2016年09月26日

水牛で海を渡る!『由布島』は大自然を体感できる南国のテーマパーク

水牛で海を渡る!『由布島』は大自然を体感できる南国のテーマパーク

沖縄県にある「由布島(ゆぶじま)」は、西表島から水牛車でアクセスできる醍醐味でも知られています。島全体が亜熱帯植物楽園という南国情緒あふれるテーマパーク島としても大人気です。島内はまるで自分の庭のように、あらゆる場所に思い出のシーンを刻むにも最適な空間です。のんびり過ごせる超穴場の癒しを堪能するにはピッタリの場所。そんな手つかずの大自然そのものを味わうことができる由布島の魅力をピックアップしてみました。

「由布島」の魅力に潜入!

ツアーでも大人気!

ツアーでも大人気! 798686

出典:

西表島の与那良川から流れ集まった砂の堆積によって出来た『由布島(ゆぶじま)』は、西表島の東部500mほどの沖合に位置する、周囲約2kmの小さな島です。島全体が亜熱帯植物園(1981年開園)にもなっている、まさしくここはパラダイス。また、離島ならではの動物や植物に出会うことができるのも魅力のひとつです。

ツアーでも大人気! 797332

出典:かばんさんの投稿

由布島とは切っても切れない関係と言っても過言ではない“水牛車”。貝の館や蝶々園、島を囲む美しい海などの見どころのほか、レストラン・カフェでは、ゆっくりと島グルメを堪能しましょう。気の知れた友達や家族となら、島を探索して自分らだけの秘密の場所を見つけるのも楽しいですね。

由布島へのアクセス

由布島へのアクセス795250

出典:zew0704さんの投稿

由布島に行くには、“各空港⇒石垣島⇒西表島(いりおもてじま)⇒由布島”というアクセス方法になります。石垣島からフェリーで35-40分ほどで西表島へ。西表島・大原港からは、路線バスで「由布島水牛車乗り場」停留所までおよそ22分です。およそ500mの由布島へのアクセスは、水牛車を利用するのがポピュラーです。また、干潮時でしたら西表島と陸続きとなるので、車や徒歩でもアクセス可能です。往路と復路で使い分けても面白いですね。

由布島へのアクセス809069

出典:takayukinさんの投稿

水牛車は時期によっても始発時刻などが変わるようですが、基本的に由布島行きは朝の9時代から16時代まで15分~30分間隔、西表島に戻るには10時代から17時代まで同じく15分~30分間隔で出ているので予約も不要、アクセスしやすいですよ。また、石垣島や小浜島からの西表島ツアーなどで由布島がコースに入っているものも多くあるので、選択のひとつにされてみてくださいね。

入園料

入園料809208

出典:

入園料は、島へのアクセス方法によって変わってくるようです。水牛車利用でしたら、往復の水牛車料金と入場料が込みになっています。徒歩でしたら入場料だけとなりリーズナブルですが、干潮時間を事前にチェックする必要があります。チケットは「旅人の駅 由布島」で購入が可能です。カフェが併設されているので、ちょっとした休憩や運がよければ出来たてのサーターアンダギーも購入できます。

旅人の駅 ユブカフェの詳細情報

旅人の駅 ユブカフェ

竹富町その他 / カフェ、弁当、ジェラート・アイスクリーム

住所
沖縄県八重山郡竹富町古見694
営業時間
[月]  09:00 - 17:00 [火]  09:00 - 17:00 [水]  09:00 - 17:00 [木]  09:00 - 17:00 [金]  09:00 - 17:00 [土]  09:00 - 17:00 [日]  09:00 - 17:00

営業時間

由布島も「旅人の駅 由布島」も、9時から17時までとなっています。

由布島と水牛車

大五郎と花子

大五郎と花子797321

出典:toyota9216さんの投稿

約15人から20人もの人を運ぶ力持ちの水牛は、由布島の重要な観光資源にもなっています。元々台湾から連れて来られたのがはじまりとなりますが、雄の「大五郎」と雌の「花子」の存在なしでは今の由布島は語れないと言っても過言ではありません。繁殖を重ね、今や50頭を越えるほどになったそうです。

三線の音色や沖縄民謡を聴きながら、ゆっくりと

三線の音色や沖縄民謡を聴きながら、ゆっくりと797333

出典:club中里さんの投稿

水牛車にのんびりと揺られながらのどかな時間を満喫しましょう。沖縄の三味線・三線(サンシン)の音色が心にしみます。島の説明などを聞ける、島独特の語り口にも癒されてしまいます。また、水牛車の数が増えれば増えるほど三線が重奏となって海に響きます♪

水牛のトレーニング

水牛のトレーニング797328

出典:smurfさんの投稿

水牛は、3歳くらいに成長してから車を引けるようになります。2歳くらいになるとトレーニングがはじまるそうです。非常に賢くおとなしい水牛は、飼い主の言う事をよく聞きます。その姿に驚く観光客も絶えません。ぜひ見どころのひとつに加えてみてくださいね。

