2016年08月06日

夏のスタミナ飯!東京下町グルメ「どじょう鍋」のオススメ店10選

夏のスタミナ飯!東京下町グルメ「どじょう鍋」のオススメ店10選

東京でちょっと珍しい食べ物を食べたいなというときは「どじょう鍋」はいかが?見た目のインパクトは大ですが、たっぷりのネギと甘辛い割下で煮込むとご飯とお酒が止まりません。江戸時代から今でも庶民に愛されてきた夏の滋養食です。すでに夏バテ気味ならスタミナ満点のどぜう鍋を食べて東京の暑い夏を乗り切りましょう!

どぜう(どじょう)鍋ってどんな料理?

江戸時代から東京の下町で食べられてきた「どぜう鍋」は、どじょうの腹を開かずに丸ごと鍋に入れて甘辛い割下で煮込み、その上にたっぷりのネギをのせて食べる滋養食。どじょう1匹はウナギ1匹の栄養価に匹敵するともいわれ、鉄分、カルシウム、たんぱく質、ビタミン類、亜鉛などがバランスよく含まれているスーパー滋養食材なのです。

見た目は少しアレですが、お酒のツマミに最高で、卵ととじれば柳川鍋になりご飯との相性は抜群!
夏の暑さに体がしんどくなってきたなと思ったら、どじょうは最高のスタミナ食。東京ならではのちょっと珍しい食べ物が食べたいなと思ったときにも、一度味わってみてはいかがでしょうか。

どぜう(どじょう)鍋ってどんな料理?705081

出典:

どじょうは頭から尻尾まですべて食べられます。うなぎよりもリーズナブルで栄養価も高い!山椒や七味をふりかけていただきます。

駒形どぜう本店(浅草)

まずは浅草にあるどぜう鍋の本家のお店「駒形どぜう 本店」です。200年以上も前から庶民に親しまれてきました。江戸時代から続く靴を脱いで床で食すスタイルです。

老舗といわれるだけあって、どじょうはまったく臭みがなく丁寧な下処理がされているのがわかります。そのため、266席ある店内はたくさんのお客さんでにぎわっています。浅草観光のついてに東京の下町グルメに舌鼓をうってはいかがでしょうか。

「駒形どぜう 本店」外観 707426

出典:きゅいそんさんの投稿

お店の外観の左側には、落語家の提灯がたくさん!多くの著名人に親しまれていることがわかります。

「駒形どぜう 本店」内観 707434

出典:基本的には麺類さんの投稿

あぐらをかきながらどじょう鍋をいただけば江戸時代の雰囲気満点!

「駒形どぜう 本店」料理 707441

出典:puchipuchi1994さんの投稿

名物のどぜう鍋。鍋の器が小さいですが、どじょうととネギがギッシリ入っています。柔らかくなっているので小骨までいただけます。鰻よりも脂が少なくあっさりしています。内臓の部分がほろ苦く大人の味、ビールよりも冷酒によく合います。

駒形どぜう 本店の詳細情報

5000

駒形どぜう 本店

浅草(東武・都営・メトロ)、田原町、蔵前 / どじょう、くじら料理、鍋

住所
東京都台東区駒形1-7-12
営業時間
[月]  11:00 - 20:00 [火]  11:00 - 20:00 [水]  11:00 - 20:00 [木]  11:00 - 20:00 [金]  11:00 - 20:00 [土]  11:00 - 20:00 [日]  11:00 - 20:00 ■ 定休日 不定休
平均予算
  • ¥5,000~¥5,999
  • ¥5,000~¥5,999

たつみ屋(浅草)

どぜう鍋の老舗「駒形どぜう本店」と並ぶ浅草を代表するどぜう鍋のお店です。創業は60年余年。どじょうだけでなく、牛鍋やしゃぶしゃぶなども定評があります。浅草駅から徒歩1分とアクセスが良いので、浅草観光の合間のランチやディナーで寄るのもおすすめ。

「たつみ屋」外観 707468 居心地のよい落ち着いた外観です

出典:

店の外観はまるで明治時代にタイムスリップしたような老舗の雰囲気を感じさせます。

「たつみ屋」内観 707472

出典:

囲炉裏があり風情が感じられます。掘りごたつ席になっているので楽に座れます。

「たつみ屋」料理 707474 柳川鍋

出典:メオメオさんの投稿

名物の柳川鍋は、どじょうを卵でとじていただきます。

どぜう鍋の他に浅草では欠かせない牛すき鍋もおすすめです!

