2016年12月12日

ICカードってこんなにあるの!?全国のご当地ICカード10選

ICカードってこんなにあるの!?全国のご当地ICカード10選

電車に乗る際、切符を買わずにICカードを利用する方が最近ではほとんどではないでしょうか。JR東日本の「Suica」をはじめとして、現在全国で数多くのICカードが発行されています。また「全国相互利用サービス」というものも開始され、全国のICカード10種類がどこでも相互利用できるのです。今回は、そんな相互利用可能なICカード10種を徹底調査!デザインや導入エリアだけでなく、お得な機能までたっぷりとご紹介していきます。

北海道エリア

北海道エリア784333

出典:青野 粛史さんの投稿

全国の相互利用可能なICカードを、北から順番にご紹介していきます!まずは北海道エリアから。全国相互利用サービス対象なのは「Kitaca」のみですが、そのほか札幌市営地下鉄、札幌市電で使える「SAPICA」というICカードもあります。

1. Kitaca

「Kitaca(キタカ)」は、JR北海道が2008年に導入したICカードです。北海道の「北」という文字から、「Kitaca」と名付けられました。JR北海道の各線のほかSAPICAエリアでの利用も可能です。また、かわいらしいエゾモモンガのキャラクターが描かれているのも特徴的。札幌市在住のイラストレーター、そらさんによってデザインされ、関連グッズも人気なのだそうですよ。定期券タイプやクレジットカード一体型があるほか、電子マネーとしても利用可能。Kitaca電子マネーは、PiTaPaを除く全国8つの交通系電子マネー加盟店でも利用できます。

東北・関東エリア

東北・関東エリア784325

出典:Masato0517さんの投稿

次にご紹介するのは、東北・関東エリアです。全国相互利用サービス対象なのは「Suica」と「PASMO」の2つ。そのほか仙台市交通局の「icsca」や、長野市の路線バスで使える「KURURU」、茨城交通の「いばっピ」などもあります。

2. Suica

ICカードの中で最も有名なものといえば、JR東日本が開発した「Suica(スイカ)」ではないでしょうか。2001年から導入が開始され、現在の発行枚数はなんと約5,900万枚。「スイスイ行けるICカード」という意味で、この名前が付けられました。JR東日本各線のほか、東京モノレールや伊豆急行などJR以外の路線でも導入されています。またクレジットカードや電子マネーとしての利用はもちろん、携帯やスマホで乗車できる「モバイルSuica」や便利なオートチャージ機能もあります。さらにSuicaでのお買い物でポイントが貯まる、「Suicaポイントクラブ」というサービスも提供されていますよ。

3. PASMO

首都圏ではSuicaと同じくらい普及しているのが、株式会社パスモが発行する「PASMO(パスモ)」です。東京メトロや東急電鉄、小田急電鉄など、関東地方を中心に101の鉄道・路線バス事業者が加盟しており、発行枚数は約2,500万枚。「PASSNET」と「MORE」を合わせて、PASMOと名付けられたそうです。またキャラクターはかわいらしいロボットで、カードのデザインはピンクを基調にしたものとなっています。またPASMOにも、クレジットカードや電子マネー、オートチャージといった便利な機能が付いていますよ。

中部エリア

中部エリア784550

出典:モンス君さんの投稿

続いてご紹介するのは、意外とICカードの種類が多い中部エリア。関東地方の「Suica」や「PASMO」、関西地方の「ICOCA」が使われているほか、「TOICA」「manaca」「PiTaPa」といった3つの相互利用可能なICカードがあります。

4. TOICA

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まずご紹介するのは、JR東海が発行している「TOICA(トイカ)」。「Tokai Ic Card」の頭文字を組み合わせ、この名前が付けられました。2006年に名古屋で初めて導入され、現在では140万枚以上発行されています。カードはブルーをベースにした波のようなデザインとなっており、これは東海地方の伊勢湾と駿河湾をモチーフにしているそうです。TOICAの利用可能エリアは、JR東海の愛知県、岐阜県、静岡県の一部となります。また新幹線停車駅が2駅以上含まれる「TOICA定期券」があれば、タッチするだけで新幹線に乗車することができますよ。

5. manaca

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次にご紹介するのは、名古屋交通開発機構とエムアイシーが発行している「manaca(マナカ)」です。導入は2011年とやや遅めですが、現在では名古屋を中心に400万枚以上発行されています。名古屋鉄道や名古屋市営地下鉄、名古屋市営バスといった名古屋の主要交通網で使われているほか、TOICAにはない「manacaマイレージポイント」というサービスを導入している点が人気の理由でしょう。manacaではお買い物だけでなく、manacaエリアの鉄道やバスの乗車でもポイントを貯めることができますよ。

