沖縄で探すお気に入りの器。「やちむんの里」の窯元を歩こう

沖縄で探すお気に入りの器。「やちむんの里」の窯元を歩こう

沖縄の伝統工芸品であるやちむん。素朴な風合いと普段使いできる手ごろさが魅力の焼き物です。読谷村にある「やちむんの里」は、有名作家の窯元や、ギャラリー、カフェなどが集結した小さな工芸村で、観光客にも人気のスポット。伝統的なデザインや、若者むけのユニークなデザインまで様々なやちむんが見つかります。インターネット販売ではであえない、お気に入りの器を探しにでかけてみませんか。

2016年11月02日

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素朴で普段使いにおすすめな沖縄の工芸品やちむん。

やちむんの里ってどんなところなの?

やちむんの里ってどんなところなの?864698

出典:Tom Okiさんの投稿

那覇空港から車で約50分。沖縄本島の中部に位置する読谷村(よみたんそん)に「やちむんの里」はあります。「やちむん」とは沖縄の伝統的な焼き物のことで、毎日の暮らしの中で使っていくことで味わいが出てくる器です。広々としたエリアには工房や売店などが点在し、工房ごとに違った雰囲気のやちむんを感じることができます。

やちむんの里ってどんなところなの?864029

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「やちむんの里」というのは、こうしたやちむんを造る15の工房が集まった工芸の村のこと。那覇に有名な「壺屋やちむん通り」がありますが、そこで販売している工芸品の窯元であるのがこの「やちむんの里」です。この周辺には登り窯や、ショップ、カフェなどが点在しています。

読谷村がやちむんの里になったわけ

読谷村がやちむんの里になったわけ864708

出典:KINKINさんの投稿

1980年(昭和55年)に大嶺實清さん、山田真萬さん、玉元輝政さん、金城明光さんの4人が読谷山焼(ゆんたんざやき)の名前で共同の登り窯を開窯しました。読谷村は、もともと喜名焼と呼ばれる焼き物が盛んで、人里離れた静かな環境は作陶にはもってこいだったのです。

やちむんの里をお散歩してみましょう

共同釜はフォトジェニックなスポットです

共同釜はフォトジェニックなスポットです864047

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共同の登り窯はぜひ見てもらいたいスポットです。登り窯というのは、斜面に沿って、登るような構造の窯で下から薪を焚いていくという独特な窯のこと。一番下にある焚き口に薪をくべ、その炎の熱が段々と登って、最上部に達するという仕組みです。

共同釜はフォトジェニックなスポットです864061

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段々の途中には薪を入れる小口があり、微妙な温度調整を行いながら、三日三晩、寝ずに炎を絶やさず焼きしめます。一つの作品の中でも火のあたる向きや角度によって繊細な違いが生まれるというのが面白いですね。

共同釜はフォトジェニックなスポットです864035

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一年に5回ほどある窯出しの日には新作のやちむんを目指して全国からやちむん愛好家の人々が押し寄せます。火入れの当日は、それぞれの工房が力を合わせて準備を行うそうです。

売店には素敵な作品がたくさん!

売店には素敵な作品がたくさん!864053

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まずはやちむんの里を象徴する「読谷山焼窯共同売店」を見に行ってみましょう。こちらの売店では山田真萬さん、大嶺實清さん、玉元輝政さん、金城明光さんの作品を購入することができます。

売店には素敵な作品がたくさん!864037

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人気の高い共同売店の北釜では與那原正守さん、松田共司さん、松田米司さん、宮城正享さんの各工房で作られた作品を購入することができます。北釜は、やちむんの里の奥の方にあります。

売店には素敵な作品がたくさん!868751

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やちむんの里の生みの親である人間国宝の故金城次郎さんの窯は、現在、長男の敏男さんが引き継がれています。沖縄初の人間国宝の金城次郎さんは県内でも特に人気が高く、有名です。

売店には素敵な作品がたくさん!868770

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金城次郎さんのお孫さんである藤岡香奈子さんの陶芸工房「ふじ」は金城さんの窯のお隣にあります。

売店には素敵な作品がたくさん!864027

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ほかにも若手作家さんの工房やギャラリーなどが点在しています。焼き上げる前の作品が並ぶ姿もとても素敵ですね。

売店には素敵な作品がたくさん!864052

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それぞれの工房には特色があるので、違いを発見するだけでも楽しいお散歩になります。ひとつひとつゆっくりと時間をかけて見学して、気に入ったものを厳選して購入するといいですね。

やちむんってどんな作品があるの?

