女子の”好き”がいっぱい！山形観光のおすすめ人気スポット20選

出典：福助ちゃんさんの投稿

山形県は、さくらんぼの収穫量日本一の圧倒的なシェアを誇る県。別名『さくらんぼ県』ともいわれています。さらに、山形県は日本海にも面しているので、フルーツだけでなく新鮮なお魚が豊富なのも特徴。その他にも、高級和牛の”米沢牛”や名物の『芋煮会』などご当地グルメがとても豊かな県なのです。また、全市町村から温泉が湧き出る珍しい県でもあり、県内には90もの温泉地がある”温泉王国”。フルーツに、美味しいグルメ、温泉、歴史スポットや絶景スポットまであります。日々の疲れを癒したいなら、なんでもまるごと楽しめる山形に旅してみては？

出典：ＫＩＺさんの投稿

山形県は、楽しい女子旅をするには持ってこいの目的地。とはいっても、広い山形県。初めての山形旅行では、どこへ行けばよいのか迷うはず。そんな女性たちのために、山形観光で人気のスポットをエリア別にご紹介していきますね。

出典：ルナさんの投稿

貞観2年（860）に慈覚大師円仁が開いた立石寺。山肌にたくさんのお堂が集合する眺めから「山寺」の愛称で広く知られており、山形の観光名所の顔です。誰もが知る芭蕉の句「しずかさや岩にしみ入る蝉の声」はここ山寺で生まれました。現在こそたくさんの信徒や観光客でにぎわう山寺ですが、芭蕉がこの地をたずねた当時は、深い山の中に佇む静寂の世界だったことでしょう。

出典：わこーさんの投稿

山門前のお店で名物の「力こんにゃく」を食べたら、いざ出発。展望台のある五大堂からの眺めが心も身体もリフレッシュさせてくれます。

出典：rabaoさんの投稿

天童市の中心部にある舞鶴山は、町のシンボル的存在。山全体が、「天童公園」となっていて市民の憩いの公園として親しまれています。舞鶴山は桜の名所として有名で、春になると約2,000本の桜の下で『天童桜まつり』が行われます。『天童桜まつり』の名物といえば、例年プロの棋士を招いて名勝負を展開する「人間将棋」。これは両軍にわかれた武将の戦を将棋の対戦になぞらえた面白いイベントです。棋士の号令に従って、鎧を身につけた「人間駒」が動きます。山形県天童市といえば、将棋の駒の産地として有名ですからね。

出典：rabaoさんの投稿

会場は2,000本の桜が満開をむかえる舞鶴山。桜の花びらが春の風にふかれて舞い散るなか、のんびり将棋を観戦してみては。

出典：ichi328さんの投稿

東根市の小学校の校庭で、どっしりとした雄姿を見せてくれる「東根の大ケヤキ」。幹の太さは最大24メートル、高さも30メートル近くある「日本一の大ケヤキ」であり、国の特別天然記念物に指定されています。枝を伸ばし葉っぱを茂らせている姿は、”日本一のケヤキ”と巨木ファンに評されているとか。

出典：たたろうさんの投稿

町なみすべてが大正浪漫の空気をかもし出す銀山温泉。温泉旅館にとってお風呂の効能や料理はとても大切ですが、温泉街の雰囲気も重要ですよね。この温泉街にある街灯はすべてガス灯。レトロな雰囲気に、なんだかうっとりしちゃいます。

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特に有名なのがこの「能登屋旅館」。大正10年に建てられた木造3階建ての建物は、国の登録文化財に指定されています。映画「千と千尋の神隠し」に登場する湯屋のモデルではないかとの噂も！？

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代々米沢藩の藩主をつとめた上杉家は、現代の米沢の人たちにとってもお殿様であることに変わりはありません。「上杉家廟所」は上杉謙信から始まる代々の当主のお墓が集まる聖地であり、米沢観光では絶対に外せない場所です。江戸時代初期から後期までの歴代藩主のお墓が、一つの場所に設置されているのはとても珍しいんですよ。

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参道を進むと凛とした空気が感じられます。杉木立に囲まれた静粛で厳かな趣は、米沢藩の気風を示しているかのよう。

出典：ＫＩＺさんの投稿

『日本の滝百選』にも選ばれた「滑川の大滝」。落差約80ｍ、横幅40mの壮大な滝は、東北地方で最大規模の滝です。岩盤を絡み合うように流れる滝の姿は、白眉と絶賛されるほどの絶景です。力強く流れる滝でありながら、優しさが溢れる滝の流れは、さすが『日本の滝百選』に選ばれた美しさ。眺めていると、心が解きほぐれていくのを感じるはず。

