男鹿半島を観光しよう!今なお謎の多い「なまはげ」を巡る旅

男鹿半島を観光しよう!今なお謎の多い「なまはげ」を巡る旅

秋田県といえば「なまはげ」というイメージも、テレビなどですっかり定着してきました。大晦日の夜に大声で家々を回る行事は、国の重要無形民俗文化財に指定されています。しかし、なまはげって具体的にどういうものかご存知ですか?実はまだまだ知られていないことが多いです。そこで今回はなまはげについて徹底解説!なまはげの歴史から、今日のなまはげの役割まで、知られざる「なまはげの世界」にあなたをお連れします。

2016年08月13日

「なまはげ」って何?

なまはげは、秋田県男鹿地方に伝わる民俗行事。大晦日の夜に恐ろしい形相の鬼が、「悪い子はいねがー」「怠け者はいねがー」と回って歩きます。子どもを怒鳴りつけて叱ったり、怠け者に喝を入れたり。無病息災や豊作を祈願する一面もあります。

「なまはげ」の名前の由来

「なまはげ」の名前の由来719711

出典:にせどんさんの投稿

なまはげの「なま」は、「なもみ」という言葉からきています。怠け者が囲炉裏に当たってばかりいると、手足に「なもみ」という低温火傷ができます。そこで怠け者を戒めるために「なもみ」を包丁(鉈)ではぎ落とすのです。「なもみ」をはぐので「なもみはぎ」となり、そこから転じて「なまはげ」になったといわれています。

「なまはげ」のルーツは?

「なまはげ」のルーツは?719716

出典:masapさんの投稿

男鹿半島に行くと出迎えてくれる、巨大ななまはげ像

なまはげが現れるのは、男鹿とその周辺地域のみ。なまはげが現れるようになったのには諸説あります。現在、定説となっているのが「武帝説」です。その昔、漢の武帝が不老不死の薬草を探しに5匹の鬼を従えて男鹿に渡り、5匹の鬼を働かせました。そして正月15日の1日だけ、鬼たちに自由を与えました。喜んだ鬼たちは、初めての人間社会への外出とあって、畑を荒らし、娘をさらい、村人たちを散々に苦しめる悪行を繰り返しました。
「なまはげ」のルーツは?708776

出典:スリーピーさんの投稿

男鹿「寒風山」

これに困った村人たちは、鬼たちに賭けを申し入れました。「海辺から本山の頂上まで、一晩で、しかも一番鶏が鳴く前に千段の石段を築くことができたら、毎年娘を1人ずつ差し出そう」。鬼たちはそれを聞き入れ、日が沈むのを待って石段づくりに取り掛かりました。寒風山から、大岩石を抱えて門前までひとっ飛び。あれよあれよという間に石段が築かれていきます。
「なまはげ」のルーツは?708913

出典:

鬼が築いたという「赤神神社五社堂」の999段の石段

慌てた村人は、鶏の鳴き声が上手な人に頼んで、あと一段というところで「コケコッコー」と鳴いてもらいました。鬼は跳ね上がって驚き、逃げて行ったといいます。

他にも、赤毛で青い目をした体の大きい外国人説や、古くから修験道の霊場であった男鹿の本山・真山の凄まじい修験者の姿をなまはげと考えた修験者説など、たくさんの説があります。

赤神神社 五社堂

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出典:酔狂人さんの投稿

逃げだした鬼は、この5つの社に祭られているといいます。階段は浜からはじまり、「武帝説」の言い伝え通りです。

実は神の使者?

実は神の使者?712539

出典:miho cchiさんの投稿

なまはげは怖い妖怪や鬼というイメージが強いですが、実は違います。男鹿の本山・真山に鎮座する神々の使者と信じられており、年に一度各家庭を回って悪事に訓戒を与え、厄災を祓い、豊作・豊漁・吉事をもたらす来方神と崇められています。なまはげがまとっているケデから落ちた藁は神聖なもので、魔除けになる、縁起がいいとされ、戸口に止めておいたり、頭に巻いたりして、お守り代わりにするそうです。

ろんさん(@ronlon2)が投稿した写真 -

もっと知りたい!なまはげのこと

「なまはげ館」に行ってみよう

「なまはげ館」に行ってみよう709295

出典:

なまはげをもっと詳しく知りたい人は、ぜひ「なまはげ館」へ!男鹿市内各地で使われていた150枚もの多種多様ななまはげの面が勢ぞろい。笑っているものやコミカルななものもあって、時を忘れて見入ってしまいます。また、大晦日のなまはげ習俗を紹介する映画などを観賞することもできます。
「なまはげ館」に行ってみよう709385

出典:

さらになまはげ体験をしたいなら!

さらになまはげ体験をしたいなら!709378

出典:にせどんさんの投稿

「なまはげ館」の隣にある「男鹿真山伝承館」がおすすめです。実際のなまはげが出てきて、大晦日の夜を再現。古い伝統としきたりを厳粛に受け継いでいる真山地区のなまはげ習俗が体感できます。ただ暴れまわるなまはげではなく、主人となまはげの間で問答を交わしたり、イメージとは違うなまはげが見られます。

大迫力のお祭りイベント「なまはげ柴灯(せど)まつり」

大迫力のお祭りイベント「なまはげ柴灯(せど)まつり」709499

出典:なまはげさんの投稿

「なまはげ柴灯まつり」とは、神事「柴灯祭(さいとうさい)」と伝統行事なまはげを組み合わせたイベント。男鹿市北浦の真山神社を舞台に、さまざまな神楽や太鼓の演奏などが繰り広げられます。見どころは祭りの終盤、松明をかざしたなまはげたちが雪山から降りてくる姿。勇壮で幻想的です。毎年2月第2金・土・日曜日に行われます。

いかがでしたか?

@tomonchi5が投稿した写真 -

男鹿の町は至る所になまはげが描かれていたり、像があったり、なまはげを本当に大切にしている場所です。本物のなまはげを見に、あなたも男鹿へ来てみませんか?きっと予想以上のワクワク体験ができますよ♪

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