平泉に来たらやっぱり食べたい世界遺産の味!平泉グルメのご紹介♪

平泉に来たらやっぱり食べたい世界遺産の味!平泉グルメのご紹介♪

かつて奥州藤原氏の都として栄えた平泉は、2011年(平成23年)「平泉―仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群―」の名で、ユネスコの世界文化遺産に登録されました。今や東北随一の観光地となった平泉。中尊寺、毛越寺を中心とした浄土の世界に触れるスポットを静かにめぐりながらも、やはり平泉のグルメも気になるのが旅行の醍醐味、人情というもの。今回は、中尊寺、毛越寺をおさらいしながら、平泉ならではのグルメを味わえるお店をピックアップしてご紹介していきます。

2016年07月20日

世界遺産「平泉」のおさらい

世界遺産「平泉」のおさらい677367

出典:

世界遺産・平泉の玄関口「平泉駅」。ここから毛越寺まで徒歩10分です。

平泉の世界文化遺産は、「中尊寺」「毛越寺」「観自在王院跡(かんじざいおういんあと)」「無量光院跡(むりょうこういんあと)」「金鶏山(きんけいざん)」の5件の遺産で構成されています。このうち「毛越寺」と「観自在王院跡」は隣接していますので、観光地としては一か所と考えていいでしょう。また「金鶏山」は標高98.6mのちょっとした丘で、観光としては特に見どころのない風景ですので、やっぱり「中尊寺」&「毛越寺」を巡るコースがおすすめになります。

静かに輝く金色堂に夢の跡を感じる「中尊寺」

静かに輝く金色堂に夢の跡を感じる「中尊寺」677385

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中尊寺を象徴する風景、金色堂(覆堂)です。金色堂はこの覆堂の中にありますが、中は撮影禁止なんですね。残念ですが、是非ご自分の目で金色堂を拝観してください。

平泉を訪れた俳聖・松尾芭蕉は、次の句を読みました。「夏草や 兵どもが 夢の跡」「五月雨の 降り残してや 光堂」…光堂とは金色堂のこと。あらゆるものを朽ちさせ、洗い流してく五月雨も、この美しい光堂は残してくれたのだ、と読まれてからさらに時を経て、今日なお美しさを保っています。
静かに輝く金色堂に夢の跡を感じる「中尊寺」677434

出典:

こちらは「金色堂旧覆堂」です。鎌倉・室町の昔から金色堂を守ってきた旧覆堂は、昭和38年の新覆堂建設にともない、役割を終えて今に残っています。

静かに輝く金色堂に夢の跡を感じる「中尊寺」677450

出典:

こちらは「弁慶堂」です。奥州平泉といえば、源義経と武蔵坊弁慶が逃れて最後を遂げた場所としても有名ですね。このお堂の中には弁慶と義経の木像が安置されています。歴史ファンならこちらも要チェックです。

静かに輝く金色堂に夢の跡を感じる「中尊寺」677465

出典:

参道を静かに歩いているだけで、魂が洗われる思いがします。心を癒やすヒーリングスポットとしても、おすすめです。

静かに輝く金色堂に夢の跡を感じる「中尊寺」677469

出典:

世界文化遺産・平泉のキーワード「浄土思想」…私も詳しいことはわかりませんが、池に浮かぶ蓮の花を見ていると、なんとなく浄土的な風情を感じます…「蜘蛛の糸」の影響でしょうか?

水面に映る緑と空のコントラスト、「毛越寺」の浄土庭園

水面に映る緑と空のコントラスト、「毛越寺」の浄土庭園677505

出典:

小川のせせらぎ、芝生の緑、木々の佇まい…四季折々で姿を変えながら悠久の時を経てきた浄土庭園です。

平安時代に創建された毛越寺は大火焼失後、奥州藤原氏によって再建されたそうです。中世の歴史書『吾妻鏡』によれば「堂塔四十余宇、禅房五百余宇」があり、当時は中尊寺をしのぐ規模で、その荘厳さは『吾妻鏡』に「吾朝無双」(我が国に二つとない)と評されています。奥州藤原氏によって栄えた平泉は、京都に匹敵する「もう一つの都」であったとも言われています。今では自然豊かな庭園が広がる空間ですが、この光景もまた「兵どもが夢の跡」を象徴しています。
水面に映る緑と空のコントラスト、「毛越寺」の浄土庭園677509

出典:

庭園内でもひときわ美しい光景と人気の「出島石組と池中立石」。池の中に配置された石の群れに、何らかの意味を感じ取りたくなる光景です。

水面に映る緑と空のコントラスト、「毛越寺」の浄土庭園677516

出典:chancoさんの投稿

毛越寺本堂。平成元年に建立された新しい本堂ですが、中に安置されているご本尊、薬師如来は、平安時代の作だそうです。

水面に映る緑と空のコントラスト、「毛越寺」の浄土庭園677520

出典:SGMさんの投稿

新緑の季節や雪景色も風情がありますが、やはり紅葉の時期は際立った美しさを浄土庭園の水面に映してくれます。

世界遺産のお味はいかに!?平泉グルメのご紹介

世界遺産のお味はいかに!?平泉グルメのご紹介677536

出典:

平泉駅の中にある「観光案内所」。ここでパンフレットをもらうもよし、案内の方にあれこれ聞いてみるのもいいですね。

中尊寺と毛越寺を巡って心清らかになった後は、胃袋を満たす番ですよね!ということで、さっそく平泉グルメへ出発しましょう!

