2016年10月07日
茨城県にある、驚きの開運パワースポット!関東の東を護る「鹿島神宮」
茨城県鹿嶋市にある『鹿島神宮』は、全国約600社ある「鹿島神社」の総本社で関東最古の神社です。神武天皇の御代にまでさかのぼる歴史を持ち。千葉県香取市の香取神宮、茨城県神栖市の息栖神社とともに東国三社の一社に数えられます。今回はそんな鹿島神宮の見所をご紹介いたします。
『鹿島神宮』は茨城県鹿嶋市宮中にある神社です。全国各地に鎮座する「鹿島神社」の総本山です。奈良時代初期に書かれた常陸国(現在の茨城県にあたる)の地誌「常陸国風土記(ひたちのくにふどき)」にもその名前が登場するほどの、歴史ある神社でもあります。東国随一の古社東国随一の古社で、鹿島神宮の創建の歴史は、神話の時代の初代神武天皇の御代にまでさかのぼります。古代には朝廷の平定神として、また藤原氏からは氏神として崇敬された神社です。
鹿島神宮の由緒『鹿島宮社例伝記』によると、鹿島神宮の創建は神武天皇元年(紀元前660年)といわれています。つまり日本の創建の歴史と同じだけの歴史をうけつぎながら現在に至る、古社中の古社というわけです。
鹿島神宮の敷地は広く、東京ドーム約15個分に及ぶ境内地には県内随一の常緑照葉樹林が広がり、茨城県指定の天然記念物に指定されています。樹々の種類は600種以上に及び、生育南限と北限の植物が混ざって生育しているのが大きな特徴です。
鹿島神宮のご祭神は「武甕槌大神(たけみかつちのおおかみ/たけみかづちのおおかみ)」の一柱をお祀りしています。日本の建国神話においては伊邪那岐命(いざなぎのみこと)が火神・軻遇突智(カグツチ)の首を首を切り落としたときに使った剣(十束剣「天之尾羽張(アメノオハバリ)」)の根元についた血が、岩に飛び散って生まれた三神のうち一柱であるといわれています。武甕槌大神は雷神かつ剣の神とされています。
また、鹿島神宮の主神として祀られていることから鹿島神(かしまのかみ)とも呼ばれることがあります。
「摂社 高房社」にお祀りされているのは建葉槌神(たけはつちのみこと)です。鹿島神宮のご祭神である武甕槌大神(たけみかつちのおおかみ)による葦原中国平定に最後まで服従しなかった天香香背男(あめのかがせお)を抑えるのに貢献した神様です。
鹿島神宮では古くから、高房社を最初に参拝してから本宮を参拝するという習わしがあります。
鹿島神宮七不思議にも登場する「要石」がこちら。境内の東方に位置する場所にあり、霊石と伝わっています。日本では古来から地震は地中に潜む大鯰が暴れておきるものだという考え方があり、要石はその大鯰を押さえつける地震からの守り神として信仰されてきました。
御手洗池(みたらしいけ)は鹿島神宮境内の東方に位置する神池です。古くは潔斎(けっさい)に利用されたと考えられている湧き水で、こちらも鹿島神宮七不思議のひとつに数えられていて、この池は大人が入った場合でも子供が入った場合でも、その水深は乳の高さを越えないといわれています。
御手洗池は神様の運気をいただくことのできるご霊水です。ご本殿を参拝した後は、御手洗池でゆったりと気持ちを落ち着けてくつろぎましょう。日常の悩みを吹き飛ばしてくれます。
すぐそばで霊水を無料で汲むことができるので、容器を持っていけば霊水を持ち帰ることが可能です。容器を忘れた人は池の隣にある茶屋「一休」で空のペットボトルを購入することができます。ほかにも、霊水を使った抹茶や焼きだんごがいただけます。
境外にある鹿島神宮の所有地・高天原で湧出した水の行方がたどれなくなるといわれています。
藤の花が多く咲く年は豊作、少ない年は凶作といわれています。
鹿島神宮の松は何度伐っても芽が出てきて、枯れることがないといわれています。
鹿島神宮の松で作った箸からは松の脂が出ないといわれています。
鹿島神宮では鹿を神の使いとし、“神鹿”と呼んでいます。そのため境内には神鹿のいる「鹿園」があり、20頭ほどの鹿たちが神様の使いとして飼育されています。本殿から奥社へと続く奥参道の途中に「鹿園」があります。
『宝物館』(入館料が必要)では国宝、重要文化財、茨城県指定文化財、御神宝の数々を収蔵展示しています。とくに国宝の日本最古最大の「直刀(金銅黒漆平文拵・附刀唐櫃)」をはじめとした貴重な品々を見ることができます。
鹿島神宮の御朱印帳は、神宮の楼門を刺繍したものやお正月限定で配布される木製御朱印帳、全国の一之宮を巡る御朱印帳(一之宮朱印帳)や相川七瀬とコラボレーションしたオリジナルの御朱印帳など種類が豊富です。
オリンピック選手の中で、このおみくじを持っていると勝てると流行してたともいわれる「鹿島の帯占い」。お願いごとをしてから、出ている4本をそれぞれ結び合わせ2組の帯(輪)にします。どの紐を結び合わせるかによって完成する帯の形が違い、帯を取り出した時の形によって願いが叶うかどうか分かるといわれています。帯は鹿島神宮のお守りと一緒に持ち歩くとご利益も倍増するということです。
鹿島神宮では年間を通して約90の祭典が執り行われています。また祭神・武甕槌大神(武道の神様)にちなんで、武道にまつわる催しや鹿島神宮ならではの年中行事が行われています。
1月7日 中祭「白馬祭」、3月9日 大祭「祭頭祭」など。
毎年5月1日には奥参道にて流鏑馬神事が執り行われます。
神話の時代からの歴史を持つ『鹿島神宮』は武の神様が祀られ、勝負事にご利益がある神社です。かわいい鹿を眺めたり、国宝を見学したりと一日楽しむ事ができる場所でもあるので、ぜひ一度お参りに出かけてみてはいかがでしょう。
鹿島神宮 | 常陸国一之宮
安全性、情報の更新性の観点から外部サイトのURLを削除しております。