2016年10月13日

四季折々の彩りが美しい!京都「長岡天満宮」をゆっくりお散歩

四季折々の彩りが美しい!京都「長岡天満宮」をゆっくりお散歩

京都の長岡京市にある「長岡天満宮」。地元では「天神さん」として親しまれています。四季折々、さまざまな花で彩られ、とてもきれいな神社です。京都市内から少し足を伸ばして、こちらの天神さんにも参拝に訪れてみませんか?こちらでは「長岡天満宮」の美しい魅力をご紹介します。

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出典:1bonneさんの投稿

学問の神様「菅原道真公」をお祀りしていることで、知らない人はいない「天満宮」。太宰府の天満宮から京都の天満宮まで、幾多の天満宮が日本各地に存在します。

その中でも、菅原道真公自ら「我が魂長くこの地にとどまるべし」と詠まれた、由縁ある京都・長岡京の「長岡天満宮」をご紹介いたします。

地元に根付いた天満宮「長岡天満宮」

地元に根付いた天満宮「長岡天満宮」833152

出典:電王1026さんの投稿

京都の長岡京市にある「長岡天満宮」は、その入り口へとつながる「八条ヶ池」と合わせると、有名な観光地の寺社に負けない広さのある神社です。

境内では地元の方々が買い物帰りや、おつとめの前後などに参拝されている姿が目に入ります。当たり前のことかもしれませんが、地元にしっかり根付いた天満宮であることが伝わってきます。

緑に癒やされる美しい境内

緑に癒やされる美しい境内834946

境内はとても静かで落ち着きがあります。たくさんの木々に囲まれ、深呼吸をすると体の内側から澄んでいくような気分になります。天気の良い日に訪れても、ひんやり心地良い空気が感じられ、雨の日に訪れると雨と緑、土の香りが胸一杯に広がります。

緑に癒やされる美しい境内834879

「錦景苑」では美しいもみじが楽しめます。あずまやに腰を下ろし、ゆったりと美しい庭園を眺めていると、時間が経つのも忘れてしまいそう。日が良いと、ウェディングフォトの撮影が行われていることもあり、見ている方も幸せな気分になれますよ。

四季折々の彩りが楽しめる「長岡天満宮」

四季折々の彩りが楽しめる「長岡天満宮」834881

出典:ibexさんの投稿

「長岡天満宮」の魅力は、この神社を取り巻く植物たちにもあるのではないでしょうか。四季折々の彩りで、全く違う表情を見せる「長岡天満宮」は「オフシーズン」と呼ばれるものがありません。

早春、天満宮といえば梅の花

早春、天満宮といえば梅の花833159

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天満宮といえば梅の花ですね。2月下旬からは梅林にて、愛らしい梅の花が楽しめます。

早春、天満宮といえば梅の花833150

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3月中旬頃には境内で「梅花祭」が開かれます。お茶席などが用意され、肌寒い中でもほっこりできます。

ライトアップも盛大に!お花見シーズン到来

ライトアップも盛大に!お花見シーズン到来833161

出典:久月さんの投稿

「長岡天満宮」へと続く、八条ヶ池の並木道は満開の桜で埋め尽くされます。

ライトアップも盛大に!お花見シーズン到来833151

出典:ミントさんの投稿

ライトアップもあり、幻想的な夜桜が楽しめます。

大本命は「キリシマツツジ」

大本命は「キリシマツツジ」833144

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「長岡天満宮」といえば、キリシマツツジの名所。樹齢130年以上という美しさを通り越して、威風堂々、神々しいともいえる紅が一面に広がります。市の天然記念物にも指定されているこのキリシマツツジは、まさに日本一といえるでしょう。

大本命は「キリシマツツジ」833146

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人の背丈を超えるキリシマツツジに覆われ圧巻の参道を抜ければ、天満宮の入り口にたどり着きます。このキリシマツツジを見るために、はるばる遠方から訪れる方も少なくありません。

キリシマツツジが満開の4月下旬には、「春の観光祭り」が行われます。生け花展、お茶席、キリシマツツジの苗木販売などが行われ、賑やかな雰囲気につつまれます。

初夏は菖蒲にカキツバタ

初夏は菖蒲にカキツバタ833149

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新緑がまぶしい頃には、カキツバタ、菖蒲、アヤメなどが楽しめます。そのたたずまいが美しいこの花は、1日程度しか咲いていられません。毎日違う花が待っていると思うと、こんな贅沢なことはありませんね。

夏には大輪の蓮の花

夏には大輪の蓮の花833142

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八条ヶ池では、今にも音を立てて咲き出しそうな蓮の花が楽しめます。水面に浮かぶその姿を眺めていると、暑い夏が涼しげに感じられますね。

晩秋には紅葉を・・・

晩秋には紅葉を・・・833154

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キリシマツツジとはまた別の「紅」。紅葉の季節は、見事なまでのもみじが境内を包みます。

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出典:

八条ヶ池から眺める景色も紅に色づき、何時間でも眺めていたくなる日本の美が続きます。

錦水亭でいただく、四季の名物と美しい庭

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出典:ruimamaさんの投稿

八条ヶ池に張り出した東屋、実はこちらが彼の有名な「錦水亭」です。時代劇などのロケにも多く使われ、日常とかけ離れた空間に浸ることができます。

四季を通して旬の食材が楽しめる料亭ですが、中でも「たけのこ料理」は日本一と謳われるほど。長岡京はたけのこの名産地でもありますが、それを最大限に楽しむためのコースが用意されています。そう、三月中旬から五月中旬は、キリシマツツジとたけのこ料理、二つの日本一の共演が楽しめるのです。

季節限定 「たけのこ料理」

「錦水亭」料理 833168

出典:shumaxさんの投稿

この料亭ではメニューはコース料理のみ。たけのこ料理のコースに含まれる「焼き竹」は、たけのこの風味と香ばしさがたまらない逸品です。

「錦水亭」料理 833171

出典:ほっこりサンさんの投稿

木の芽あえ、田楽、むしたけ、天ぷら・・・と、旬のおいしさを存分に味わえます。

錦水亭の詳細情報

錦水亭

長岡天神 / 日本料理

住所
京都府長岡京市天神2-15-15
営業時間
[月]  11:30 - 21:00(L.O. 19:00) [火]  11:30 - 21:00(L.O. 19:00) [水]  定休日 [木]  11:30 - 21:00(L.O. 19:00) [金]  11:30 - 21:00(L.O. 19:00) [土]  11:30 - 21:00(L.O. 19:00) [日]  11:30 - 21:00(L.O. 19:00) ■ 営業時間 昼食11:30~14:30 ■ 定休日 *たけのこシーズン(3月下旬〜5月)は毎日営業
定休日
水曜日
平均予算
  • ¥10,000~¥14,999
  • ¥10,000~¥14,999

我が魂長くこの地にとどまるべし

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京都・長岡は、菅原道真公が在原業平と遊び、詩歌管弦を楽しまれたという縁深い土地です。太宰府へ左遷されたる時、この地に立ち寄り「我が魂長くこの地にとどまるべし」と名残を惜しまれたとほどといわれています。

「長岡天満宮」には、菅原道真公の歌碑が複数存在します。学問の神様である以前に、詩人であった菅原道真公をお祀りしているこの天満宮。草花の美しさに心奪われるのも、納得できますね。

ぜひ落ち着いた京都の名所へ

ぜひ落ち着いた京都の名所へ834954

華やかな京都市内の観光地も良いですが、少し足を伸ばして「長岡天満宮」へ訪れてみてはいかがでしょうか?この落ち着いた雰囲気は、心を洗うのにもうってつけの名所です。

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