2016年03月23日

沖縄オトナの観光におすすめ「泡盛」酒造めぐりの旅

沖縄オトナの観光におすすめ「泡盛」酒造めぐりの旅

日本の蒸留酒の元祖といわれている「泡盛」。お米を主原料に黒麹菌を使った、沖縄で造られる全麹菌のお酒です。最近は酵母や麹菌にこだわったさまざまな泡盛が造られるようになってきました。せっかく沖縄に訪れるなら、沖縄のお酒をちゃんと知りたい!お土産に買いたい!そして、試飲もできる酒造めぐりも合わせて紹介します!でも、呑んだら運転はNGですよ!

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出典:ケロッピさんの投稿

沖縄のお酒と言えば「泡盛(あわもり)」です。島酒(しまざけ)とも言われ、沖縄の伝統として多くの方に愛され続けています。度数が高いのも特徴の一つで、沖縄以外のお酒フリークから人気が高まり、沖縄ブームに便乗してポピュラーになりつつあります。

初心者の方からすると、泡盛って焼酎によく似ている印象を受けると思います。ざっくりと違いを説明しておきましょう。焼酎は原料を糖化させるのに「白麹(白こうじ)」を使います。一部の米を使用して仕込み、蒸し米をあとから加える「二次仕込み」という製法です。それに対し、泡盛は「黒麹(くろこうじ)」を使います。原料すべての米を使用して仕込む「全麹仕込み」という製法です。

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出典:魔武屋さんの投稿

泡盛は南蛮甕(なんばんがめ)に入れて熟成させればさせるほど、古酒と呼ばれ貴重なものとされています。また、年数表示のある古酒も増加している中、5年以上の古酒になると贈り物としても人気商品になっているようです。ちなみに、古酒とは3年以上貯蔵、かつ、古酒の量が50%以上のものを言います。

まろやかさと味わい深い風味で注目される古酒ですが、古酒になればなるほどお値段も高価になりますので、初心者の方でしたら比較的お手頃に手に入る新酒からスタートしてみるのもいいかもしれません。

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出典:Qoo●さんの投稿

飲み方も自由!原酒の香りを楽しんだ後には、そのまま・オンザロック・水割り・お湯割り・カクテルなどこだわりなくアレンジ!そして自分に合った飲み方を見つけることこそが泡盛の最高の楽しみ方なのです。

沖縄の本島から離島まで酒造所を廻りましょう

那覇市内にもかつての城下町「首里」を中心に多くの酒造があります。
那覇市⇒南部⇒中部⇒北部⇒八重山諸島⇒宮古島の順にご紹介したいと思います。

まずは那覇エリアからご紹介します

瑞泉酒造(那覇市)

瑞泉酒造(那覇市)26257

出典:

首里伝統の味を大切に受け継ぐ「瑞泉酒造(ずいせんしゅぞう)」は、1887年に創業しました。首里城瑞泉門の湧き水の名前でもあった「瑞泉」から名付けられました。メイン銘柄は、もちろん「瑞泉」。古酒に力を入れており、県内屈指の貯蔵量を誇ります。

瑞泉酒造(那覇市)26258

出典:

また、古酒部門全体でも、「瑞泉、古酒40度」が圧倒的な人気です。

【主要銘柄】瑞泉(ずいせん)
【見学】見学所要時間:30分 ビデオ観賞や試飲も可能です。

那覇市周辺の酒造所をご案内しましょう

忠孝酒造(豊見城市)

忠孝酒造(豊見城市)26263

出典:

忠孝酒造(ちゅうこうしゅぞう)の創業は1949年。熟成に最適な「南蛮荒焼き」という陶器も自社の窯で作ってしまうというこだわり。泡盛メーカーとしては初めてのことだったと言います。

忠孝酒造(豊見城市)26264

出典:

マンゴー酵母を使用した香り豊かな新種泡盛の開発や、秘蔵シリーズ15年モノ100%古酒などがあります。

【主要銘柄】忠孝(ちゅうこう)
【見学】見学所要時間:40分。ビデオ観賞・泡盛のミニボトルプレゼント・試飲も可能です。

忠孝酒造の詳細情報

忠孝酒造

住所
沖縄県豊見城市字名嘉地132
アクセス
那覇空港から車で10分

データ提供

久米島の久米仙(島尻郡久米島町)

久米島の久米仙(島尻郡久米島町)26268

出典:

1949年創業の久米島の久米仙。沖縄最大級の大きさを誇る酒造所です。冷たくて甘みのある湧き水を使用しているのが特徴です。無添加にもこだわっており、モンドセレクションの最高金賞をはじめ、数々の受賞歴があります。

久米島の久米仙(島尻郡久米島町)26269

出典:

【主要銘柄】久米島の久米仙(くめじまのくめせん)
【見学】見学所要時間:15分 試飲も楽しめます。 電話予約をおすすめします。

離島久米島に位置しますが、那覇から船で3~4時間です。1泊兼ねて足を運ぶのもいいかもしれません。

久米島の久米仙の詳細情報

久米島の久米仙

住所
沖縄県島尻郡久米島町宇江城2157
アクセス
久米島空港から車で20分
営業時間
9:30〜17:30

データ提供

次は、中部エリアをご紹介しましょう

比嘉酒造(読谷村)

比嘉酒造(読谷村)26273

出典:

1948年創業の比嘉酒造。女性にも飲みやすいマイルドな焼酎甲類を追求し、新しいタイプの泡盛の開発に力を注いでいます。オリジナルの蒸留機を持ち、残波ホワイト・残波ブラックなど、数々の残波シリーズ、ぜひ飲み比べてみてください。