にょろ助 東南屋 浅草の詳細情報

にょろ助 東南屋 浅草

浅草(東武・都営・メトロ)、浅草(つくばEXP)、田原町 / うなぎ、すき焼き、居酒屋

住所
東京都台東区浅草1-33-5
営業時間
[月]  11:00 - 15:00(L.O. 14:30)  17:00 - 22:00(L.O. 21:30) [火]  11:00 - 15:00(L.O. 14:30)  17:00 - 22:00(L.O. 21:30) [水]  11:00 - 15:00(L.O. 14:30)  17:00 - 22:00(L.O. 21:30) [木]  11:00 - 15:00(L.O. 14:30)  17:00 - 22:00(L.O. 21:30) [金]  11:00 - 15:00(L.O. 14:30)  17:00 - 22:00(L.O. 21:30) [土]  11:00 - 21:30(L.O. 21:00) [日]  11:00 - 21:30(L.O. 21:00) [祝日]  11:00 - 21:30(L.O. 21:00) ■定休日 年中無休
平均予算
  • ¥5,000~¥5,999
  • ¥6,000~¥7,999

どぜう飯田屋(浅草)

浅草からもう1つ老舗のどぜう鍋のお店をご紹介します。「どぜう 飯田屋」は土日祝日のランチタイムを中心に行列ができるお店で創業以来守ってきた割下が自慢です。どじょうだけではなく、うなぎもおすすめのお店で土用の丑の日はうなぎの白焼きとともにどぜう鍋を食べてみるのもスタミナがつくことができるのでぜひ試してみてはいかがでしょうか。

「どぜう飯田屋」外観 707483

出典:MASATOの飯日記さんの投稿

明治創業のどぜう鍋の老舗「どぜう 飯田屋」

「どぜう飯田屋」内観 707505

出典:フリフリ66さんの投稿

竹敷きの明るい店内。窓越しからはきれいなお庭が望めます。

「どぜう飯田屋」料理 707510 どぜう鍋(ヌキ)+豆腐

出典:WoodySnowさんの投稿

どぜう鍋。ネギやゴボウ、豆腐をトッピングして味を十分しみこませてからいただきましょう。

どぜう飯田屋の詳細情報

どぜう飯田屋

浅草(つくばEXP)、田原町、浅草(東武・都営・メトロ) / どじょう、うなぎ、鍋

住所
東京都台東区西浅草3-3-2
営業時間
[月]  11:30 - 21:30(L.O. 21:00) [火]  11:30 - 21:30(L.O. 21:00) [水]  定休日 [木]  11:30 - 21:30(L.O. 21:00) [金]  11:30 - 21:30(L.O. 21:00) [土]  11:30 - 21:30(L.O. 21:00) [日]  11:30 - 21:30(L.O. 21:00) ■ 定休日 水曜日(祝日・浅草のもの日は前後に振替)
定休日
水曜日
平均予算
  • ¥3,000~¥3,999
  • ¥5,000~¥5,999

どぜう ひら井(本所吾妻橋)

浅草駅から都営浅草線で1駅、本所吾妻橋にあるどぜう鍋のお店「どぜう ひら井」です。土日祝日は観光客や地元の方で行列ができます。どじょう鍋とともに食べてほしいのは「くりから焼き」。これは、どじょうを串に巻きつけて焼いたもので、淡白な身にしっかりと醤油が染み込んでビールとの相性抜群!昼間から美味しいお酒が飲みたいという人にはおすすめです。

「どぜう ひら井」外観 707522

出典:馬事公苑さんの投稿

京都の料亭の雰囲気を感じさせる外観

「どぜう ひら井」料理 707528

出典:uechanさんの投稿

ヌルッとしたどじょうとネギの相性がいいどじょう鍋

「どぜう ひら井」料理 707531 どぜうくりから焼

出典:drumunagiさんの投稿

酒のおつまみに最高などじょうのくりから焼き。

どぜう ひら井の詳細情報

どぜう ひら井

本所吾妻橋、浅草(東武・都営・メトロ)、とうきょうスカイツリー / どじょう、天ぷら、海鮮

住所
東京都墨田区吾妻橋1-7-8
営業時間
[月]  定休日 [火]  11:30 - 14:00  17:00 - 21:00 [水]  11:30 - 14:00  17:00 - 21:00 [木]  11:30 - 14:00  17:00 - 21:00 [金]  11:30 - 14:00  17:00 - 21:00 [土]  11:30 - 14:00  17:00 - 21:00 [日]  定休日
定休日
月曜日、日曜日
平均予算
  • ¥4,000~¥4,999
  • ¥6,000~¥7,999

桔梗家(両国)

相撲の町・両国周辺もおすすめのどぜう鍋が食べられるお店があります。昭和8年に創業した「桔梗家」は多くの力士の方が集うお店。川沿いに面しており、荒川の風景を眺めながら自慢のどじょう料理がいただけます。「丸鍋」から「骨抜き鍋」、そして「柳川鍋」など好みで食べることができます。また、冬季限定でなまずも食べられます。

