2016年04月05日
山盛りの果物で器が見えません!目黒「果実園リーベル」のパルフェがすごい
みなさん「メガ盛り」「テラ盛り」が流行ったのを覚えていますか? 当時はさまざまな食べ物がブームに便乗していましたが、そんなブームなどどこ吹く風。いつ行っても山盛りフルーツパルフェが食べられるパーラーが目黒にあるんです。「おいしいフルーツをたくさん食べてほしい」というオーナーの熱い思いの結晶を確かめに行きませんか。
JR目黒駅西口から5分ほど権之助坂を下っていくと、右手にあざやかなビタミングリーンに塗られた階段が見えてきます。もともと「洋菓子舗ウエスト」があった場所と言えば、東京のひとには分かりやすいかもしれませんね。
この緑色の階段を上がったウエストの跡地にあるフルーツパーラーが「果実園 リーベル」です。
1991年に目黒で開業し、世界各国から取り寄せた果物を用いたデザートや料理を提供するフルーツパーラーとして人気のある「果実園」。当初はアトレ目黒1の2階で営業していましたが、2013年10月に現在の場所に移転して「果実園 リーベル」となってからは、さらに大人気のお店となりました。
@lysblanc_s 目黒の果実園。 pic.twitter.com/KY0W1keOX8
— chiko_chiko (@chiko514) 2016, 1月 31
「果実園 リーベル」の特徴は、なんといってもそのフルーツの量の半端なさ。見てください、このパルフェの器からこぼれ落ちんばかりのブドウの量!
パンケーキだってフルーツメガ盛りで、プレートの底なんて見えません!
このようにフルーツ好きにはたまらないデザートの数々を考案しているのは「果実園」オーナーの長嶺卓さん。「8割がフルーツで2割がクリーム」というのが長嶺さんの信条で、そのために東京のフルーツの台所である大田市場に毎朝出向き、食べ頃のフルーツを見きわめて仕入れてくるのだそうです。
長嶺さんはフルーツを取り扱ってこの道50年の大ベテラン。もともと大田市場で仲卸をやっていたということですから、おいしいフルーツを見極める目も確かなもの。缶詰のフルーツなどは一切使用していません。
とはいえ、ただ素材が良いだけではないのが「果実園 リーベル」のすごいところ。あらかじめ下ごしらえをしておくのではなく、どのメニューもオーダーが入ってからフルーツをカットしています。そしてカットの仕方などにも工夫をこらして、それぞれのフルーツが最もおいしく食べられるような計算をしてくれています。
ここまでできるのも、長年フルーツにたずさわってきたオーナーの経験によるものなのですね。
現在でも長嶺さんは日々新しいメニューを考えているそうで、そう聞けばこのお店のメニューがファミレスのメニューみたいにバラエティー豊かなのもうなづけます。
それでは「果実園 リーベル」のメニューを見ていきましょう。と、その前にフルーツは「旬」があるものなので、ここに掲載されているものがいつでも食べられるものではないことは頭に入れておいてくださいね。
ではまずはデザートから!
このお店のパフェはすべて「パルフェ」で名前が統一されています。正式なフランス語ではパルフェですからね。
パンケーキは定番のパンケーキと、季節のフルーツパンケーキがあります。
「果樹園 リーベル」のデザートメニューのなかに常時10種類くらいあるのがフルーツのズコット。ズコットとは、イタリアのフィレンツェでルネサンス期に誕生した丸いドーム型のケーキで、リキュールなどを染みこませたスポンジのなかに生クリームやヨーグルトチーズなどを詰めてドーム型にし、冷凍庫で凍らせたのちに室温で半解凍状態に戻したもののことを言います。同じような形をしていたカトリックの聖職者の頭巾が、トスカーナ地方の俗語で「ズッケット」と呼ばれていたことに由来しているのだそうです。
なお、デザートで食べておいしかったフルーツは、ショーケースに並んでいれば購入することも可能ですよ!
