ギネスで乾杯！外国気分を味わえる東京のアイリッシュパブ5選

「アイリッシュパブ」とは、その名の通りアイルランド系のパブ（居酒屋）のこと。本場アイルランドでは、各々に行きつけの一軒が必ずあり、恋人や仲間、近隣の人々と様々な情報を交わす貴重な社交場でもあります。種類豊富なビールをはじめとしたアルコール類に店自慢の料理、ケルト音楽のライブやフットボールの中継など「明日へのエネルギー源」がギュッとつまった空間です。

歴史を重ねたパブからカフェ風のパブまで外装も内装も個性豊かなのが魅力の一つ。本場アイルランドでパブ巡りをすれば、自分の感性にピッタリとくる一軒に出会えます！

温厚で人懐っこい気質のアイルランド人は、パブで隣り合った人と会話をはじめたりします。一人で行っても気の合う仲間と訪れても楽しめるのがアイリッシュパブなんですね。さらに気分を盛り上げてくれるのが、アイリッシュバンドのライブミュージックやスポーツ中継。フットボールシーズンにはパブで試合を楽しみ、特に地元チームの試合中継では勝っても負けても大盛り上がりです！

アイリッシュを代表するビールといえば、1756年創業のギネスビール。クリーミーな泡と独特の風味が特徴的で低カロリーで最近は健康に有効であるという研究結果も出ている人気のビールです。その他にもアイルランドにはスタウトビールやアイリッシュウィスキーなどお国自慢のアルコールが豊富。オーダーに迷った際には、バーテンダーにオススメを聞いてみるのも良いですね。

何といっても代表格は「フィッシュ・アンド・チップス」。カリッ、サクッとした衣の中身はジューシーなタラの身で、モルトビネガーと塩を振って食べます。その他にもパイ料理やロースト料理が用意されていたりと、お酒だけではなくガッツリとした料理も堪能できます。休日ともなると「パブ・ランチ」といって、家族揃ってパブに出かけていくのがアイルランド人の過ごし方です。

都内でおいしいギネスビールを提供する店として有名な「アイリッシュ タイムス」。新橋の西口SL広場から歩いて2分ほどのところにあります。お店で提供しているギネスビールは、本場ギネス醸造所醸造責任者から最高品質とお墨付きをもらったものなのだそう。本場の味と雰囲気が詰まったお店は、アイルランド大使館も常連というのも納得です。日本にいながらにして、アイルランドを最も身近に感じられそうなパブです。

1995年オープンの「ダブリナーズ アイリッシュパブ 新宿店」は、オープン当初から海外からの観光客をはじめ、在日外国人も多く通うお店。アイルランド料理をはじめピザなどのフードメニューも充実していて、飲み会にも利用できると人気です。また、各種イベントを開催していて、アイルランドの聖人を祝うSt.Patrick's Day（3月17日）は毎年大盛り上がりだそう。

新橋の西口SL広場から徒歩3分ほど。ダブリンの街角パブを再現したお洒落な雰囲気で、キャッシュ・オン・カウンタースタイルで楽しめるパブです。店内にはTVモニターがありスポーツを観戦しながら一人でも気軽に飲める一軒。英語が飛び交う店内で飲めば、まさに海外気分を味わえそうです！

小川町駅B5出口を出てすぐ、オフィス街に位置する「ケルツ神田川小町店」は、仕事後に立ち寄る人が多いお店。ランチ営業やハッピーアワーなどお得なサービスもあるので、使い勝手が良さそうです。

ゲートシティ大崎の地下1階にある「ザ・シャノンズ 」は、サーバーから注がれる新鮮なギネスや、フードメニューが美味しいと評判のパブ。本場アイルランドの雰囲気を再現したかのような店内は、木目調でまとめられており、居心地が良く時間を忘れて過ごせそうです。

著者が北アイルランド在住時には地元パブで共有した楽しい時間がその後の人付き合いをより潤滑してくれたものです。東京で本場の雰囲気を再現したアイリッシュパブに足を運べば、陽気で親切なアイルランド人をはじめ様々な国の人たちと国際交流を楽しめるかもしれませんね。