中尊寺境内で食べるわんこそば体験!「そば処義家」

「そば処義家」外観 677202 外観

出典:み~ゃんさんの投稿

中尊寺境内、参道の途中にある風情満点の店舗です。

中尊寺は参道入口前に各種お土産屋、食事処などが集まっていますが、「そば処義家」さんは中尊寺境内・参道の途中にあります。お店の外観も昭和を通り越して江戸チック、海外の観光客が喜びそうな和風です。のれんに「わんこそば」とある通り、ここでは岩手名物「わんこそば」を食べることができます。とはいっても、大会みたいに次々そばを盛られるスタイルではなく、あらかじめ小分けにされたそばが運ばれてきて、自分のペースでゆっくり楽しむことができます。容赦なく盛られる大会スタイルもいいのですが、気軽に「わんこそば」体験をしてみたい方におすすめです。
「そば処義家」料理 676621

出典:マロ87さんの投稿

お椀に小分けされた「わんこそば」自分のペースでイベント気分が味わえます。まずはそばの味を純粋に味わってから、各種薬味で味の組み合わせも楽しめます。

「そば処義家」料理 676622 食べ終わったお椀

出典:Emilie105さんの投稿

やっぱり食べたお椀はこうして重ねたいですよね。

「そば処義家」料理 677231 天ぷらざる蕎麦

出典:近江さんの投稿

こちらは「天ざるそば」。温かいそば、冷たいそばの通常メニューも揃っています。

そば処義家の詳細情報

そば処義家

平泉 / そば、うどん

住所
岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関43
営業時間
10:30~15:30 ※おそばはなくなり次第終了
定休日
無休(悪天候など、やむを得ない場合のみ休業)
平均予算
  • ¥1,000~¥1,999

データ提供

中尊寺境内の奥にあるモダンなカフェ&レストラン「かんざん亭」

「かんざん亭」外観 677642

出典:oomimiさんの投稿

モダンな外観の「かんざん亭」は中尊寺境内を登った一番奥、白山神社の近くにあります。

こちらも中尊寺境内ですが、「かんざん亭」さんは店内にジャズが流れるカフェ&レストランです。そしてなにより絶好のロケーション!店から見る外の景色は、高所から平泉を眺めるパノラマビューが楽しめます。外の空気を感じられるテラス席で、平泉を眺めながら平泉グルメを味わう。こんな素敵な中尊寺体験もありますよ。おすすめは平泉でとれた自然薯を使ったそばやピザ。中尊寺であえてピザという選択肢も旅の思い出になるかもしれません。
「かんざん亭」その他 676631 テラスからの眺め

出典:のにのに50さんの投稿

テラスからの眺め。平泉一帯を眺望できます!

「かんざん亭」料理 676632 自然薯マルゲリータあっぷ!イタリアンカラーがキレイです♪

出典:ヒロ・ココットさんの投稿

平泉自然薯が味わえる「中尊寺自然薯マルゲリータ」中尊寺なのにイタリアンというギャップも含めて中尊寺グルメです。

「かんざん亭」料理 680273 自然薯入りティラミス♪

出典:ムーニー愛さんの投稿

こちらも自然薯の入った「自然薯入りティラミス」中尊寺で平泉自然薯のイタリアンスイーツを食べる…ジンギスカンになった(という俗説もある)義経もビックリです。

かんざん亭の詳細情報

かんざん亭

平泉 / そば、喫茶店、甘味処

住所
岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関202
営業時間
10:00~16:00
定休日
年中無休
平均予算
  • ~¥999

データ提供

元祖平泉わんこそばの店「駅前芭蕉館」

「駅前芭蕉館」外観 678201

出典:

「駅前芭蕉館」さんは文字通り平泉駅すぐそば、駅から出ると風情ある店舗と看板がすぐ見えます。

中尊寺境内にある「そば処義家」でもあった、あらかじめお椀に盛って出すスタイルのわんこそば。実は「盛り出し式」といって平泉わんこそばのスタイルになっているとか。その「盛り出し式平泉わんこそば」元祖の店が、こちら「駅前芭蕉館」さんです。平泉駅のすぐそばですから、鉄道で訪れた観光客の方が行き帰りに気軽に立ち寄れますね。
「駅前芭蕉館」料理 677180

出典:オカデンチさんの投稿

盛り出し式が平泉流の「わんこそば」。一口程度の小盛りそば、そのお椀がずらっと並ぶ様は見た目にも盛り上がりますね。

「駅前芭蕉館」料理 677181

出典:オカデンチさんの投稿

いくらや山かけまぐろなど、贅沢な薬味。本格わんこそばの薬味はもっとシンプルなものですが、これも「平泉わんこそば」ならではの魅力。

「駅前芭蕉館」料理 678233

出典:natchan72さんの投稿

そばに薬味のいくらをのせた状態。様々な薬味をのせて、つるっと食べる。次はどの薬味をのせようか…とゆっくり楽しみながら食べるのが「盛り出し式」ですね。

駅前芭蕉館の詳細情報

駅前芭蕉館

平泉 / そば、天ぷら、懐石・会席料理

住所
岩手県西磐井郡平泉町平泉泉屋82
営業時間
10:00~17:00
定休日
不定休
平均予算
  • ¥1,000~¥1,999

データ提供

「松栄堂 弁慶園」で弁慶餅をガブリ!

