2017年10月24日
国内最大級の迫力。三重「なばなの里」イルミネーションが凄すぎる!!
冬の楽しみといえばイルミネーション!冷たい空気の中でキラキラと輝くイルミネーションはデートスポットにも最高です。『死ぬまでに行きたい!世界の絶景』でも紹介された、三重県桑名市にある「なばなの里」のイルミネーションは国内最大級の規模。迫力と繊細さを兼ね備えた光の世界を一度体験してみませんか?まさに、「絵にも描けない美しさ」です!
三重県桑名市、揖斐川と木曽川に挟まれた長島町に位置する「なばなの里」は、約30万㎡の敷地にさまざまな花が咲き乱れる花の楽園です。巨大なベゴニア温室を始め、広いお花畑では、春の桜から始まってチューリップ、バラ、アジサイ、秋のコスモスやダリアなどが季節を追って開花し、私たちにすばらしい風景を見せてくれます。
施設名は長島町の特産物「三重なばな」に由来するもので、決して菜花畑がひろがっているわけではないんです。敷地内にはレストラン、カフェ、温泉施設、地ビール園、ショップなどもあり、1年を通じていろいろな楽しみ方ができるレジャースポットです。
なかでも「なばなの里」を全国的に知らせるきっかけとなったのは、冬のイルミネーション。もともとは、冬は花の種類が減ってしまうため、園内の木々とLEDのきらめく光を楽しんでもらおうと始まったものでしたが、イルミネーションの規模はいつしか全国屈指のものとなり、有名な『死ぬまでに行きたい!世界の絶景』で紹介されるほどになったのです。
冬のイルミネーションは2004年から始まり、2017年で14年目を迎えます。年々パワーアップして、お客さんも増えるばかり。そのヒミツは、園内すべてを贅沢に使った見る人を圧倒させるスケール。木々や地形を生かした構成もすばらしく、園内の花や木とカラフルな光の競演が見事な世界を作り上げます。
なばなの里のイルミネーションはその年ごとにテーマを設定して作り上げられます。2017年~2018年のテーマは『くまもとだモン!~くまモンのふるさと紀行~』。阿蘇や天草、熊本城をはじめとした元気な熊本の美しい風景を雄大なイルミネーションで表現します。今年の冬のイルミネーションが100倍楽しみになるよう、歴代のテーマをちょっとだけ紹介していきますね。
■ロマンチックな和風イルミネーション
2013年は、富士山の世界遺産登録をお祝いするのがテーマでした。夜空にくっきりと浮かぶ富士山が神々しくとても美しいですね。頂上に太陽が重なるダイヤモンド富士も表現されました。
そして富士山のふもとに虹がかかります。富士山は高さ約30m、9階建てのビルの高さに相当します。実に見応えがあります。
紅葉が広がる秋の富士山。このほか、新緑のグリーン富士、冬の雪化粧をしたシルバー富士など、約7分間で10の場面が繰り広げられました。
また、なばなの里は敷地内に大きな池があり、水面に光を浮かばせるという珍しい電飾方法もおこなっています。毎年、全長約120mにも及ぶ巨大な光の川が生まれ、その風景はため息もの。最先端のコンピューター制御技術で、BGMにのせて約10分間のプログラムが行われ、約640億色の演出が可能になっています。水に反射した明かりがとっても幻想的です。
■光の流れが豪快な滝に変身
高さ約20m、横幅約120mという巨大なナイヤガラの滝が登場。滝のさまざまなシーンをカラフルな光で表現しました。あざやかな滝の上に虹が出るなど、横幅をたっぷり使った迫力あるイルミネーションです。
光のグラデーションで、あざやかに色が変わっていきます。なばなの里では、プロジェクションマッピングを使わずに、すべてLED電球だけを使う点にこだわっています。作業の大変さに気が遠くなりそうですが美しさは格別です。
まるで本物の水が落ちてくるよう。高さ約20mの迫力は本物の滝さながら。
チャペルの前にはクリスマスツリーが設置されました。巨大なツリーですが、自然の木です。光の間からのぞくグリーンの葉がみずみずしく、すばらしい色彩を見せてくれます。
■雄大なアルプスを光で表現
2015年のイルミネーションはスイスの大自然をイメージした雄大な光の競演。歴代最大となる高さ約35m、横幅約120mのスクリーンに、四季折々の風景を光の移り変わりで表現。これまでのイルミネーションからさらにワンステージアップした素晴らしい風景だと好評を博しました。
展望台から全景を見下ろすのも楽しみのひとつ。広大な敷地をめいっぱい使っているので、風景に奥行きがあります。近くから見ると迫力があり、遠くから見ると繊細な輝きを感じます。
約200mある光の回廊は、メイン会場へと進むトンネルです。白熱電球の暖かな光に包み込まれ、まるでおとぎの世界へ迎えられている気分です。
光の回廊を彩っているのは、こんな小さなLED。密集させて黄金色の輝きを作っているのです。一つずつの灯りが花の形をしているのも心憎いですね。
なばなの里のイルミネーションは混雑必至です。人ごみをなるべく避けるコツは3つ。
①平日もしくは日曜日に出かけること
②最も混み合う点灯時間の17時より遅く到着すること
③雨の日を狙うこと
到着を19時ごろにすれば、閉園の21時もしくは22時までゆったりと楽しめます。広い園内ですが、2時間もあれば順路どおりに回って写真も十分に撮れますよ。
わざわざ雨の日に行かなくても…と思った方もいるかもしれませんが、雨の日ならではの楽しみがあるんです!すいているだけでなく、路面にイルミネーションの光が映り込んでさらに幻想的。ちょっと濡れますが、よほどの大雨でなければ、ぜひトライしてみてください!
アクセスは、東京方面からなら新幹線利用で名古屋まで行き、そこからは名古屋高速・伊勢湾岸自動車道を使うのがおすすめです。このルートで行くと、名古屋からは最短で約30分ほどとスムーズ。東名阪からでも行けますが、混雑しやすいので伊勢湾岸自動車道がベター!
イルミネーション開催期間は、毎年10月下旬からゴールデンウィーク頃まで。イルミネーション点灯時間は、日没から21時(週末やクリスマスなど延長営業日は22時まで)と長いので、日が暮れてからのきらめきをじっくりと楽しめます。毎年度肝を抜くスケールになるのは間違いなし!ぜひ壮大な光の祭典を体験してみてくださいね♪
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