2016年07月13日
日本最北の地・宗谷岬の鮮やかな風景集め~空と海と野生動物&グルメ
北へ向かうほど色彩が豊かになってくるのは何故でしょう?空気が澄んでくるからでしょうか?寒いからでしょうか?澄んでゆく空気と同じように、心も清められてゆくようです。するとどうでしょう!空の青いこと。海の深いこと。雪の白いこと。日本最北端、宗谷岬は、限られた色彩を豊かなグラデーションで彩っています。野生動物だって間近で見られるかもしれません。心洗われる風景と日本最北の宗谷岬で食べられる海鮮グルメもあわせてご紹介します。
ご覧ください!空の青さと海の青さは、こんなにもちがうのです。北緯45度31分14秒。誰もが一度は足を運びたくなる、日本でもっとも北にある宗谷岬。多くの方が、この最北モニュメントの前で記念写真を撮影します。そしてそそくさと宗谷岬をあとにします。もったいないことです。このモニュメントの先はすぐ海。その海には、季節によってはトドやアザラシ、オオワシ、さらに流氷が接岸することもあります。また天気の良い日にはサハリンが一望できます。最北の地、宗谷岬とその周辺グルメをあわせてご案内いたします。
毅然とした姿で最北の地にひとりたたずむ間宮林蔵。この間宮林蔵とは、江戸時代後期の探検家です。この水平線の先に見えるサハリンが島であることを発見した世界で最初の人として教科書にも載っています。サハリンの西側からユーラシア大陸との間の海峡は間宮海峡と呼ばれています。世界地図に、日本人でたった一人、その名を記された偉大な探検家です。
彼らは野生動物です。どんなにかわいくても、愛らしくても、欲しがっていても、エサを与えてはいけません。宗谷岬駐車場にときどきやってくるキタキツネがいます。どなたかが最初にエサを与えてしまったのかもしれません。飼い犬のようにお座りをしておねだりをします。でも餌をやってはいけません。彼らの生活と人間の生活はまったく別のものです。餌をやってしまうと、おねだりの回数は増えて、おねだりをするキツネも増えます。当然車にひかれる確率も高まります。またエキノコックスなどの病原菌の繁殖、自然界に無いものを食するキツネの体調の変化などなど、懸念されることはたくさんあります。共生とは、お互いの違いを認識しつつ、尊重し合うこと。悲惨な事故を未然に防ぐために、誠意ある配慮が求められます。
最北端の詳細情報
最北端
稚内市その他 / 食堂、ラーメン、海鮮丼
- 住所
- 北海道稚内市宗谷岬2-10
- 営業時間
- [月] 06:30 - 20:00 [火] 06:30 - 20:00 [水] 06:30 - 20:00 [木] 06:30 - 20:00 [金] 06:30 - 20:00 [土] 06:30 - 20:00 [日] 06:30 - 20:00 ■ 営業時間 [夏季] 6:30~20:00頃 [冬期] 8:00~18:00頃 夏季冬期の時期は厳密ではない ■ 定休日 夏季無休、12月上旬~3月下旬(年により変動)
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
- ~¥999
間宮堂の詳細情報
間宮堂
稚内市その他 / ラーメン、カレー
- 住所
- 北海道稚内市宗谷岬4-1
- 営業時間
- [月] 定休日 [火] 定休日 [水] 10:30 - 14:30 [木] 10:30 - 14:30 [金] 10:30 - 14:30 [土] 10:30 - 14:30 [日] 10:30 - 14:30
- 定休日
- 月曜日、火曜日
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
日本最北端であるというだけで、行ってみたいと思わせる宗谷岬。実際に訪れてみると、きっとその景色に驚かれることでしょう。広大な水平線と地平、延々となだらかにつづく丘陵地帯。そして水族館や動物園でしか観たことのなかった動物たちが、当たり前に生活していることに。ここでしか出来ない感動を体験しに宗谷岬へ来ませんか?