2016年07月22日
世界遺産の「石見銀山」と江戸時代の町並みが残る大森の町を歩こう
島根県大田市にある「石見銀山」。誰もが歴史の授業でその名を聞いたことがあるのではないでしょうか。「石見銀山遺跡とその文化的景観」として世界遺産に登録されています。実に400年もの間、世界有数の銀山として日本の発展を支えてきた石見銀山と、江戸時代の町並みをそのまま残す大森をご案内します。
石見銀山は、1526年に発見されて以来、1923年の休山まで約400年にわたって採掘されてきた日本を代表する鉱山遺跡です。大航海時代の16世紀、石見銀山は日本の銀鉱山としてヨーロッパ人に唯一知られた存在だったといいます。 16世紀半ばから17世紀前半の全盛期には、世界の産銀量の約3分の1を日本産の銀が占めていました。その大部分が石見銀山で産出されたものだったと考えられています。当時の日本にとっていかに重要な鉱山であったかがわかりますね。
世界遺産群をまわる前に「石見銀山世界遺産センター」で予備知識をいれておくともっと楽しくなりそうです。さらにガイドさんをつけるとより理解できるのでお勧めです。
石見銀山世界遺産センターは、「石見銀山」のエントランスとして、石見銀山の歴史や鉱山技術を分かりやすく解説しています。模型や映像、レプリカがたくさん展示されているので、見てわかる楽しい博物館になっています。
世界遺産 石見銀山大久保間歩一般公開限定ツアー ㈱石見観光
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石見銀山世界遺産センター(島根県大田市大森町) / Iwami Ginzan World Heritage Center(Shimane Pref, Japan)
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こちらは、山すその傾斜を利用して造られた明治時代の先端技術による精錬所の遺跡です。明治28年から巨額を投じて建造されたものの、わずか1年半で操業中止となりました。谷の斜面を利用した八段の石垣の高さは、なんと33メートル!間近で見ると圧倒される大きさです。
清水谷製錬所跡 − 石見銀山ウオーキングミュージアム(大田市観光サイト)
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現在唯一、一般に公開されている間歩です。龍源寺間歩(りゅうげんじまぶ)は、江戸時代の中頃に開発された代官所直営の坑道で、約600メートルあります。そのうち273メートルは一般に公開されているので、通り抜けることができます。
島根県:世界遺産室トップページ(トップ / 文化財課世界遺産室)
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石見銀山領の中心地でもあった、大森の町を散策しましょう。昔ながらの伝統的な町並みが保存されており、こちらも重要文化材に指定されています。
築100年の古民家を改造した「カフェ住留(ジュール)」。外観は純和風の古民家ながら、中に入るとジャズが流れているオシャレなカフェです。
Cafe 住留の詳細情報
Cafe 住留
大田市その他 / カフェ
- 住所
- 島根県大田市大森町ハ206
- 営業時間
- [月] 定休日 [火] 11:00 - 16:00 [水] 11:00 - 16:00 [木] 11:00 - 16:00 [金] 11:00 - 16:00 [土] 11:00 - 16:00 [日] 11:00 - 16:00 ■ 営業時間 ※閉店時間は前後する場合がございます ※夜は予約のみの営業 営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 ■ 定休日 月曜日(定休日以外にもお休みいただく場合がございます)
- 定休日
- 月曜日
- 平均予算
- ~¥999
広島駅から路線バス・石見銀山号で直接石見銀山世界遺産センターに行くことができます。または、JR山陰本線の大田市駅から、路線バスでも石見銀山世界遺産センターに到着します。