やちむんってどんな作品があるの?864042

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やちむんは、沖縄の土と火で作られた、大らかで温かみのある雰囲気を持つ焼き物です。自然をモチーフにした柄が多く、色合いははっきりとしたものからグラデーションをきかせたものまで、持ってみるとぽってりとした重さを感じます。

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やちむんってどんな作品があるの?864028

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魚や植物などはやちむんでよく描かれるモチーフです。沖縄らしいお土産としてもおすすめで、普段使いの器としての丈夫さも兼ね備えています。

やちむんってどんな作品があるの?864683

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表情やしぐさが可愛らしいシーサーもやちむんの里の人気者です。大きなものから小さなものまでさまざまなタイプのものがあるので、お土産にもいいですね。

やちむんってどんな作品があるの?864703

出典:Tom Okiさんの投稿

伝統的なやちむんがある一方で、こんな現代風にアレンジされたやちむんもたくさん作られています。大きく描かれた柄は生命力に満ち溢れ、沖縄の力強さを感じますね。

コーヒー豆のデザインを施したやちむんも人気。

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やちむんってどんな作品があるの?864034

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コーヒーカップやマグカップなどは使いやすく、味わいもあるので人気のアイテムです。柄違いでいくつも集めたくなってしまいますね。

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お洒落なやちむんがひとつあると食卓が一気に華やぎます。違う形をそろえてみると贅沢な雰囲気が醸し出されますね。

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小皿は集めやすいアイテムのひとつ。同じものはひとつとしてないというところが心惹かれるポイントになります。ちょっとした柄の違いで、受ける印象が変わるのが面白いですね。

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ひとつひとつのお皿は個性があるので、どんなお料理をのせようかと考えるだけでも楽しくなります。やちむんは、食器としての利用だけじゃなく、雑貨入れや小物、花瓶として利用する人も多いです。お部屋のインテリアにあわせてチョイスするのもやちむんの楽しむ方のひとつ。

疲れたら素敵なカフェでお茶してみましょう

森の茶屋

「森の茶屋」料理 868712

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沖縄風のお好み焼き「ヒラヤーチ」が美味しい森の茶屋では、美しいやちむんを堪能できます。やちむんは実際に使ってみると、使い勝手の良さや元気の良い柄の雰囲気がますます映えるんですよ!

「森の茶屋」ドリンク 868715 アイスココア

出典:eb2002621さんの投稿

アイスココアは背の高いカップに入って提供されています。深みのあるペルシャブルーがとても素敵ですね。店内にはおすすめのやちむんなどの展示、販売もされているのでついつい長居してしまいます。

森の茶屋の詳細情報

森の茶屋

読谷村 / 喫茶店、カフェ、コーヒー専門店

住所
沖縄県中頭郡読谷村座喜味2653-1
営業時間
12:00~19:00
定休日
無休
平均予算
  • ~¥999

データ提供

まらなた

「まらなた」料理 868720

出典:yoooooocoさんの投稿

まらなたはギャラリーが併設されたカフェ。約60人ほどの陶芸家の作品を間近で見ることができます。もちろん、購入することもできるので、気に入った作品があったらお土産にしてみるといいですね。

「まらなた」料理 868724

出典:しまじろー3さんの投稿

夏には沖縄らしいかき氷なども用意されています。カフェに入るとやちむんの使い方などを参考にできるので、美味しいスイーツを楽しみながら寄ってみるのもいいですね。

まらなたの詳細情報

まらなた

読谷村 / カフェ・喫茶(その他)、沖縄そば

住所
沖縄県中頭郡読谷村字座喜味2678-4
営業時間
AM11:00〜PM6:00
定休日
年中無休
平均予算
  • ~¥999

データ提供

やちむんの里はいかがでしたか?

やちむんの里はいかがでしたか?864040

出典:

職人さんたちの息遣いを感じる作品を、実際に手に取って購入することができるのがやちむんの里のいいところ。暮らしの中で役立つ伝統工芸ですから、お土産にもぴったりですね。沖縄に行ったら、ぜひやちむんの里に立ち寄ってみましょう。

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