、端きれでディップして食べる人も。ちょっとひと手間加えて、フレンチトースト風にしても♪なんとも贅沢で珍しい“たい焼きの皮”の食べ方です。
矢澤鯛焼店の詳細情報
撮影ポイント:どの“たい焼き”のベストショットを撮る?
食べ歩きグルメを手にしたら、食べる前に一枚まず撮影したいもの。お店や通りをバックにするか、女鳥羽川にしょうか……。せっかくなら、縄手通りのたい焼き、ぜひ食べ比べと撮影比べをしてみてはいかがでしょう。
「矢澤鯛焼き店」の冷やし鯛焼きカスタードと
— るんるん (@runrun_K_9) 2015年9月23日
「ふるさと」のウインナー鯛焼き
どちらもおすすめ〜
縄手通り行くと
たい焼きはしごしてしまう(◦'︶'◦) pic.twitter.com/v8QlILVwl7

縄手通りにはたくさんのベンチがあるので、外で座って食べながら、次の観光の行き先を考えることもできます。
3.食べ歩き、おみやげに♪手焼きせんべい『雷神堂 松本ナワテ通り店』
縄手通りでは、紙づつみの中に割れせんべいを入れて食べ歩いている人をよく見かけます。これは『雷神堂』が店頭で売っている、焼きたてのおせんべいです。

アイシングでメッセージが書かれたせんべいもおすすめ。気取らずに日頃の感謝やメッセージを伝えることができるお土産として大活躍しそう!
雷神堂 松本ナワテ通り店の詳細情報
ちょっとひと息、ゆっくり休むなら……
4.シアトル発の老舗ベーカリー『スイート 縄手本店』
1913年にアメリカシアトルで開業し、1924年から縄手通りにお店をかまえた老舗ベーカリー『スイート』。惣菜パンというよりも上品な見た目なのに、一口食べたらその食べごたえに大満足!と高評価のパンが並びます。持ち帰りを選択して食べ歩きもできますが、お茶を飲みながら店内でゆっくり味わうのもおすすめ。
昔なつかしい、こだわりの洋食を楽しみたいなら……
5.老舗のこだわりと探究心が人気の秘訣!なつかしの洋食屋『おきな堂』
通りかかった瞬間、「美味しいものを食べさせてくれそう」と思わせる、老舗の外観『おきな堂』。縄手通りのすぐ近くにある、昔なつかしの洋食レストランです。
おすすめは、「ボルガライス」
オムライス、チキンカツ、デミグラスソースが混じり合うひと皿「ボルガライス」。ナツメグの香りがする自家製のデミグラスソースを、大きなオムライスとチキンカツにたっぷりかけて味わうことができます。
ハヤシライスとお肉の組み合わせも無敵!
子連れでも、ゆっくり料理が楽しめます!
一人でも二人でも、大勢でも楽しい「縄手通り」!
いかがでしたか。ノスタルジックな町並みにこだわりのグルメのお店、自然あふれる神社に、井戸水……松本市の「縄手通り」は、カメラとグルメが似合う町です。ひとり旅にも、デートでも、仲間とワイワイ出かけるときも、ぜひ「縄手通り」に立ち寄ってみてはいかがでしょう。