2016年02月08日

滋賀観光・近江八幡でのんびり水郷めぐりを楽しもう!

滋賀観光・近江八幡でのんびり水郷めぐりを楽しもう!

今では、水郷を挟んで分かれている近江八幡と安土。安土城と八幡城はかつて琵琶湖の内湖に築城されていたそうです。そのため、天下人であった、織田信長もこの地で、水郷で舟遊びをしていたとか。季節によって趣が変わる情緒あふれる水郷巡りを体験して、悠久の想いを感じ取ってみてはいかがでしょうか。人気の小海八幡水郷巡りの見どころをご紹介します。

近江八幡水郷巡り

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出典:近江源氏さんの投稿

春先の水郷めぐりでは、少しずつ芽吹き始めた桃や梅を見る事ができ、長く変わる事のない安土の息吹を感じる事が出来ます。水郷めぐりの始まりは、織田信長や豊臣秀次が戦国の世の疲れを癒すため、宮中の雅やかな遊びを真似たところからだそうです。

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出典:楓花さんの投稿

滋賀県・近江八幡といえば、琵琶湖が有名。のんびりと風景を楽しみながら、安土の街を眺めてみてください。水郷めぐりは、船頭さんの優しい口調とゆっくりとした、手こぎ舟がおすすめ。ベストシーズンは桜の時期となっているようです。天下を取った織田信長と同じ景色を見て思いを馳せてみては。

乗船場

乗船場25785

出典:

船着き場を見ただけでも、情緒豊かな風景が見られます。水郷巡りは1人からでも乗船できます。4人以上では専用の仕立て船が利用できます。船頭さんが操る手こぎの舟に乗れば、水を切る音と緑に囲まれた水郷を楽しむことができます。

ヨシ群生地

ヨシ群生地25787

出典:ゴリさんの投稿

水郷巡りの名所スポットとして有名なのが、ヨシ群生地。四季折々の美しさと時間の経過が見る人を楽しませてくれます。ヨシはイネ科の多年草で、春に芽吹き、夏になると一気に成長が進み、その高さは4mまで達するそうです。秋には黄金色に染まったヨシを撮るために全国から写真愛好家が集まるほど。近江八幡のヨシの関係は信長の全盛期には年貢として納められていた記録が残っています。昔は安土ヨシといえば品質も良いことから、すだれ、屋根といった建材に使用されていました。

ヨシ群生地25788

出典:ゴリさんの投稿

記録によると、漢方薬としてヨシの根が使用されており、熱さましや吐き気防止の効果や解毒作用もあったとされています。近年では、便せんや名刺を作る際の原料としてヨシが使用されています。

西の湖

西の湖25790

出典:楓花さんの投稿

秋の終わり。柔らかな風に揺れるヨシを眺めると、都会の喧騒を忘れ、日々の生活と違った「時」を味わう事ができます。

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出典:masatosさんの投稿

時間によって表情を変える西の湖。場所のすべてが美しさをだす撮影スポットです。

西の湖25792

出典:ibexさんの投稿

水郷の良さといえばなんといっても、風光明媚な湖面の美しさ。ヨシの群生地から続く西の湖にも自然の恵みや営みが多く、水鳥達も集まります。舟に乗って感じる風と音そして、安土山を眺めれば、歴史のロマンを感じることができそうです。

琵琶湖

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出典:

日本最大の面積と貯水量を誇る琵琶湖。その面積は滋賀県の1/6を占めます。鮎・エビ・鮒などといった淡水生物も豊富で、特に1つの湖で深さが違う場所には、住む生物も異なり、その固有種は50種類以上が生息しているそうです。

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出典:近江源氏さんの投稿

琵琶湖は、400万年以上の歴史があり、たくさんの逸話や伝説があることから、信仰深い場所であることがうかがわれます。舟から眺める琵琶湖は普段の眺めとは違った趣があります。

最後に

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出典:

水郷めぐりは、事前予約は不要で現地で申し込みができるそうですが、気になる方は電話で問い合わせてみてくださいね。

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出典:

近江八幡の水郷巡りはいかがでしたか。琵琶湖東岸に位置する滋賀県近江八幡にあるこの場所は、「春色・安土八幡の水郷」としてまた、琵琶湖八景のひとつとして全国的にも有名な水郷地帯となっています。日本ならではの情緒と景観美をぜひ、味わってみてくださいね。

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