2016年11月19日

凍える京都でホットしましょ♪あったか和スイーツ大特集
冬の京都は風情があって素敵ですが、とにかく寒い!体の芯までカチコチに冷えたら、温かいスイーツでホッと休みましょう。お汁粉にぜんざい、葛湯にお団子など、この記事では京都の美味しいあったか和スイーツをご紹介します。冬の甘味はこれで決まりです♪
雪化粧をした京の街並は、風情があってとっても素敵。わざわざ冬の時期を選んで京都を訪れるツウな人もいるほどです。でも、四方を山に囲まれている京都は夏は暑く、冬はキンと寒いことで知られています。一番寒さが厳しい1月には1℃前後にまで気温が下がることもあるほどです。
そんな京都の寒さを和らげてくれるのが、温かい和スイーツ。老舗の甘味どころから、洋菓子の要素を取り入れた話題のスイーツまで、おすすめのホットスイーツを集めました。フワフワと湯気が立つ温かい甘味は、指先から心までほっこりと温めてくれることでしょう。
【祇園】ぎおん 徳屋
祇園の花見小路通り沿いにある「ぎおん 徳屋」は行列が絶えない甘味どころです。ジャズが流れる洗練された雰囲気の店内で、こだわりの丹波産大納言を使用した上品で見た目にも美しい甘味がいただけます。祇園四条駅から徒歩で6分ほどなので、散策中の立ち寄りにもぴったり。
香ばしいお餅がおいしい「もちやきぜんざい」
卓上に準備された電気七輪を使って自分自身でお餅を焼くという珍しいスタイルのぜんざい。焦げ目がついてお餅がぷくっと膨れるまで待ったら温かい小豆の中に入れていただきます。焼きたてのお餅の香ばしさと、上品な甘みが絶妙のぜんざいを堪能しましょう。
他にも粒あんが苦手な方におすすめの「もちやきしるこ」や、煎茶と焼きたてのお餅が楽しめる「煎茶といそべ焼き」といったメニューもあります。夏の名物である本わらびもちも年中提供しているます。観光客と地元の方のどちらにも人気のお店です。
ぎおん徳屋の詳細情報
5000ぎおん徳屋
祇園四条、京都河原町、三条京阪 / 甘味処、和菓子、かき氷
- 住所
- 京都府京都市東山区祇園町南側570-127
- 営業時間
- 12:00~18:00(売り切れ次第終了) ※営業日時変更の場合は公式サイト・SNSにて告知
- 定休日
- 不定休(公式サイトにて告知)
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
- ¥1,000~¥1,999
【烏丸御池】紫野和久傳(むらさきのわくでん) 堺町店
京都の有名料亭で、甘味だけでなくお食事でも人気の「紫野和久傳(むらさきのわくでん)」。地下鉄烏丸御池駅から歩いて約5分、錦市場からも徒歩5分と近いので、観光の一休みに格好のお店です。料亭ならではの旬の食材で作られる季節のお菓子を、2階の茶菓席で楽しむことができます。京都の町家らしい建物で、しっとりと落ち着いたひと時を過ごすことができます。
土鍋でグツグツと提供される「ぜんざい鍋」
土鍋に入ったユニークなぜんざい。お餅とお麩が入っており、それぞれの食感の違いが楽しめる一品です。一粒一粒がふっくら大きい小豆は甘さ控えめ。いくらでも食べられてしまいそうです。ぐつぐつと煮立った状態で運ばれてくるので、冷え切った身体を温めるのに最適。でも火傷には注意して下さいね!ゆっくりいただいても最後まで熱々の状態で楽しめます。
こちらもおすすめ「あったか葛の邪気封じ」
吉野の本葛を丁寧に練り上げた葛湯に小豆や栗、抹茶の蜜が添えられた甘味です。まずはそのままで葛の優しい味を楽しんだら、次にお好みで添え物を絡めて頂きましょう。添え物は季節によって異なりますが、常についてくる抹茶の蜜は程よい苦味で、葛の素朴な甘みとの相性が絶妙です。葛は昔から「邪気を追い払う」「邪気を封じ込める」と言われている縁起の良い食べ物なんですよ。