出典：ＫＩＺさんの投稿

複雑に流れ落ちる滝からは、たっぷりのマイナスイオンも発生。美瀑を眺めつつ、マイナスイオンもしっかり吸収して、心身ともにリラックスしましょう。

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「小野川温泉」は、絶世の美女・小野小町が発見したといわれている温泉です。小町が、父の行方を訪ねて京都から東北へ旅をしていた際、病に倒れます。その時、お薬師様のお告げで発見したのが「小野川温泉」。そのためか、古くから美人の湯として親しまれているのですよ。美しくなりたい女性は、ぜひ入っておきたい温泉ですね。

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温泉の周辺には、小町が休憩したとされる”休み石”や、お告げに現れた薬師様を祀った”薬師堂”などがあります。絶世の美女にあやかって小町散策してみては。

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清酒「東光」を醸造する小嶋総本店が米沢に蔵をおこしたのは、さかのぼること400年以上前の慶長2年（1597年）。上杉家御用達であったため、江戸時代に米不足で禁酒令のおふれが出たときも、藩内で唯一酒造りを許されたという由緒正しき蔵元です。豊かな酒造りの遺産である道具の数々を展示するのが「東光の酒蔵」で、東北でも最大級といわれる醸造蔵がそのまま資料館になっています。

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米沢の吾妻山から酒田湾へと流れる最上川は、一つの県のなかだけを流れる河川としては日本最大です。山形県の面積9325km²に対し、最上川の流域面積は7040km²。山形県全土に降り注いだ雨や雪の75％は最上川へ流れ込むわけです。天が大地に与えた恵みをたっぷり蓄えているのが最上川なんですね！農業用水や水路として、また生態系を維持する巨大なビオトープとして、山形にとってはなくてはならない母なる川です。

出典：ドキドキさんの投稿

『五月雨を あつめてはやし 最上川』

芭蕉が「奥の細道」の道中、最上川の流れをモチーフに詠んだ句です。その美しい最上川の流れを間近で味わえるのが舟くだり。「最上峡芭蕉ライン」の舟くだりでは、冬になるとコタツのついた舟が登場♪ 雪景色を眺めながらゆっくりと進む船内では、地元の食材をふんだんに使ったお弁当をいただくこともできます。

出典：kbfmさんの投稿

「四ヶ村の棚田」は、東北随一のスケールといわれる棚田です。水が張られた田んぼの輝き、カエルの鳴き声、畔に咲くタンポポ、田んぼを囲む山々の緑。日本の原風景ともいえる美しい里山の絶景を見ることができます。都会では味わえない心地良い時間を過ごすことができますよ。

出典：takeoffさんの投稿

毎年8月になると『ほたる火コンサート』が開催されます。棚田には約1,200本のほたる火が灯り、ピアノとオカリナの澄んだ音色が里山に響き渡る幻想的なイベント。里山ならではの静かでスローな時の流れに、心が洗われるようです。

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開湯1,200年以上の歴史をもつ「肘折温泉（ひじおりおんせん）」。その昔、肘の骨を折った老僧がお湯に浸かったところ痛みが癒えたという逸話が名前の由来の温泉地です。昔ながらの湯治*文化を守り続ける小さな温泉地ですが、日本でも有数の湯治場で毎年多くの人がここを訪れるんですよ。湯治場独特の風情が残っていて秘湯感たっぷり。のんびりとした雰囲気で心が落ち着きます。お湯は、”炭酸水素塩温泉”で別名『若返り』の湯といわれる泉質。美容の維持も期待できますね。

＊湯治…温泉地に長期間滞在して、病や傷などを温泉で癒す療法。

出典：Ken②さんの投稿

『地蔵倉』と呼ばれる老僧が住んでいた洞窟は、縁結びにご利益があると評判。パワースポットとして人気を集めています。奇岩の小さな穴に紐を通せば良縁に恵まると伝えられているのでチャレンジしてみては。

出典：ぴゃくせらさんの投稿

鮭川村の小杉地区にある大杉だから、”小杉の大杉”という愛称で村民に親しまれている根周り約6.3ｍ、樹高20ｍ、枝張り17ｍの巨杉です。正式名は『曲川の大杉』。幹の根元には山神様が祀られています。村の山奥で秘境としか思えない場所にひっそりと聳え立つ巨杉は、雄大で荘厳。縁結びの木、子宝の木ともいわれてパワースポットとして崇められているのが分かります。それほどパワーを感じる大きな杉なのです。

出典：うにょさんの投稿

実はこの巨杉が人気となったのは映画『となりのトトロ』のトトロの形にていることからジブリファンの間で話題に。たしかに、全体的にまるく、耳が付いたような巨杉の姿はトトロそっくり。おもわず「あなたトトロっていうのね…？」と叫びたくなってしまいます！荘厳な雰囲気を持つ”小杉の大杉”ですが、人をほっこりと和ませる力も合わせもっているようです。