「桔梗家」外観 707995 大通りに面して、わかりやすい場所にある。

出典:はちみつ丸さんの投稿

「桔梗家」内観 707997 力士のサイン

出典:必殺いっぱちさんの投稿

店内には様々な力士の方の手形が飾っています。自慢のどぜう鍋を食べてスタミナをつけていることがわかります。

「桔梗家」料理 707998 丸鍋

出典:必殺いっぱちさんの投稿

どじょうはやはり「丸鍋」で味わいましょう。濃い目の割下とたっぷりネギにご飯がすすみます。

両国どぜう桔梗家の詳細情報

両国どぜう桔梗家

両国、浅草橋、東日本橋 / どじょう、うなぎ、日本料理

住所
東京都墨田区両国1-13-15
営業時間
[月]  11:00 - 14:00(L.O. 13:30)  16:30 - 21:00(L.O. 20:30) [火]  11:00 - 14:00(L.O. 13:30)  16:30 - 21:00(L.O. 20:30) [水]  11:00 - 14:00(L.O. 13:30)  16:30 - 21:00(L.O. 20:30) [木]  11:00 - 14:00(L.O. 13:30)  16:30 - 21:00(L.O. 20:30) [金]  11:00 - 14:00(L.O. 13:30)  16:30 - 21:00(L.O. 20:30) [土]  11:00 - 14:00(L.O. 13:30)  16:30 - 21:00(L.O. 20:30) [日]  定休日 [祝日]  定休日 ■定休日 ただし、両国場所中(1・5・9月)は、日曜祝日も17時より営業いたします。
定休日
日曜日、祝日
平均予算
  • ¥2,000~¥2,999
  • ¥4,000~¥4,999

たなかや(柴又)

続いては人気映画「男はつらいよ」の舞台となった柴又からです。「たなかや」は柴又駅や帝釈天にも近く、地元の方や観光客が訪れる人気のお店です。メインはうな重ですが、どじょうの柳川鍋定食も人気があります。帝釈天の参拝前後のランチに寄るのもいいですね。

「たなかや」料理 708012 柳川定食

出典:東雲稲荷さんの投稿

どじょうを卵でとじた柳川定食。ふんわりとした玉子とどじょうが優しい味わいでご飯によくあいます。

「たなかや」外観 708013 たなかや 2015年12月

出典:@すすむさんの投稿

昭和の風情が感じられる外観。

たなかや

閉業や休業等の理由により食べログに店舗情報が存在しないか、一時的な障害で店舗情報が取得できませんでした。

大門(大師前)

厄除けで有名な西新井大師の近くにもどぜう鍋を食べられるお店があります。「大門」は大師前駅から3分のところにあり、西新井大師の参拝客を中心に土日祝日のランチタイムは賑わっています。どじょうと言うと専門店でしか食べられないイメージがありますが、大門は居酒屋なのでカジュアルでリーズナブルに味わえるのも魅力です。

「大門」内観 708015 店内(1F)

出典:

店内は町の居酒屋さんの雰囲気を感じさせます。

「大門」料理 708022 柳川丼

出典:skyさんさんの投稿

どぜう鍋を食べた後の締めは炊き立てのご飯にトッピングした柳川丼がおすすめ!玉子がたっぷり入ったどぜう鍋は、初心者の方でも食べやすいですよ。

大門の詳細情報

大門

大師前、西新井大師西、江北 / どじょう、居酒屋、海鮮

住所
東京都足立区西新井1-7-1
営業時間
[月]  17:00 - 21:00(L.O. 料理21:30 ドリンク20:00) [火]  17:00 - 21:00(L.O. 料理21:30 ドリンク20:00) [水]  17:00 - 21:00(L.O. 料理21:30 ドリンク20:00) [木]  17:00 - 21:00(L.O. 料理21:30 ドリンク20:00) [金]  17:00 - 21:00(L.O. 料理21:30 ドリンク20:00) [土]  17:00 - 21:00(L.O. 料理21:30 ドリンク20:00) [日]  12:00 - 20:00(L.O. 料理19:30) ■定休日 無休

三友(門前仲町)

最後にご紹介するお店は深川不動尊や富岡八幡宮がある下町・門前仲町からです。駅からすぐの場所にある「三友」は町の居酒屋といった雰囲気。ふぐを使った料理や定食が有名で、外観からはとてもどじょうが食べられる店だとは思いません。しかし、ランチタイムはどじょうの丸煮が650円とリーズナブルな価格で食べられるとあって人気です。不動尊や八幡宮を参拝して夏バテを感じた方はぜひ行ってみるのもおすすめです。

「三友」外観 708046 立派な店構えです。

出典:cojy123さんの投稿

「三友」料理 708045

出典:N+Kさんの投稿

どじょう鍋です。ひと鍋ごとに煮て出てくるのでアツアツです。

三友の詳細情報

三友

門前仲町、越中島 / 居酒屋、どじょう、ふぐ

住所
東京都江東区門前仲町1-7-5
平均予算
  • ~¥999

最後に

いかがでしたか?どじょう一匹は小さいですが、その栄養価は鰻1匹分ともいわれます。うなぎと比べて脂が少なくさっぱりしているのもいいところ。ちょっと珍しいものが食べたくなったら、下町散策のついでに江戸っ子の気分になったつもりで、ぜひ味わってみてはいかがでしょうか。江戸時代から続くスタミナ食を食べて暑い夏を乗り切りましょう。

関連記事

東京都×ホテル・宿特集

関連キーワード