続いてお食事メニュー……の前に、ちょっとだけ店内の様子をご紹介します。
明るい雰囲気の店内は、完全禁煙で席は52席用意されています。それでも平日のランチタイムには入り口の外にまで人が並ぶほど。フルーツがメインのお店ですから、いつも女性のグループ客が店内の多くを占めています。
とはいえ「果実園 リーベル」はフルーツパーラーなので、朝7時半の朝食の時間から夜11時のディナータイムまで長時間の営業をしています。平日のランチタイムやティータイム、休日を避ければ、それほど待つことなしにテーブルに案内してもらえますよ。
店内の雰囲気もつかんでいただいたところで、お食事メニューのご紹介をしていきたいと思います。繰り返しますが、「果樹園 リーベル」はパーラーなのでデザート以外の食事を注文することもできるんですよ。これがまたどれもおいしいんです!
「果実園 リーベル」の朝食はモーニングセットになります。2016年2月現在、モーニングセットの種類は5種類。
「朝の果実は金」とメニューに書かれているとおり、どのセットにもフルーツがついてくるのがうれしい限り。野菜サラダとコーヒーもしくは紅茶もついてきて、朝から元気がみなぎってきます。
ランチメニューもいくつかあるセットのなかから選ぶことができます。パスタランチ、ステーキランチ、おさかなランチ、お肉ランチ、ローストビーフランチ、シーフードドリアランチなどがラインナップ。すべてコーヒー紅茶付きで、メニューによってはパンかライスもついてきますよ。
ティータイムが終わると、「果樹園 リーベル」はディナータイムをむかえます。前菜や魚料理、肉料理などのアラカルトを注文できるようになり、ランチにもあったパスタやサンドウィッチ、リゾット、サラダやスープなども単品でオーダーできます。
フルーツ同様に素材にこだわった野菜のバーニャカウダや、鮮魚のカルパッチョなどもぜひ試してみてくださいね。
アラカルトが迷っちゃうという方のためにコース料理だってあります。至れり尽くせりです。
果実園 リーベル 目黒店の詳細情報
果実園 リーベル 目黒店
目黒 / フルーツパーラー、カフェ、洋食
- 住所
- 東京都目黒区目黒1-3-16 プレジデント目黒ハイツ 2F
- 営業時間
- [月] 07:30 - 22:00(L.O. 21:30) [火] 07:30 - 22:00(L.O. 21:30) [水] 07:30 - 22:00(L.O. 21:30) [木] 07:30 - 22:00(L.O. 21:30) [金] 07:30 - 22:00(L.O. 21:30) [土] 07:30 - 22:00(L.O. 21:30) [日] 07:30 - 21:00(L.O. 20:30) ■定休日 無休
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
- ¥2,000~¥2,999
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また、東京駅八重洲北口のキッチンストリートには姉妹店の「果実園 東京店」もあります。こちらのお店も朝7時半に開店なので、朝早く新幹線で出張に出かけるときなどにテンションアップをはかるのにも最適ですよ!
東京駅の果実園であまおうのズコットを( ̄▽ ̄)#スイーツ #あまおう #果実園 #ズコット #strawberry #cake #tokyo https://t.co/f5LeBgKgLQ pic.twitter.com/k3lnWpNjvi
— ミッキー@ブロガー (@micky19750930) 2016, 2月 9
果実園リーベル 東京店の詳細情報
果実園リーベル 東京店
東京、大手町、日本橋 / フルーツパーラー、ケーキ、イタリアン
- 住所
- 東京都千代田区丸の内1-9-1 東京駅 グランスタ 八重北食堂
- 営業時間
- [月] 11:00 - 22:00(L.O. 21:00) [火] 11:00 - 22:00(L.O. 21:00) [水] 11:00 - 22:00(L.O. 21:00) [木] 11:00 - 22:00(L.O. 21:00) [金] 11:00 - 22:00(L.O. 21:00) [土] 11:00 - 22:00(L.O. 21:00) [日] 11:00 - 22:00(L.O. 21:00)
- 平均予算
- ¥2,000~¥2,999
- ¥2,000~¥2,999
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いかがでしたか? フルーツパーラー「果実園 リーベル」はフォトジェニックなビジュアル面だけでなく、厳選された果実のおいしさでもきっとあなたを満足させてくれるはずです。フルーツを堪能しつくすために、季節ごとに訪れてみてくださいね。