近畿・中国・四国エリア

近畿・中国・四国エリア784338

出典:Jimmy Akiraさんの投稿

近畿エリアで主に使用されているのが、「ICOCA」と「PiTaPa」です。この2つはどちらも中部・中国・四国地方でも利用されており、全国相互利用サービスの対象でもあります。

6. ICOCA

A photo posted by yuka (@yuka_isrtelf) on

「ICOCA(イコカ)」は、JR西日本が2003年に導入したICカードです。「IC Operating Card」の頭文字と、関西弁の「行こか」をかけて、この名前が付けられました。イメージキャラクターは「カモノハシのイコちゃん」で、デザインがかわいらしいことからキャラクターグッズも多数販売されています。そんなICOCAの導入エリアは、JR西日本、JR四国、近鉄、京阪など。またクレジットカード機能付きの「SMARTI COCA」を選べば、電車の利用やお買い物でポイントを貯めることもできます。

7. PiTaPa

「PiTaPa(ピタパ)」はスルッとKANSAI協議会が発行するICカードです。2004年に導入が開始され、近畿・東海地方の鉄道・バス事業者が加入しています。名前の由来は、「Postpay IC for "Touch and Pay"」の略なのだそう。このポストペイ方式とは後払いのことで、Suicaなどのプリペイド方式とは大きく異なります。事前にチャージするのではなく後から引き落とす形式のため、PiTaPaはクレジットカードに分類されます。また主な路線は、大阪市営地下鉄や阪急電鉄、京阪電鉄など。そのほかICOCAやSuicaなどと相互利用ができますが、この場合は事前にチャージが必要です。

九州エリア

九州エリア784352

出典:sadaoさんの投稿

最後にご紹介するのは、九州エリアのICカードです。九州だけで、「SUGOCA」「はやかけん」「nimoca」という3つの相互利用サービス対象ICカードがあります。ちなみに沖縄には、県内に唯一ある路線「沖縄都市モノレール(ゆいレール)」で使える、「OKICA」というICカードがあるそうですよ。

8. SUGOCA

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まずご紹介するのは、JR九州が2009年に導入した「SUGOCA(スゴカ)」です。「Smart Urban Going Card 」の頭文字と、九州地方の方言「凄か」をかけて名付けられたのだそう。ピンク色で描かれたかわいらしいカエルと時計のイラストは、アメリカのイラストレーター、ロドニー・グリーンブラットがデザインしたものです。利用エリアは福岡・佐賀・大分・熊本エリア、長崎エリア、宮崎エリア、鹿児島エリアの4つに分かれており、各エリアをまたいでの利用はできません。またSUGOCAもmanacaと同じように、対象エリア内の列車利用でポイントが貯まります。

9. はやかけん

次にご紹介するのは、福岡市交通局が発行する「はやかけん」です。「速くて優しく快適な券」と博多弁の「速かけん」をかけて名付けられました。福岡市交通局が発行しているものですので、導入エリアは福岡市地下鉄のみとなります。ただしSUGOCAやSuicaなどと相互利用ができるので、実際はかなり広範囲で使用できますよ。またこちらも列車利用でポイントが貯まるサービスが付いているため、福岡市地下鉄を頻繁に利用する方にはかなりお得です。ただし、電子マネーとしての利用ではポイントが貯まらない点がほかのカードと異なります。

10. nimoca

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最後にご紹介するのは、西日本鉄道の子会社である株式会社ニモカなどが発行する、「nimoca(ニモカ)」です。発行枚数は約250万枚で、九州エリアのICカードの中で最も多い数字となります。当初は福岡県を中心とした西鉄電車・西鉄バスの乗車カードとして導入されましたが、現在では熊本や宮崎など西鉄以外のエリアにも進出しています。またnimocaもポイントサービスが充実しており、バス・電車の利用、お買い物でポイントが貯まります。さらに電子マネーやクレジットだけでなく、現金払いでもポイントが貯まるというのが魅力的です。

いかがでしたか?

いかがでしたか?784388

出典:R444さんの投稿

全国で相互利用が可能な10種類のICカードをご紹介してきましたが、いかがでしたか?相互利用できるならどれも同じでは?と思いきや、付いている機能やポイントの貯まり方などがそれぞれ異なります。また定期券は各ICカードの導入エリアでしか作れないことが多いため、基本的には住んでいる場所に近いカードを作ると良いでしょう。ICカードを作ったら機能をよく調べて、より便利に、お得に使いこなしてくださいね。

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