2016年07月27日

コロンとしたフォルムがかわいい♪周遊バスを使って賢く会津若松観光

コロンとしたフォルムがかわいい♪周遊バスを使って賢く会津若松観光

白虎隊や戊辰戦争にまつわる史跡や美味しいグルメスポットがたくさんある会津若松ですが、徒歩で巡るとなると時間がいくらあっても足りません。レンタサイクルやレンタカーなどもありますが、観光地を巡るのに便利な「まちなか周遊バス」を使って会津若松市内の観光スポットを巡ってみませんか?今回は「まちなか周遊バス」で行くおすすめの観光スポットをご紹介します。

「まちなか周遊バス」とは?

「まちなか周遊バス」とは?691852

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こちらは「ハイカラさん」。可愛いボンネットバスです。

「まちなか周遊バス」は会津若松駅から出ている路線バスです。運賃は、乗車1回につきどこまで行っても210円。30分間隔で運行されています。

「まちなか周遊バス」とは?692392

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真っ赤な車体が目を引く「あかべぇ」。

「まちなか周遊バス」のコースは2種類。会津若松駅から七日町、鶴ヶ城を経由して飯盛山に向かう「ハイカラさん」とその逆回りの「あかべぇ」です。「ハイカラさん」はレトロなボンネットバス、「あかべぇ」はコロンとした真っ赤な車体なので、遠くからでも目立ちます。

「まちなか周遊バス」を使って会津若松市を巡るなら、一日フリー乗車券はマストバイ。何度でも乗れて500円です。観光施設で割引も受けられるので、賢く利用しましょう。一日フリー乗車券は会津若松駅前バス案内所ほか市内の観光スポットでも購入することができます。詳しくは公式ホームページでチェックしてくださいね。

駅から「あかべぇ」で「飯盛山」へ

それでは、会津若松駅から「あかべぇ」を使って飯盛山を目指しましょう。飯盛山まではバスで約15分です。

駅から「あかべぇ」で「飯盛山」へ691863

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飯盛山下で降車したら、もう目の前は白虎隊の悲劇で有名な「飯盛山(いいもりやま)」です。「飯盛山」には「白虎隊士のお墓」や「白虎隊記念館」があります。

飯盛山の詳細情報

飯盛山

住所
福島県会津若松市一箕町八幡弁天下
アクセス
会津若松駅 バス 15分

駅から「あかべぇ」で「飯盛山」へ691864

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白虎隊ゆかりの史跡が多い飯盛山ですが、ぜひ一度登ってみたいのが「さざえ堂」。まるで貝のサザエのようなゴツゴツした外観の「さざえ堂」は、なんとも奇妙な構造をしています。

駅から「あかべぇ」で「飯盛山」へ691865

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一度来た道は二度と通ることができない二重螺旋の構造の建物は非常に珍しく、世界でも数えるほどしか現存していません。

駅から「あかべぇ」で「飯盛山」へ691866

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中は薄暗く、ミステリアスな雰囲気が漂っていますが、ぜひ実際に足を踏み入れてその不思議な構造を体験してみてください。

戊辰戦争の悲劇を知る「会津武家屋敷」

飯盛山下の停留所から再び「あかべぇ」に乗って、今度は「会津武家屋敷」を目指しましょう。会津武家屋敷には、戊辰戦争当時に家老を務めていた西郷頼母(さいごう・たのも)の屋敷が再現されています。

戊辰戦争の悲劇を知る「会津武家屋敷」691869

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会津の歴史を知ることができる資料館や、郷土玩具の「赤べこ」に絵付けのできるコーナーもありますよ。

武家屋敷の近くでお昼を食べたくなったら、「洋食家ふらいと」がおすすめです。アットホームな空間で、地元にもファンが多い名店です。

戊辰戦争の悲劇を知る「会津武家屋敷」691871

中でもオムライスはシンプルisベストの逸品。ふわふわの玉子と甘めのケチャップでまとめられたチキンライスは、何度でも食べたくなります。

洋食家ふらいとの詳細情報

洋食家ふらいと

会津若松、西若松、七日町 / ハンバーグ、パスタ、カレー

住所
福島県会津若松市東山町石山院内152-3
営業時間
[月]  11:00 - 20:40 [火]  11:00 - 20:40 [水]  11:00 - 20:40 [木]  定休日 [金]  11:00 - 20:40 [土]  11:00 - 20:40 [日]  11:00 - 20:40 ■ 定休日 木曜日(祝祭日除く)
定休日
木曜日
平均予算
  • ¥1,000~¥1,999
  • ¥1,000~¥1,999

会津藩の薬草園「御薬園」を訪ねる

会津藩の薬草園「御薬園」を訪ねる691874

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会津武家屋敷から「あかべぇ」に乗って、「御薬園(おやくえん)」を目指しましょう。御薬園入り口が最寄りの停留所です。

会津藩の薬草園「御薬園」を訪ねる691875

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「御薬園」は、会津藩の薬草園でした。園内のあちらこちらに植えられている植物の多くは、漢方薬などに使われる薬草です。四季折々の花に溢れる日本庭園で癒されてみてはいかがでしょうか。

会津若松のシンボルマーク「鶴ヶ城」

会津若松のシンボルマーク「鶴ヶ城」691880

「御薬園」から「あかべぇ」に乗って「鶴ヶ城」を目指しましょう。会津若松といえば鶴ヶ城は外せない観光スポットです。

会津若松のシンボルマーク「鶴ヶ城」691889

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遠くに雪を頂いた飯豊連峰が見えます。

天守閣内部は博物館になっており、貴重な資料を見ることができます。最上層からは会津若松市内が一望できるだけでなく、天気が良ければ遠くの飯豊(いいで)連峰や磐梯山も見ることができますよ!

レトロな街並みの「七日町」を歩く

レトロな街並みの「七日町」を歩く691893

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七日町駅にはカフェが併設されています

「鶴ヶ城」を後にして、「七日町」に繰り出しましょう。七日町はレトロな街並みが特徴のエリアで、おしゃれな雑貨やお土産を買うのに絶好の場所です。

「七日町」を訪れたら、「阿弥陀寺」も訪れてみてください。新選組隊士・斎藤一さんのお墓があります。それだけでなく、「御三階(おさんがい)」という不思議な建物も。

レトロな街並みの「七日町」を歩く691896

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一見すると3階建ての御三階ですが、実は中は4層になっており、秘密の部屋があるのです。昔はその秘密の部屋で重要な話し合いなどをしたと言われています。もとは鶴ヶ城にあったものを、戊辰戦争の後に阿弥陀寺に移築しました。

レトロな街並みの「七日町」を歩く691900

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戊辰戦争で阿弥陀寺の本堂が焼けてしまったので、その本堂の代わりとするためです。敷地内には、戊辰戦争で無くなった人々が埋葬されている東軍墓地もあります。

「まちなか周遊バス」で賢く散策

いかがでしたか? 30分ごとに運行されている「まちなか周遊バス」はとても便利で、会津若松を散策するならぜひ利用したいもの。

市内の有名な建物をライトアップする「まちなかライトアップ」に合わせて、期間限定での夜間運行も行っているので要チェックです。

「ハイカラさん」と「あかべぇ」を上手に使って、会津若松を隅から隅まで楽しんでみてはいかがでしょうか。

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