「松栄堂 弁慶園」外観 678267

出典:axis greenさんの投稿

「松栄堂(しょうえいどう) 弁慶園」さんは中尊寺境内、参道の中腹にあります。

奥州平泉の主役といえば、三代にわたって平泉文化を築いた藤原氏…と言いたいところですが、やはり源義経と武蔵坊弁慶の人気の強さは平泉観光でも各所で感じます。そんな弁慶の名を冠した「弁慶餅」を食べられるお店が「松栄堂 弁慶園」さんです。
「松栄堂 弁慶園」料理 677187 弁慶餅200円

出典:axis greenさんの投稿

これが弁慶餅。素朴な味わいですが、そこは餅文化盛んな磐井地方の餅。くるみの入った餅と味噌ベースの甘塩っぱいタレで表現された弁慶の味、中尊寺の小休憩にぜひご賞味ください。

「松栄堂 弁慶園」料理 677188

出典:ΨあやΨさんの投稿

店内では弁慶餅の実演も。焦げ目に食欲がそそられますね。

松栄堂 弁慶園の詳細情報

松栄堂 弁慶園

平泉 / 和菓子、甘味処

住所
岩手県西磐井郡平泉町平泉字衣関48
営業時間
9:00~16:30
定休日
[冬季] 全休 [冬季以外] 無休
平均予算
  • ~¥999

データ提供

素朴な平泉の味「千葉恵製菓」のかりんとうまんじゅう

「(有)千葉恵製菓」料理 678392

出典:一老太さんの投稿

味噌の風味と香ばしいくるみが人気の「くるみかりんとうまんじゅう」など、「千葉恵製菓(ちばけい・せいか)」さんの「かりんとうまんじゅう」は平泉各所のお土産コーナーで販売しています。

中尊寺・毛越寺や平泉駅などのお土産処にある様々な岩手・平泉名物。色々あって迷ってしまう方は「千葉恵製菓」さんのかりんとうまんじゅうなどいかがでしょうか?「かりんとうまんじゅう」「くるみかりんとうまんじゅう」「胡麻かりんとうまんじゅう」と3種類あります。
特製こがし蜜と厳選した小麦粉、つなぎに山芋を使用した生地でこしあんを 包み蒸し上げました。まんじゅうとして食しても美味しいまんじゅうに弊社オリジナル の魔法(製法)で仕上げたかりんとうまんじゅうです。

出典:かりんとうまんじゅうラインナップ | 千葉恵製菓

…ということで「オリジナルの魔法(製法)」が気になるところですが、このサイトにある「作り方」を見ると、蒸した後に「フライヤーで揚げて 表面をサクっと仕上げます」とあります。この「サクッと仕上げ」が魔法なのでしょうか?見た目は小粒で地味ですが、いい仕事をしている平泉産和スイーツです。
「(有)千葉恵製菓」料理 677195 トースターでカリッと

出典:つ・よ・き・ちさんの投稿

中の説明書きによると「トースターで2分ほど温め直すと作り立ての美味しさが再現できる」そうで、検索すると試してみた方の口コミで賑わっています。こんな魔法もあるのですね!

「(有)千葉恵製菓」料理 678483 切ってみました

出典:つ・よ・き・ちさんの投稿

かりんとう生地に包まれた中の餡を切って確認。薄皮もいいですが、このバランスが王道ですね。

(有)千葉恵製菓の詳細情報

(有)千葉恵製菓

平泉 / 和菓子

住所
岩手県西磐井郡平泉町平泉字佐野原59-3
営業時間
8:00~17:00(要事前連絡)
定休日
無休
平均予算
  • ~¥999
  • ~¥999

データ提供

いかがでしたか?

いかがでしたか?678511

出典:ろけっとんさんの投稿

中尊寺参道の両脇に茂る、悠久の森。この森を義経・弁慶一行や松尾芭蕉も見たのでしょうか。

世界文化遺産登録で国際的な観光地になった平泉。千年の流れの中で平泉が見た荘厳な文化はやがて動乱の時を迎え、今は静かに自然と調和しています。金色堂を除けば、そのたたずまいは驚くほど質朴な空間。そんな平泉のグルメも控え目な印象ですが、その中には凜とした心意気がありました。心静かに癒やされる、ヒーリングスポットと平泉グルメの旅、次のお休みにいかがでしょうか?

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