2016年07月28日
真田幸村に思いを馳せる。信州上田&京都の老舗グルメ8選
2016年のNHK大河ドラマ「真田丸」。主人公は、堺雅人さん演じる真田幸村(信繁)です。真田家の本拠地であった長野県上田市の老舗そば店や、幸村が豊臣秀吉に仕えていた時代から今なお続く京都の老舗菓子などをご紹介いたします。真田幸村も食べていたかもしれない歴史ある料理を楽しみながら、幸村に思いを馳せてみませんか?
真田幸村ファンには言わずもがなですが、信州上田は真田家の本拠地でした。真田家にちなんだ、上田ならではの料理をまずご紹介します。
上田城のすぐ近くにあるお店「千本桜」。こちらのお店では、真田の六文銭をあしらった「六文銭そば」が食べられます。大きなかき揚げに六文銭が描かれており、これはちくわの輪切りを六文銭に見立てています。そばの実の殻の部分を限界まで細かくしたことで、さらさらとした食感が楽しめるように。信州の上田では、天正2年(1574年)には、今のようなひも状に切ったそばを食べていたそうです。真田幸村もきっと食べていたことでしょう。
千本桜の詳細情報
千本桜
上田 / そば、郷土料理、日本料理
- 住所
- 長野県上田市大手2-8-4
- 営業時間
- [月] 11:00 - 15:00 [火] 11:00 - 15:00 [水] 11:00 - 15:00 [木] 11:00 - 15:00 [金] 11:00 - 15:00 [土] 11:00 - 15:00 [日] 11:00 - 15:00 ■ 定休日 無休(年末・年始を除く)
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
「刀屋」は、食通で知られた作家・池波正太郎が「真田太平記」を執筆中、上田を訪れるごとに食べに来ていたことでも知られたお店です。名物の「真田そば」は、みそで食べる田舎そばです。実は今のようなひも状のそばは、幸村たちの時代まではみそを絞った汁につけて食べていました。現代のそばつゆは、江戸で濃い口醤油が作られてから広がっていったと言われています。
刀屋の詳細情報
刀屋
上田 / そば
- 住所
- 長野県上田市中央2-13-23
- 営業時間
- [月] 11:00 - 18:00 [火] 11:00 - 18:00 [水] 11:00 - 18:00 [木] 11:00 - 18:00 [金] 11:00 - 18:00 [土] 11:00 - 18:00 [日] 定休日
- 定休日
- 日曜日
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
- ¥1,000~¥1,999
「鯉西つけば」の“つけば料理”とは、ウグイ(ハヤ)やアユを塩焼きや唐揚げなどでいただく野趣に富んだ川魚料理です。その場で、焼きたてが食べられます。海のない上田では、幸村も川魚をとっては塩焼きにして食べていたことでしょう。その気分をここで味わえます。また、千曲川の景観と涼しい川風も風情があります。
鯉西 つけば小屋の詳細情報
鯉西 つけば小屋
上田、城下 / 郷土料理、うなぎ、日本料理
- 住所
- 長野県上田市常田1-5
- 営業時間
- [月] 11:00 - 21:00 [火] 11:00 - 21:00 [水] 11:00 - 21:00 [木] 11:00 - 21:00 [金] 11:00 - 21:00 [土] 11:00 - 21:00 [日] 11:00 - 21:00 ■ 営業時間 ※季節営業:4月下旬~10月下旬 ※ご来店前に電話にてご予約いただけるとスムーズです。 ■ 定休日 無休(営業期間:4月下旬~10月下旬)
- 平均予算
- ¥4,000~¥4,999
「信州上田真田丸大河ドラマ館」は、真田家の本拠地だった上田城の敷地の中に期間限定でオープンしました。一番最初にご紹介した「千本桜」からすぐの場所ですので、おそばを食べる前か、食べた後に立ち寄ってみましょう。大河ドラマ「真田丸」で使ったセットや、小道具などが展示されています。
信州上田真田丸大河ドラマ館の詳細情報
信州上田真田丸大河ドラマ館
- 住所
- 長野県上田市二の丸1-2(上田城跡公園内)
- アクセス
- 1) 上田菅平ICから車で15分 2) JR北陸新幹線上田駅からバス又はタクシーで5分
- 営業時間
- 9:00〜17:00
- 定休日
- 無休
- 料金
- 大人600円 小中学生300円
豊臣秀吉に気に入られた真田幸村は、側近として秀吉のそばに仕え、秀吉が京都に建てた聚楽第(じゅらくてい)にもお供しておりました。その時代は、和菓子は京の都が最上の品質で知られており、実は現在においてもその味を楽しむことができるのです。幸村が生きていた時代から人気の老舗グルメをご紹介いたします。
「川端道喜」は、室町時代から御所にお菓子を納めていた歴史あるお店です。「羊羹ちまき」はくず粉とこし餡で作られていて、食感は羊羹というよりくず餅に近い一品。上質の笹で包まれていて、笹の香りがさわやかです。「川端道喜」の和菓子は、月ごとに店頭の商品が変わります。人気店ですので完全予約制となっています。
