
那須「モンゴリアビレッジ テンゲル」 でゲルの暮らしをプチ体験♪
「海外旅行に行きたいけれど時間もお金もない!」という方や「国内旅行でいつもとはちょっと違った体験がしてみたい」という方、日本にいながらモンゴルの遊牧民の住居「ゲル」に泊まれるこちらの施設はいかがでしょうか?敷地に1歩入れば、そこはもう異国!ゲルがどんな住まいなのか少しだけ事前勉強してから、宿泊施設「モンゴリアビレッジ テンゲル」でゲル体験しちゃいましょう♪
2016年12月16日
ゲルってどんなもの?
モンゴルの遊牧民の移動式住居で、中国ではパオ、トルコではユルトと呼ばれています。ラクダの腱や木で作った骨組みに、羊の毛で作ったフェルトをかぶせたもので、厳しい自然の中で暮らす工夫がたくさん詰まったとってもエコな住まいなんです。
どうやって暮らしているの?
モンゴルの気候はとても過酷で、夏の昼間には30℃近くまで気温が上がり、一方で冬はマイナス30℃(ところによってはマイナス40℃)になることも!そのため、ゲルにはトーノという天窓が付いていて、夏はこれを開放することで風を通し、冬はトーノからストーブの煙突を出して喚起をします。その他にも、床材の下に家畜の糞をまいたり、建物にフェルトを何枚もかぶせて家に重ね着をさせることで寒さをしのいでいるんですよ。
どのくらいで組みたてられる?
ゲルの総重量は250~300kgあるため、たいそうな重労働で1日めいっぱいかけてゲルを作るかと思いきや、大人2~3人で2時間もあれば組み立てられるそう。解体にかかる時間も1時間半ほどで、移動の際はいくつかのパーツに分解して運びます。昔は、ラクダや牛などに乗せて運んでいましたが、現在ではトラックで運ぶことが多いようです。
ゲルの室内
一般的な住居用のゲルは直径4.5~6.5mくらいで意外と広く感じます。入り口を入って正面には彼らが信仰するモンゴル仏教の祭壇が用意されます。一つのゲルに一つの核家族が住み、その他の家族が同居する際にはゲルを増やすのが一般的です。
ゲルのお約束
ゲルには、座る位置にルールがあるんですよ。モンゴルが行く機会があるかもしれないので覚えておきましょう!入って右側が「女性の座」とされ、女性と子どもが座り、調理道具や茶碗などが置かれます。一方、左側が「男性の座」で、なかでも一番奥が上座になり年配の人が座ります。お客様は男性の座に通されるのが一般的です。
ゲルのことがちょっと分かったところで、実際にゲルに泊まっちゃいましょう!栃木県の那須にある「モンゴリアビレッジ テンゲル」でゲル体験です。
日本にいながらゲル体験!「モンゴリアビレッジ テンゲル」
「モンゴリアビレッジ テンゲル」は、栃木県の那須にある宿泊施設。18,795㎡の敷地にモンゴルから直輸入した27棟のゲルが並びます。ゲルに泊まれるのはもちろん、さまざまな体験メニューがあるのも魅力で、家族連れやグループ、小学校の課外授業の宿泊先としても人気です。
ゲルの中もまさにモンゴル
ゲルの他にもこんなモンゴル体験!
デールを着てみる♪
馬頭琴の音色に感動!
草原のような真っ暗闇を体験
夜の30分間、トイレとフロント棟以外の明かりがすべて消灯され、あたり一面が真っ暗になります。那須の大自然に広がるまばゆい星空を堪能できるひと時。特に11月~3月頃の寒い時期はたくさんの星を見ることができておすすめです。まるでモンゴルの草原にいるかのような気分になれるかも!?
焚き木を囲んで焼きマシュマロやホットワイン♪
ゲルの組みたて体験
夕食は黒毛和牛のバーベキュー、お風呂は天然温泉♪
モンゴル体験をするための道のりは?
■車の場合
東北自動車道那須ICから「那須ステンドグラス美術館」を目標に15分です。
■電車の場合
JR那須塩原駅または黒磯駅下車。バスで那須湯本または大丸温泉行きに乗り「友愛の森」下車。バス停からは送迎があります(宿泊日の3日前までに要予約)。
東北自動車道那須ICから「那須ステンドグラス美術館」を目標に15分です。
■電車の場合
JR那須塩原駅または黒磯駅下車。バスで那須湯本または大丸温泉行きに乗り「友愛の森」下車。バス停からは送迎があります(宿泊日の3日前までに要予約)。
いつもとはちょっと違った滞在を楽しんで
いかがでしたか?
モンゴリアビレッジ テンゲルでの滞在は、きっと思い出に残るものになるでしょう。ぜひ1度、体験してみてくださいね。
モンゴリアビレッジ テンゲルでの滞在は、きっと思い出に残るものになるでしょう。ぜひ1度、体験してみてくださいね。