水牛の取説

水牛の取説797334

出典:haibrumushiさんの投稿

水牛はたくましいビジュアルとは打って変わって非常にデリケート。ストレスを与えないため、飼い主以外の人が水牛に触ることは基本的に禁じられていますので約束を守ってくださいね。

西表島をバックにのんびり進む水牛

西表島をバックにのんびり進む水牛797320

出典:toyota9216さんの投稿

由布島からは、西表島の壮大な景観とゆっくり島に近づく水牛車がコラボした、ここだけでしか見ることができない景色を堪能することができます。

さて島に上陸! 島の中はどんな見どころがあるのか期待に胸を膨らませまわってみましょう。

亜熱帯植物楽園 由布島に潜入!

亜熱帯植物楽園 由布島に潜入!798587

出典:

クリクリお目々がインパクトのかわいい水牛がお出迎え。透かさずここで島1枚目の記念撮影はいかが?

亜熱帯植物楽園 由布島に潜入!798689

出典:

「由布島植物園」は、1981年に開園しました。手つかずのジャングルの景観も見どころのひとつですが、観光しやすい空間に整備されているのも女性に優しい空間です。

亜熱帯植物楽園 由布島に潜入!797326

出典:katuwoさんの投稿

島の中は遊歩道もキレイで歩きやすくなっています。しかし、ここで要注意! 島の一部で頭上注意の看板を目にします。いったい何に注意なのでしょうか? 島には大きなヤシの木が点在する中、ヤシの実が落ちてくることもあるそうで、なるべくヤシの木がある場所では上を向いて歩きましょう。

亜熱帯植物楽園 由布島に潜入!798675

出典:

沖縄と言えばハイビスカスを思い浮かべるという方も多いのではないでしょうか? 緑が映える中の赤が、より南国感に拍車をかけます。

水牛の池

水牛の池798703

出典:

水牛が水浴びをする場所です。タイミングが良ければ、生まれたばかりの赤ちゃん水牛を見ることができるそうです。現在は年に5頭以上の水牛が誕生しているので、以前に比べると遭遇率も高くなっているようです。次の出番までゆっくり休んでね。

水牛の碑

水牛の碑798670

出典:

数々の水牛が残してくれた島の貢献に対し、感謝の気持ちを込めて「水牛の碑」が建てられました。どことなくアジアンなテイストに仕上がっているのが特徴です。

蝶々園

蝶々園798695

出典:

「蝶々園」では、オオゴマダラのサナギを通年観ることができるそうです。このサナギはなんと黄金色! これを見た多くの方が口にする言葉が、「思っていた以上の黄金色」。百聞は一見に如かず、ぜひご堪能ください♪

蝶々園795247

出典:RyoHorieさんの投稿

ちなみに、さなぎがかえると蝶々も黄金色なの? と期待する方も多いでしょうが、オーソドックスな白黒。ですが、よく見るとその鮮やかな模様と独特な飛び方に注目してしまいます。近くに寄ってくる蝶々たちに愛嬌さえ感じる癒しの空間です。

貝の館

貝の館798810

出典:

由布島や西表島近海に生息する貝を中心に観覧することができる「貝の館」。深海に生息している珍しいものも見れるとあって、貝好きな女性でなくとも一見の価値あり! とってもオシャレな空間と評判です。

旧校門跡

旧校門跡798601

出典:

以前、由布島には小中学校があったそうです。今となっては、校門の跡だけがその余韻を残します。

マンタの浜

マンタの浜798614

出典:

島だけに海も遊びどころ。「マンタの浜」と呼ばれる砂浜は、マンタのオブジェが目印。島の東側に面するこの浜からは、2kmしか離れていない小浜島をはじめ、嘉弥真島(かやまじま)、石垣島、黒島、新城島などを一望することができます。ちなみに小浜島はNHK連続テレビ小説『ちゅらさん』でもおなじみです。なぜマンタなのかというと、小浜島との間にあるマンタウェイ(ヨナラ水道)とも呼ばれるマンタの通り道に由来します。

子供の広場

子供の広場809239

出典:

子供が遊べるエリア「子供の広場」があるので、小さなお子さんとの家族旅行におすすめです。人間ロープウェー・ブランコ・滑り台などの遊具が揃っています。広場には木々も多く大人たちにも癒しを提供してくれます。

ブーゲンビレアガーデン

ブーゲンビレアガーデン798606

出典:

島の奥にある「ブーゲンビレアガーデン」では、30種類以上のブーゲンビレアを観覧することができます。ブーゲンビレアって聞き慣れない方も多いでしょう。植物の分類的には「オシロイバナ科ブーゲンビレア属のブラジル原産の熱帯花木」だそうです。花は通年に渡って見ることができますが、ブーゲンビレア狙いなら、秋の終わりから3月くらいが見ごたえある時期だそう。

水牛車待合所

水牛車待合所798595

出典:

水牛車の乗車時間まで、「水牛車待合所」を利用しましょう。こちらには売店もあり、水牛グッズが売れ筋だとか。水牛の家系図がプリントされたタオル・牛の糞(ウン○)が描かれた運気上昇タオル・水牛の角で作られた置物など、ここでしか手に入らないものが販売されています。旅の思い出にお土産探しは欠かせませんよね。

グルメならここ!