川端道喜の詳細情報
川端道喜
北山、松ケ崎 / 和菓子、スイーツ
- 住所
- 京都府京都市左京区下鴨南野々神町2-12
- 営業時間
- [月] 09:30 - 17:30 [火] 09:30 - 17:30 [水] 定休日 [木] 09:30 - 17:30 [金] 09:30 - 17:30 [土] 09:30 - 17:30 [日] 09:30 - 17:30
- 定休日
- 水曜日
- 平均予算
- ¥4,000~¥4,999
「長五郎餅」は、天正15(1587)年の太閤秀吉殿下が開催した北野大茶会の際、太閤殿下に献上したことで知られています。その際、「長五郎餅」という名前を秀吉がつけたとも言われています。天正年間から400年以上も愛され続けている一品です。薄い餅皮に、こし餡を包んでいます。
長五郎餅本舗 本店の詳細情報
長五郎餅本舗 本店
北野白梅町 / 甘味処、和菓子
- 住所
- 京都府京都市上京区滝ケ鼻町430
- 営業時間
- [月] 09:00 - 17:00 [火] 09:00 - 17:00 [水] 09:00 - 17:00 [木] 定休日 [金] 09:00 - 17:00 [土] 09:00 - 17:00 [日] 09:00 - 17:00
- 定休日
- 木曜日
- 平均予算
- ~¥999
「松風」の歴史は、織田信長の時代に始まります。信長の石山本願寺攻めの際、籠城していた人たちの兵糧として作られたのが始まりなのです。信長との和睦の後、顕如上人が「松風」と名づけたと言われています。サクサクとした食感と甘さは、食べ始めるとやめられなくなります。
亀屋陸奥の詳細情報
亀屋陸奥
京都、五条(京都市営)、梅小路京都西 / 和菓子
- 住所
- 京都府京都市下京区西中筋通七条上ル菱屋町153
- 営業時間
- [月] 08:30 - 17:00 [火] 08:30 - 17:00 [水] 定休日 [木] 08:30 - 17:00 [金] 08:30 - 17:00 [土] 08:30 - 17:00 [日] 08:30 - 17:00 ■ 定休日 1月1~3日
- 定休日
- 水曜日
- 平均予算
- ~¥999
長保2年(西暦1000年)創業から今も続く、まさに歴史遺産といえる「一文字和輔」。「あぶり餅」とは、一口サイズの餅にきな粉をまぶして炭火であぶったもの。あぶったら、甘い白味噌のタレをたっぷりとくぐらせて出来上がりとなります。平安時代から、今も今宮神社の参道の名物です。歴史上の人物たちも、みんな一度は「あぶり餅」を食べたのではないでしょうか。
一和 一文字屋 和輔の詳細情報
一和 一文字屋 和輔
北大路、鞍馬口 / 和菓子、甘味処
- 住所
- 京都府京都市北区紫野今宮町69
- 営業時間
- [月] 10:00 - 17:00 [火] 10:00 - 17:00 [水] 定休日 [木] 10:00 - 17:00 [金] 10:00 - 17:00 [土] 10:00 - 17:00 [日] 10:00 - 17:00 ■ 定休日 水曜(※1日、15日、祝日が水曜の場合は営業し、翌日休業)年末など長期休業もあるので要注意
- 定休日
- 水曜日
- 平均予算
- ~¥999
- ~¥999
「山ばな平八茶屋」は、安土桃山時代にこの地で創業しました。当時から有名なのは「麦飯とろろ汁」です。今でも当時のままのこだわりの「麦飯とろろ汁」がいただけます。さらにここでは、真田幸村たちの生きていた頃に完成された公的な行事の席での食事「本膳料理」を味わうことができ、当時の食事の雰囲気を楽しめます。
山ばな平八茶屋の詳細情報
山ばな平八茶屋
修学院、宝ケ池 / 日本料理、料理旅館
- 住所
- 京都府京都市左京区山端川岸町8-1
- 営業時間
- [月] 11:30 - 15:00 17:00 - 21:30 [火] 11:30 - 15:00 17:00 - 21:30 [水] 定休日 [木] 11:30 - 15:00 17:00 - 21:30 [金] 11:30 - 15:00 17:00 - 21:30 [土] 11:30 - 15:00 17:00 - 21:30 [日] 11:30 - 15:00 17:00 - 21:30 ■ 営業時間 お食事 昼:入店13:30まで 夕:入店19:00まで ご宿泊 チェックイン 16:00~19:00 チェックアウト 翌朝 10:00 ■ 定休日 他
- 定休日
- 水曜日
- 平均予算
- ¥4,000~¥4,999
- ¥15,000~¥19,999
真田幸村ゆかりのグルメや、幸村が生きた時代から続く老舗グルメをご紹介いたしました。信州上田や、京都を旅行する際には、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?