【祇園】ジュヴァンセル 祇園店
人気洋菓子店が和をコンセプトにオープンした「ジュヴァンセル」では、モダンで一風変わったスイーツを楽しむことができます。和栗や黒豆といった京都の素材を使用した焼き菓子や、フルーツや抹茶を堪能できる抹茶フォンデュが人気で、TVや雑誌でも頻繁に取り上げられています。祇園四条駅から徒歩10分、八坂神社の隣なので参拝に来る際に立ち寄ってみてください。
見た目も華やか「祇園フォンデュ」
季節のフルーツ、洋菓子店ならではのケーキと京都ならではのお団子を、濃厚な抹茶ソースにつけていただく「祇園フォンデュ」。器がお重のようになっており、開けると色鮮やかなフルーツが目を喜ばせる華やかなスイーツです。抹茶ソースはチョコレートがベースでとても濃厚!陽が差し込む明るい店内も素敵なので、祇園フォンデュが売り切れてしまわないよう、早い時間に行かれることをおすすめします。
【 下鴨】茶寮 宝泉
京都の中心から少し離れた閑静な住宅街の一角にある「茶寮 宝泉」。本数の限られたバスに運良く乗れると河原町駅から約20分ですが、それを逃すと地下鉄やバスで40分程と交通の便は決して良くはありません。だからこそ、ゆったりと流れる静かな時間と、手入れの行き届いた素晴らしい日本庭園を楽しみながら甘味を頂くことができるのです。
ところん栗を楽しむ「栗しるこ」
栗しること言うと小豆と栗の組み合わせが一般的ですが、こちらの栗しるこは、丹波栗を贅沢にペースト状にした汁に大きな栗が入ったもの。栗本来の甘みを心ゆくまで堪能できる満足感の高い一品です。
こちらもおすすめ「丹波白小豆ぜんざい」
透き通ったお汁にふっくらとした丹波産の白小豆、そして綺麗に焼き目の付いた香ばしいお餅が入っています。白小豆とは小豆よりも小さな豆で生産量が少なく、香りや味が上品であることから高級品として扱われています。細部にまで手をかける「茶寮 宝泉」にぴったりな、洗練された甘味です。
茶寮 宝泉の詳細情報
500茶寮 宝泉
松ケ崎、茶山 / 甘味処、和菓子
- 住所
- 京都府京都市左京区下鴨西高木町25
- 営業時間
- 10:00~17:00 (L.O.16:30)
- 定休日
- 水曜日、木曜日
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
- ¥1,000~¥1,999
【出町柳】加茂みたらし茶屋
みたらし団子発祥のお店として常に行列ができているこちらの茶屋。下鴨神社のすぐ近くにあるので観光客が多いですが、地元の方にも愛される団子やさんです。店内で食べることも出来ますが、席がそれほど多くないので、ほとんどの方がテイクアウトしていきます。長く見える行列もサクサクと進んでいくので、意外と早くみたらし団子に辿りつけますよ。叡山電鉄出町柳駅までは徒歩15分なので、お団子を食べながら駅まで行くのもおすすめです。
注文後に焼いてくれるあつあつの「みたらし団子」
焼きたてで香ばしく柔らかい団子に、黒砂糖と醤油で作られたタレがたっぷりとかかります。お団子は小ぶりで、タレもしつこくない甘さなので、何本でも食べられちゃいそう。常に行列ができているのに、地元の人が並んででも買うというのも、納得の味です。
あったか和スイーツで思い出に残る1日を
いかがでしたか?写真を見てるだけでほっこりあたたかい気持ちになれる和スイーツ。今回紹介したお店はどこも人気店で並ぶこともあるため、身体の首の付く箇所をしっかりとあたためて、和スイーツを存分に楽しんでくださいね。