秋田の乳頭温泉にある、予約の取れない秘湯宿「鶴の湯温泉」

秋田の乳頭温泉にある、予約の取れない秘湯宿「鶴の湯温泉」

古くから秋田の地で親しまれてきた温泉は、病を軽くし心癒されるものとして愛されてきました。中でも十和田・八幡平国立公園内にあり、乳頭山のふもとに点在する「乳頭温泉郷」は、歴史も長く、秋田県民のみならず県外からも多くの人が訪れる人気の温泉地です。今回はその中でも最も秘湯らしい趣のお宿「鶴の湯温泉」をご紹介します。なかなか予約が取れないというその魅力に迫ります。

2016年08月13日

「乳頭温泉郷」とは?

「乳頭温泉郷」とは?719876

出典:jaokissaさんの投稿

白濁した白湯など、十種類以上の源泉がある乳頭温泉郷。

秋田県仙北市に位置する「乳頭温泉郷」は、乳頭山のふもとに広がる7つの宿で構成されています。7湯は独自の源泉を持ち、その泉質は多種多様。乳頭温泉郷には10種類以上の源泉があります。ブナ林に囲まれた自然の中で、ゆったりと秘境の温泉をお楽しみください。
「乳頭温泉郷」とは?707274

出典:masa9140さんの投稿

乳頭温泉郷入口

一度は行ってみたい温泉宿「鶴の湯温泉」の魅力とは?

一度は行ってみたい温泉宿「鶴の湯温泉」の魅力とは?707143

出典:ほり男さんの投稿

まさに「秘湯」という言葉がふさわしい雰囲気。

魅力其の一:380年近く続く歴史ある佇まい

魅力其の一:380年近く続く歴史ある佇まい719880

出典:jaokissaさんの投稿

乳頭山のふもとにある乳頭温泉郷の中でも、最も古い歴史を持っている「鶴の湯」。名前の由来は、地元の猟師だった勘助が猟の際に一羽の傷を負った鶴を見つけたこと。その鶴は温泉の湯で傷を癒しており、その出来事がそのまま「鶴の湯」の名前に残ったといわれています。
魅力其の一:380年近く続く歴史ある佇まい719881

出典:rczさんの投稿

古くは寛永15年(1638年)に二代目秋田藩主・佐竹義隆が湯治に訪れたといわれる由緒ある温泉です。一般客相手の温泉宿としての記録は、元禄時代(1688~1704年)から残されています。

鶴の湯を代表する建造物「本陣」

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出典:

本陣は「鶴の湯」の入口から、向かって左側にある茅葺き屋根の建物です。二代目秋田藩主・佐竹義隆が湯治に訪れた際に、警護の武士が泊まった場所。今では予約の取りにくい「鶴の湯」の人気宿泊施設となっています。囲炉裏があってなんとも趣のあるお部屋。茅葺きは6年に1回、茅を入れ替えるそうです。新品になったところを見に行くのも楽しみのひとつですね。
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出典:

魅力其の二:「白湯」を筆頭に、豊富な泉質

魅力其の二:「白湯」を筆頭に、豊富な泉質719891

出典:ほり男さんの投稿

鶴の湯の温泉は、半径50メートル以内に泉質の異なる4つの源泉が湧いています。それぞれ白湯、黒湯、中の湯、滝の湯と源泉名が付いていますが、同じ敷地から効能・泉質が異なる4つの温泉が湧く珍しい温泉場です。
魅力其の二:「白湯」を筆頭に、豊富な泉質719894

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■黒湯
子宝の湯。別名、温だまりの湯。
湯冷めしにくいことから、不妊症、神経痛にも効果があるといわれています。普段は青みがかっていますが、天気が悪いと黒くなり、晴れると白くなるといいます。

◇泉質:ナトリウム塩化物、炭酸水素泉
◇効能:きりきず、やけど、慢性皮膚病など
魅力其の二:「白湯」を筆頭に、豊富な泉質719895

出典:

■白湯
美人の湯。別名、冷えの湯。
黒湯より湯船が広くて、きれいな乳白色の温泉。泉質がつるつるしていてまさに美人の湯。

◇泉質:含硫黄ナトリウム、カルシウム塩化物、炭酸水素泉(硫化水素型)
◇効能:高血圧、動脈硬化症、慢性皮膚病、糖尿病など
魅力其の二:「白湯」を筆頭に、豊富な泉質707427

出典:

■中の湯
眼っこの湯。神経系統、眼病に効き目があるそうです。

◇泉質:含重曹、食塩硫化水素泉
◇効能:高血圧症、動脈硬化症、抹消循環障害、リウマチ、糖尿病、神経麻痺など
魅力其の二:「白湯」を筆頭に、豊富な泉質707503

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■滝の湯
中の湯の隣にある打たせ湯。打たせ湯は流れて落ちてくる湯量が丁度良く、癖になりそうです。

◇泉質:含硫黄ナトリウム塩化物、炭酸水素泉


魅力其の二:「白湯」を筆頭に、豊富な泉質707521

出典:

■混浴露天風呂
白湯と同じ源泉です。大きな露天風呂で心も体もリフレッシュできますよ!
※女性の方も、タオルを外してのご入浴となります。

◇泉質:含硫黄ナトリウム、カルシウム塩化物、炭酸水素泉(硫化水素型)
魅力其の二:「白湯」を筆頭に、豊富な泉質707688

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■女性専用露天風呂

混浴露天風呂に抵抗のある女性は、女性専用露天風呂もあるので安心です。
魅力其の二:「白湯」を筆頭に、豊富な泉質719906

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魅力其の三:昔ながらの和の空間

しらさん(@shira3776)が投稿した写真 -

「鶴の湯」で泊まるなら本陣がおすすめです。昔の家にタイムスリップしたような部屋は、江戸時代から使われている木の風合いや、なんといっても囲炉裏がいい雰囲気を醸し出してくれます。テレビもなければエアコンもありません。自然を感じてゆったり過ごすのが「鶴の湯」流です。囲炉裏で焼いた魚や鍋料理など、おいしさもひとしお。
魅力其の三:昔ながらの和の空間714776

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「鶴の湯温泉」へ行ってみよう

「鶴の湯温泉」へ行ってみよう719922

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アクセス

「鶴の湯温泉」の最寄り駅はJR田沢湖駅。そこから乳頭温泉行のバスに乗り「アルパこまくさバス停」まで。事前にバス到着時間を連絡しておけば、バス停までお迎えがあるそうです。

「湯めぐり帖」を活用しよう

「湯めぐり帖」を活用しよう719936

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「鶴の湯温泉」は、予約がなかなか取れないお宿としても知られています。鶴の湯の露天風呂に入ってみたかったのに予約が取れなかった…という方に朗報!乳頭温泉郷の7軒のお宿(鶴の湯・妙乃湯・蟹場・大釜・孫六・黒湯・休暇村)のいずれかに宿泊した方に限り、この7つのお宿を湯めぐりできる「湯めぐり帖」を購入することができます。他のお宿も素敵なところばかりなので、ぜひ湯めぐりを楽しんでみてくださいね。
「湯めぐり帖」を活用しよう719949

出典:

7つのお宿を巡る「湯めぐり号」もあるので、車が無い方でも安心です。

▼乳頭温泉郷の7つのお宿についてもっと詳しく知りたい方は、この記事をチェック!

いかがでしたか?

Alix Leeさん(@alickyj)が投稿した写真 -

ノスタルジックな雰囲気満点の鶴の湯。ひとつのお宿で4つの違う源泉を楽しめるのもお得な気分になりますね。春夏秋冬、それぞれ表情が違って、いつ行ってもお気に入りになっちゃう温泉です。ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?

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