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出典:アキハバカさんの投稿

【主要銘柄】残波(さんぱ)
【見学】残念ながら見学はできませんが、「残波」の製造工程のDVDを見ることができます。試飲も可能です。

北部エリアをご紹介します

ヘリオス酒造(名護市)

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出典:

1961年に創業したヘリオス酒造。さとうきびからラムを造る「太陽醸造」という製法をもって開業されました。

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出典:

樽を使って長期熟成してできた古酒。熟成効果を促進させるための銅製蒸留器を導入したり、自ら甕造りを行うなどのこだわりを持っています。

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出典:

【主要銘柄】くら、主(ぬーし)、轟(とどろき)
【見学】見学所要時間:60分 2日前くらいまでの予約が必要です。試飲も可能です。

ヘリオス酒造(株)の詳細情報

ヘリオス酒造(株)

住所
沖縄県名護市許田405
アクセス
名護バスターミナルからバスで7分
営業時間
10:30〜 13:30〜、15:00〜、16:30〜 1日4回
定休日
[12月30日〜1月3日]
料金
無料

データ提供

伊平屋酒造所(伊平屋村)

伊平屋酒造所(伊平屋村)26284

出典:ケロッピさんの投稿

沖縄最北端の離島、伊平屋島に位置する伊平屋(いへや)酒造所。創業は1949年です。首里から職人を呼び寄せ酒造開始しました。今でも「イーヌカー」という上質な天然の湧水をタンクで運んだり、人の目による確認を重視した手間を惜しまない職人のこだわりをもっています。

【主要銘柄】照島(てるしま)
【見学】内部までは案内はしていませんが、外側から製造方法説明などはしてもらえます。詳細はお問い合わせください。

八重山エリアをご紹介しましょう

仲間酒造所(石垣市)

A photo posted by @_mekusohanakuso_ on

創業1948年の仲間酒造所(なかましゅぞうじょ)。木製の蒸し機・釜に直火の蒸留機など、今でも取り入れている当時と変わらない製法が特徴です。夫婦2人の努力の結晶とも言える個性豊かな泡盛をぜひ味わってください。
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出典:ケロッピさんの投稿

【主要銘柄】宮之鶴(みやのつる)。とくに「古酒・宮之鶴」は、なかなか手に入りにくい貴重な酒とされています。
【見学】残念ながら見学はできませんが、売店で試飲は可能です。

八重泉酒造(石垣市)

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出典:

1955年に創業した八重泉酒造(やえせんしゅぞう)。竹富島や小浜島などの島々を見渡せる好立地に位置します。コンピューター管理をしての徹底製法が特徴です。

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出典:

【主要銘柄】八重泉樽酒、黒真珠、八重泉
【見学】見学所要時間:20分 ビデオ説明と試飲ができます。

波照間酒造所(八重山郡竹富町)

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出典:

1952年創業の波照間(はてるま)酒造所。日本最南端の酒造所でもあります。

波照間酒造所(八重山郡竹富町)26299

出典:

幻の泡盛とも言われる「泡波」。微妙な塩分を含んだ波照間島の地下水を使用しているのが特徴です。少数生産なので、島内の販売店などで見つけることができればタナボタというほどのプレミアものです。

波照間酒造所(八重山郡竹富町)26300

出典:fooversさんの投稿

【主要銘柄】泡波。甘くて香ばしいやさしい飲み心地のバランスのとれた塩梅です。
【見学】残念ですが見学はできません。

崎元酒造(八重山郡与那国町)

崎元酒造(八重山郡与那国町)26303

出典:

1927年創業の崎元酒造所(さきもとしゅぞうじょ)。日本最西端の酒造所です。王様に献上したという貴重なお酒「花酒」は冠婚葬祭でも人気の銘柄です。泡盛造りからビンのラベル貼りまですべて人の手作業により伝統を守り続けています。

崎元酒造(八重山郡与那国町)26304

出典:

【主要銘柄】与那国、琉球泡盛 花酒 与那国60度、にごり泡盛 海波(カイハ)
【見学】見学所要時間:10分 中には入れませんが見学用デッキがあります。試飲も可能です。

最後に宮古島をご紹介しましょう

菊之露酒造(宮古島市)

菊之露酒造(宮古島市)26309

出典:Jenbaさんの投稿

創業1928年の菊之露酒造(きくのつゆしゅぞう)。全国でもその知名度が高い酒造です。天然の材料だけで一切添加物を使用しないこだわりに定評があります。

【主要銘柄】菊之露、菊之露ブラウン、菊之露VIPゴールド
【見学】残念ながら見学はできませんが試飲は可能です。

多良川酒造(宮古島市)

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出典:

1948年創業の多良川酒造(たらがわしゅぞう)。原料ともなる豊富に湧き出る水・多良川にちなんで名づけられました。

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出典:

アルミ缶の容器は業界初、更には水割り用の泡盛など斬新な開発にも定評があります。

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出典:ぽん哲さんの投稿

【主要銘柄】多良川、古酒琉球王朝、久遠
【見学】見学所要時間:30分 試飲も可能です。

酒造めぐりいかがでしたか?

酒造めぐりいかがでしたか?26318

出典:バナOKAさんの投稿

沖縄の伝統酒「泡盛」。オリオンビール工場と並び、お酒好きにはたまらない沖縄旅行の人気スポットです。ご紹介した以外にもまだまだたくさんの泡盛の酒造所があります。普段なかなか口にできないレアなものも試飲できる期待、それが酒造見学の醍醐味です。泡盛をめぐる旅、ぜひ参考にされてくださいね。

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