出典：ジャックSPさんの投稿

村山市には沢山の観光さくらんぼ園があります。「観光さくらんぼ村」は、4つのサクランボ農園が提携しているさくらんぼ観光果樹園です。国道347号線沿いに、『オクヤマ農園』、『仁藤農園』、『松原農園』、『犬養農園』があります。各所で、赤く色づいた美味しいサクランボを食べられると人気。”佐藤錦”、”紅さやか”、”紅秀峰”など、都内では高価で購入しにくいサクランボを旬の時期に収穫ができるのです。

出典：こあらさんの投稿

収穫する楽しみと、旬のサクランボを味わえると贅沢な体験ができますよ。各所、雨でもサクランボ狩りが楽しめるようになっているので梅雨の時期も安心。サクランボ好きなら訪れる価値あり！

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クラゲは飼育するのがもっとも難しい生物だといわれています。水温が少し上がるだけで溶けてしまったり、カサのなかにエサがもぐりこんだだけで死んでしまったり・・・。そんな繊細なクラゲを常時30種類以上も飼育・展示しているのが「加茂水族館」です。

出典：ミルフィーさんの投稿

ギネスブックにも登録されている見事なクラゲ展示は、クラゲファンや魚マニアだけでなく、「癒し」を求める人たちにも大人気！一時は閉館の危機に追い込まれていた平凡な公共水族館をクラゲ専門に路線変更した結果、いまや国内外からお客が押し寄せる一大観光名所へと成長しました。ユラユラ泳ぐクラゲを見ていると、確かに癒されます。

出典：arema21さんの投稿

江戸時代の終わりまで、山形県は「出羽」と呼ばれていました。「出羽三山神社」は、はるか古代より出羽の守り神とされてきた3つの山、羽黒山・月山・湯殿山の神々をおまつりするため、およそ1400年前に創建された神社です。ここで有名なのは山門から本殿へと永遠と続く「心臓破りの石段」。山伏の修行地としていまも実際に使われており、石段の数はなんと2446段！古代から現存するものとしては日本最長の石段です。夏にこの道を一気に登るのは無茶かも・・・。途中にお茶屋さんもあるので、体力に自信のない人は休憩をはさんでゆっくり登りましょうね♪

出典：mommomさんの投稿

江戸時代から続く料亭「相馬樓」は、江戸情緒たっぷりの建築がすばらしい、酒田を代表する観光名所。明治27年に火災で焼け落ちたあと再建されて現在に至ります。1階は喫茶室や売店のほか酒田にゆかりのある竹久夢二の作品を収めた美術館、2階の大広間では酒田のふるきよき料亭文化を伝える「酒田舞娘」の踊りが観賞できます！

出典：お酒さんの投稿

北前船が京都や大坂から運んできた物資や文化によって酒田は栄えました。昔は料亭もたくさんあり、お座敷で舞を披露する舞妓も大勢いましたが、料亭が減るにしたがいお座敷遊びも廃れていきました。現在、酒田で活動する舞妓は独立して生計をたてる芸者ではなく、相馬樓の社員として活動する「サラリーマン舞妓」だそうですよ。束の間の、粋な時間を舞妓さんと過ごしてみては。

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山形庄内地方は東北屈指の米どころのひとつ。「山居倉庫」は酒田で財を成した旧家の米蔵でしたが、現在も農協米の備蓄倉庫として使われています。和洋の建築技術を絶妙に融合させた貴重な建築遺産です。朝ドラ「おしん」のロケ地としても使われました。

出典：10pointさんの投稿

ケヤキ並木に沿ってずらりと並ぶ蔵の景観は酒田の名物。蔵の一部は山形の名産品を販売する「酒田夢の倶楽」として活用されており、酒田に来る観光客のほとんどがここでお土産品を買う観光名所となっています。

出典：ひんでさんの投稿

日本の写真の歴史を開拓した偉大な写真家、土門拳（どもんけん）氏は山形県酒田市出身。写真愛好家であれば知らない人がいないほどの巨匠です。土門氏の偉業の記憶をまるごとパッケージした「土門拳記念館」は、全国のカメラマンにとって聖地のような場所。激動の昭和時代をリアリズムにこだわって撮り続けた彼の作品は、被写体の本質をそのまま写し出しているかのよう。昭和という時代を知る機会を得られる貴重な場所かも。

出典：さるすべりさんの投稿

展示室には「古寺巡礼」など過去の名作の原寸大のプリントがズラリ。現代的で優れたデザインの建物もチェックポイントですよ。

出典：sdd34さんの投稿

山形県のおすすめ人気スポットをご紹介しました。山形は自然・歴史・食などたくさんの素晴らしい観光資源に恵まれた場所です。1日2日でササッと通り過ぎるのではなく、少し長めのお休みをとってゆっくり滞在してみてはいかがでしょうか？