
公演チケットは即完売!気軽に行ける神保町の寄席「らくごカフェ」
落語が好きでいつかは寄席で本格的な落語を聞いてみたい。でも、寄席ってなんとなく敷居が高い感じがする。そんな方でも、気楽に落語を聞くことのできるスポットがあります。それは「らくごカフェ」。噺家さんたちが、カフェで落語をしてくれるという珍しい場所です。今回は、落語観覧デビューをしたいという方ために、神保町の「らくごカフェ」をご紹介いたします。
2016年10月03日
万国共通のストレス解消法に“笑い”があります。現在では“笑い”の効果に関する科学的研究も進み、免疫機能向上の鍵となるナチュラルキラー細胞(NK細胞)の増加、自立神経の安定などリラックス効果やストレス改善に“笑い”が良い影響をもたらすことが分かってきています。そこで、注目されているのが“落語”。
落語は、老若男女を問わず“笑い”によるストレス発散にとても効果的だとされています。テレビやラジオなどで聞くのも良いですが、寄席で生の落語を聞くのがおすすめ。演目の面白さに加え、会場の笑いに包まれながら大声で笑うことができます。
そこで、初めてでも気軽に行きやすい「らくごカフェ」をご案内いたしましょう。
「らくごカフェ」なら寄席ビギナーでも安心
敷居の高さを感じさせない場所
落語といえば、歌舞伎と同様に日本を代表する芸能文化。生で落語を聞いてみたくても、ちょっと敷居が高いイメージがありますよね。でも、本の街で知られている東京・神保町にある「らくごカフェ」ならそんな心配は無用です。
「らくごカフェ」は、カフェの中に高座(落語を演じるための舞台)を常設。カフェに入ったら、高座があるという感覚です。だから、本格的な寄席へ行くという感じではないので、初めてでも気兼ねなく落語を楽しめます。
カフェの流れから寄席で敷居が低くなる
「らくごカフェ」は、昼と夜で店内の様相が一変。実は、ここが落語初心者でも安心して落語でデビューできる理由です。「らくごカフェ」は、昼間は普通のカフェです。でも、夜になると、シートをアレンジして50席の寄席に変身。噺家さんたちの息づかいを間近に感じ取ることのできる落語空間となります。
カフェを楽しんで、その流れで寄席を楽しむことができるので、落語観覧に対するハードルが低くなるのではないでしょうか。
ネタが豊富だから初めてでも楽しめる
「らくごカフェ」では、ネタが偏ることがありません。落語が初めてでも、どれかひとつでもネタが楽しめるようにと、ネタのバリエーションが豊富。また、初心者でも分かりやすい噺(はなし)をしてくれるので、落語観覧デビューにはもってこいです。
【落語カフェ】@神保町 落語初心者にも落語好きにもおすすめの、お酒やコーヒーを飲みながら気軽に落語を楽しめるカフェ。 落語をまったく知らない人もぜひ行ってみてください☆ https://t.co/52P5kSBjX9
— 行きたい!おしゃれカフェ (@osyarekafe) 2016年8月29日
今夜は神保町らくごカフェでの『桂やまと独演会』、無事にお開きとなりました。誠にありがとうございます!
— 三代目 桂やまと (@katsurayamato) 2016年8月28日
「もう半分」は久しぶり。なかなかやれる場がないので…。「粗忽の使者」も、とりあえず船出しました。来月は「化け物使い」が出港します。 pic.twitter.com/irk1hjpbbv
店内はちょっとした落語資料館
店内の天井を見上げると、噺家さんの手ぬぐいや千社札がびっしり。手ぬぐいや千社札のデザインを見ているだけで落語の世界に興味が惹かれます。さらに、新宿にある寄席「末広亭」で使われていた寄席看板が展示されていたり、明治期に作られた落語番付など落語に関する貴重な資料が展示されていたりします。店内はちょっとした落語資料館のようです。
落語の世界をもっと知りたければ本も買える
「らくごカフェ」では、本も販売されています。本の街で知られる神田に店を構えているだけあって、新刊・古書ともに本の種類が豊富。落語をより詳しく知りたかったら、色々な本屋さんを巡るよりも、「らくごカフェ」をまずチェックするのがおすすめです。閲覧コーナーもあるので、ドリンク片手に読書タイムなんていうのも可能。寄席の開始時刻まで、落語の予習をしてみは。
今夜は神田神保町の
— とんぼ (@tonbo_yu_yu) 2016年7月31日
落語カフェで落語をたっぷり楽しんできました。
【桂 やまと独演会】
たがや
青菜
明烏
やまと師匠、楽しい時間をありがとうございました♪
落語関連の本に囲まれた素敵な空間でした。 pic.twitter.com/ZiUrxkO29C
グッズの購入で落語の虜に
「らくごカフェ」では、本だけではなく落語グッズも販売されています。カフェオリジナルの手ぬぐいをはじめ、扇子、噺家さんのグッズなどなど。噺家さんのグッズは、普段、なかなか手に入れることができません。落語ファンには、とっても嬉しいショップではないでしょか。
ドリンク片手に寄席を楽しめる♪
落語は、飲食しながら楽しめることのできるエンターテインメント。「らくごカフェ」でも、アルコールやソフトドリンクを飲みながら落語を聞くことができます。ほぼ毎日行われている落語会では、ビールやコーヒー片手に落語を聞く人が沢山。
毎週恒例で開催されるカフェ主催のライブなら、入場料に4つの噺とワンドリンクが付くからお得に落語を楽しめます。
公演チケットはこまめなチェックが必須
「らくごカフェ」の公演は、落語ファンにとっても人気です。独特な間が面白いと人気の三遊亭天どん、春風亭正太郎、柳亭市弥など注目の噺家さんたちが、週替わりに出演。人気公演は、チケット即販売ということも多いです。だから、公演スケジュールは、こまめにウェブなどを使ってチェックが必須です。
本日、「夢丸・鯉八・松之丞の会」@らくごカフェ 開場5分前!予約の時点で満員御礼ですので列が7階までつながってます。😅
— ケネス中山 (@kenethnakayama) 2016年8月17日
「らくごカフェ」で抱腹絶倒!
最近、お腹を抱えて笑ったことはありますか。ストレスが多くて、なかなかお腹の底から笑うことの少ない現代。「らくごカフェ」に行って、思いっきり笑ってストレス発散しましょう♪