猪狩家 由布島店 (かまいとぅやー)

「猪狩家 由布島店」内観 797314 外観です

出典:macponさんの投稿

水牛車待合所の中にあるパーラー『猪狩家・由布島店』。こちらでは、黒糖を使ったお菓子をはじめとするお土産、直営農園でとれた季節ごとの旬なフルーツやシュースなどを販売しています。沖縄のアイスクリームブランド「ブルーシール」も堪能できますよ。

「猪狩家 由布島店」ドリンク 797313 さとうきびジュース(2016/01/20撮影)

出典:彡厶さんの投稿

こちらでのおすすめが「サトウキビジュース」。天然の甘みは疲れた体を充電してくれます。

猪狩家 由布島店

閉業や休業等の理由により食べログに店舗情報が存在しないか、一時的な障害で店舗情報が取得できませんでした。

由布島レストラン

「由布島レストラン」外観 798886 入り口です

出典:macponさんの投稿

『由布島レストラン』は、園内(島内)唯一のレストランです。、チャンプルーや沖縄そばなどの沖縄料理をメインとした単品メニューが食べられます。

「由布島レストラン」料理 798870 由布御膳のアップ

出典:macponさんの投稿

「由布島幕の内弁当」は、地元の素材を活かした沖縄郷土料理の数々を楽しめる欲張り派にも満足な人気のメニューです。

「由布島レストラン」内観 798892

出典:びぎんのマスタさんの投稿

席数も多く広い店内は、ちょっと修学旅行を思い出させる懐かしい空間です。

由布島レストランの詳細情報

由布島レストラン

竹富町その他 / 食堂、沖縄料理、ジューススタンド

住所
沖縄県八重山郡竹富町字古見689
営業時間
[月]  11:30 - 16:00 [火]  11:30 - 16:00 [水]  11:30 - 16:00 [木]  11:30 - 16:00 [金]  11:30 - 16:00 [土]  11:30 - 16:00 [日]  11:30 - 16:00 ■ 営業時間 お食事
平均予算
  • ~¥999

由布島茶屋

「由布島茶屋」外観 798946 由布島茶屋

出典:立花立夏さんの投稿

海を見ながらの南国空間を楽しめる『由布島茶屋』でひと休み。ジェラートをはじめ、水出しコーヒーやケーキなどを提供してくれる島カフェです。のんびりした雰囲気がたまらない。

「由布島茶屋」料理 798942 パッションフルーツのソルベ

出典:立花立夏さんの投稿

こちらに来たらぜひ味わいたい手作りの「ジェラート」。泡盛・黒糖・パッションフルーツをはじめとする、沖縄ならではのフレーバーを楽しめます。店内でのんびり食べるのもいいですが、ここは隣接したマンタ浜で海を眺めながらどうぞ♪

「由布島茶屋」内観 798939 テラス席

出典:立花立夏さんの投稿

海の見えるテラス席もあり、涼しい風が通り抜け快適な空間を演出してくれます。

由布島茶屋の詳細情報

由布島茶屋

竹富町その他 / ジェラート・アイスクリーム、カフェ

住所
沖縄県八重山郡竹富町字古見689
営業時間
[月]  10:15 - 16:15(L.O. 16:00) [火]  10:15 - 16:15(L.O. 16:00) [水]  10:15 - 16:15(L.O. 16:00) [木]  10:15 - 16:15(L.O. 16:00) [金]  10:15 - 16:15(L.O. 16:00) [土]  10:15 - 16:15(L.O. 16:00) [日]  10:15 - 16:15(L.O. 16:00) [祝日]  10:15 - 16:15(L.O. 16:00) [祝前日]  10:15 - 16:15(L.O. 16:00) [祝後日]  10:15 - 16:15(L.O. 16:00) 3/14,3/22はお休みさせていただきます。楽しみにしてくださったお客さま、申し訳ございません。
平均予算
  • ~¥999

いかがでしたか?

島全体が南国のテーマパークにもなっている『由布島』。島のあちこちに発見がある魅力的な島、水牛やおおらかな島人(しまんちゅ)たちとのふれあい、離島の醍醐味を味わいながらのんびりと一日かけてまわるのもおすすめです。

いかがでしたか?797324

出典:asahinaさんの投稿

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