2016年07月20日

マイナスイオン全開!群馬「吹割の滝」がスリリングで爽快!

マイナスイオン全開!群馬「吹割の滝」がスリリングで爽快!

尾瀬に程近い群馬・片品渓谷の「吹割(ふきわれ)の滝」は、東洋のナイアガラとも呼ばれる迫力満点の観光スポットです。竜宮伝説が残っており強力なパワースポットとしても有名なので、ここ最近の暑さや日々のストレスで疲れた方はぜひ足を運んでみましょう。圧倒的な滝の音とマイナスイオンがあなたを浄化してくれるかも♪

すぐ行けるナイアガラが群馬にあります。

すぐ行けるナイアガラが群馬にあります。679246

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暑い日が続く今日このごろ、ふと聴きたくなるのは涼やかでダイナミックな滝の音…。今回ご紹介するのは、東洋のナイアガラと名高い群馬の「吹割の滝」です。長い年月をかけて自然が造り出した絶景を、あなたの目に焼き付けてください。

東洋のナイアガラとよばれる「吹割の滝」

東洋のナイアガラとよばれる「吹割の滝」679254

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国の天然記念物および日本の滝百選に選定された「吹割(ふきわれ)の滝」は、川床を割るように勢い良く水が流れ落ちることから名づけられました。片品川の流れによって花崗岩・凝灰岩が侵食され、独特の風景を造り出しています。

借りたものは返しましょう(竜宮伝説)

借りたものは返しましょう(竜宮伝説)679261

出典:schiemさんの投稿

吹割の滝には竜宮伝説があり、滝つぼが竜宮につながっていると考えられていました。
言い伝えによると…近くの村で祝い事があるときに村人が滝つぼに向かってお願いをすると、乙姫様がお祝い用の美しいお膳やお椀を貸してくれていました。ところがある村人が「ひとつくらいならいいだろう」と一膳のお椀を返さなかったところ、怒った乙姫様が竜宮への入口を塞いでしまったそうです。

さぁ、吹割の滝を散策しましょう

さぁ、吹割の滝を散策しましょう679263

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周辺には無料・有料駐車場が点在しているので、自家用車の方は駐車場を利用しましょう。
公共交通機関の方はバス停「利根町」で下車しましょう。沼田駅から約45分、もしくは上毛高原駅から約1時間です。

さぁ、吹割の滝を散策しましょう679269

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素朴なお土産屋さんが並ぶ道を通って…

鱒飛の滝 (ますとびのたき)

鱒飛の滝 (ますとびのたき)679271

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川をさかのぼってきた鱒(ます)がこの滝を飛び越えようとして跳ねていたことから、この名で呼ばれるようになりました。上流の吹割の滝から流れ込んだ水が一気に集まり、耳をつんざくような水音とともに流れ落ちるさまは圧巻です。

般若岩

般若岩679273

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上流の吹割の滝へ向かう途中に、般若岩が見えます。この般若岩もまた、川の侵食によって生まれました。

いよいよ吹割の滝の近くに!

いよいよ吹割の滝の近くに!679280

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高さ約7m・幅約30mにも及ぶ巨大な吹割の滝は、東洋のナイアガラの名に恥じないド迫力!三方向から水が流れ落ち、独特の景観を造り出しています。
2000年のNHK大河ドラマ「葵徳川三代」のオープニングに吹割の滝が登場したので、見覚えがある方もいらしゃるのでは?

滝の上を歩いてるかのような...

滝の上を歩いてるかのような...679281

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こんなに近くまで寄れちゃいます!安全のために白線と「入るな」という文字が書かれていますが、踏み越えて行く人も多数…(くれぐれも自己責任で!)上からじ~っと覗き込みすぎると転落の危険性大なので、充分ご注意ください。

滝の上を歩いてるかのような...679283

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もちろん本物のナイアガラの滝に比べると規模は小さいですが、滝の轟きや水しぶきを間近で感じられるすばらしさは吹割の滝だって負けてはいません。

浮島橋

浮島橋679285

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さらに上流に行って、浮島にかかる「浮島橋」を渡ります。

千畳敷

千畳敷679291

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浮島橋の眼下には、広い川床「千畳敷」がひろがっています。川の浸食が進んで勾配が緩くなったことで、川床ではなく両岸が削られてこのような地形になっています。

浮島観音堂

浮島観音堂679294

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浮島にある浮島観音堂には、左甚五郎作と伝えられる木造如意輪観音像が祀られています。
この観音様に「願いごま」を奉納すると、願いが叶うといわれています。

吹割橋

吹割橋679305

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ここから先は結構歩くことになりますが、時間と体力に余裕のある人はぜひ行ってみましょう。
浮島橋より長い吹割橋を渡って、対岸へ行きます。

吹割橋679306

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吹割橋を渡りきったら、緑豊かな散策路「詩の小道」をひたすら進みます。

第一観瀑台

第一観瀑台679315

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吹割の滝を上から観ることができます。滝口(水が落ち始めるところ)が複雑な線を描いており、間近で見るのとはまた違った迫力がありますね。

第三観瀑台

第三観瀑台679317

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第三観瀑台からは、鱒飛の滝がよく見えます。
第三観瀑台付近には、松尾芭蕉の句碑「桟(かけはし)や命をからむ蔦かつら」があります。

第三観瀑台679323

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遊歩道が終わって吹割大橋のたもとに出ると、朱塗りの十二坐神社(十二様)があります。

最後に吹割大橋からの眺めを堪能

吹割大橋から眺める片品渓谷のすばらしさも、忘れずに目に焼き付けておきましょう。

まとめ

いかがでしたか?本家のナイアガラより規模こそ小さいものの、吹割の滝の間近で感じられる轟音のダイナミックさと水しぶきの心地よさはぜひ体験してみたいですね。橋を渡って観瀑台方面に行く方は、スニーカーなど歩きやすい靴で行くことをオススメします。

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