2016年11月27日

猫好き必見☆東京で参拝できる猫寺&猫神社のスポット8選

猫好き必見☆東京で参拝できる猫寺&猫神社のスポット8選

神社やお寺といえば狛犬やお稲荷さまをお祀りしている所が一般的ですが、中には猫寺や猫神社がある事をご存知でしょうか?今回は猫好きなら一度は訪れたい東京近辺の猫寺と猫神社をご紹介いたします。

猫をお祀りしている神社やお寺が日本各地にあることをご存知ですか?かつては絹糸をとるために養蚕が盛んだった地域では、ネズミを退治してくれる猫を神様として崇めていました。今は昔のように猫にネズミを退治してもらわなければならないシーンも少なくなりましたが、猫の可愛らしさと魅力に惹かれ、多くの人々が猫をお祀りした神社やお寺へ足を運んでいます。今回は東京近郊で“猫”をお祀りしている猫神社・猫寺をご紹介します。

新宿区

1.自性院(落合南長崎駅)

1.自性院(落合南長崎駅)893307

出典:

参道の入り口で狛犬の様に招き猫像が出迎えてくれる「自性院」は、一匹の猫が大田道灌を寺に案内し危機を救い、戦に勝利をもたらしたという伝説が残されています。

1.自性院(落合南長崎駅)893310

出典:

勝利を導いた猫を供養して作られたという「道灌招き猫」と、その後江戸中期にある貞女の冥福を祈るために奉納した「猫面地蔵尊」の2体が境内の猫地蔵堂に祀られています。普段は公開されていませんが、毎年2月3日の節分会に開帳されています。弘法大師ゆかりのお寺でもあり、子育て、開運、厄除けにご利益があるお寺です。

自性院の詳細情報

自性院

住所
東京都新宿区西落合1-11-23

住所:東京都新宿区西落合1丁目11-23
都営大江戸線 落合南長崎駅下車 徒歩4分

台東区

2.今戸神社(浅草駅)

2.今戸神社(浅草駅)893385

出典:

「今戸神社」の主祭神は応神天皇、伊弉諾尊、伊弉冉尊、福禄寿の4神です。伊弉諾尊(イザナギノミコト)と伊弉冉尊(イザナミノミコト)の2柱が夫婦であることから、縁結びにご利益があると有名になりました。

2.今戸神社(浅草駅)893382

出典:

招き猫の登場は江戸時代といわれていますが、ここ今戸の地では十六世紀から人形としての招き猫が焼かれていたと伝わっています。伝承では江戸末期に、浅草にある老婆が住んでいました。しかし、貧しさゆえに泣く泣く愛猫を手放さざるをえませんでした。すると手放した猫が夢枕に立ち「自分(猫)の姿を人形にしたら必ずや福徳を授かる」といったそう。そこで老婆はさっそく愛猫の姿を模して片手を挙げた猫の人形を作り、浅草寺の参道で売り出したところ大評判になりました。

2.今戸神社(浅草駅)913933

出典:

境内には本殿の招き猫の他にも、石なで猫や招き猫の描かれた絵馬など、さまざまな猫を見ることができます。お守りももちろん猫だらけです。

今戸神社の詳細情報

今戸神社

住所
東京都台東区今戸1-5-22
アクセス
地下鉄浅草駅から徒歩15分
営業時間
社務受付時間 09:00-17:00 (御朱印受付は16:30まで)

住所:東京都台東区今戸1-5-22
東京メトロ 浅草駅下車 徒歩約15分

港区

3.美喜井稲荷(赤坂見付駅)

3.美喜井稲荷(赤坂見付駅)893412

出典:

赤坂見付駅から「豊川稲荷東京別院」に向かい、少し先にある現在改装中の虎屋菓寮 赤坂本店のすぐ脇の路地にひっそりと佇む「美喜井稲荷(みきいいなり)」。ビルの中二階にあるので、気づかないと通り過ぎてしまうほど。

3.美喜井稲荷(赤坂見付駅)893408

出典:

美喜井稲荷神社の御守護神は、「京都の比叡山から御降りになりました霊の高い神様で この神様にお願いする方は蛸を召上らぬこと この神様を信仰される方は何事も心配ありません」と掲示されていて、なぜタコを食べてはいけないのか、なんという神様なのかなどは不明です。

3.美喜井稲荷(赤坂見付駅)914034

出典:

美喜井稲荷とはいいますが、境内にあるのは“猫”の姿。ゆえに美喜井稲荷は、参拝者の間で通称「ネコ稲荷」と呼ばれています。そして、境内はまさに「猫の額」ほどの広さです。

美喜井稲荷神社の詳細情報

美喜井稲荷神社

住所
東京都港区赤坂4-9-19

住所:東京都港区赤坂4-9-19
東京メトロ 赤坂見附駅下車 徒歩8分

中央区

4.三光稲荷神社(人形町駅)

4.三光稲荷神社(人形町駅)893417

出典:

昔から娘さんや子供、芸妓さん等の参詣が多く、なかでも猫を見失ったときに立願すれば霊験あらたかといわれている「猫返し」の神社でもある「三光稲荷神社」。

4.三光稲荷神社(人形町駅)893416

出典:

祭神は三光稲荷大神、田所稲荷大明神。「三光稲荷神社参道」と銘がある石碑や、境内にある猫の置物は見失った猫が無事に帰ったお礼に建立、奉納されたものです。

世田谷区

5.豪徳寺(宮の坂駅)

5.豪徳寺(宮の坂駅)914087

出典:はりほーさんの投稿

「豪徳寺」は、「招き猫」発祥のお寺として有名です。そして、「ひこにゃん」で知られる彦根藩主・井伊直弼を始めとした井伊家の菩提寺でもあります。境内には驚くほどたくさんの招き猫がおさめられていて、猫好きさんなら、それを眺めるだけでも楽しい気持ちになっちゃいますね。

5.豪徳寺(宮の坂駅)914065

出典:庭師さんの投稿

江戸時代のはじめ、近江彦根藩第二代藩主・井伊直孝が鷹狩りの帰りに豪徳寺の前を通りかかった時のことです。お寺の白猫「たま」が井伊直孝にむかって手招きをしていました。「たま」に招かれるまま豪徳寺の門をくぐった井伊直孝が住職とお茶をしていると、突然天気が悪化。あたりは雷雨になってしまいました。「猫のおかげで濡れずに済んだ、これは縁起の良い」と喜んだ井伊直孝は、豪徳寺を井伊家の菩提寺としました。この話をもとに豪徳寺では招き猫が作られるようになったといわれています。

5.豪徳寺(宮の坂駅)914088

出典:まいどHDRさんの投稿

井伊直孝との縁がもとになり、滋賀県彦根市のゆるキャラ「ひこにゃん」は、この「たま」がモデルになっています。

立川市

6.蚕影神社(武蔵砂川駅)

6.蚕影神社(武蔵砂川駅)914196

出典:

「蚕影神社(こかげじんじゃ)」は、ジャズピアニストの山下洋輔さんが「猫返し神社」と命名した、愛猫の無事や健康を祈りに多くの参拝者が足を運ぶ神社です。山下洋輔さんの愛猫が脱走してしまい、通りかかったこの神社で願掛けをすると翌日ひっこり帰ってきたんだとか。その後も猫が脱走するたびにお参りし、その度に戻ってきたことから、雑誌のエッセイに「猫返し神社」と掲載したのが始まりだそう。

6.蚕影神社(武蔵砂川駅)893462

出典:

養蚕の神様をお祀りしています。この地区では江戸時代末期、養蚕が盛んで、蚕の天敵・ネズミを捕らえる猫を守り神していることもあり、お参りして「猫が無事に帰ってきた」という報告も寄せられています。境内には「ただいま猫」の石像があります。こちらはやさしく撫でてお参りしましょう。

6.蚕影神社(武蔵砂川駅)893463

出典:

神社は、医薬・健康・知恵の神である「彦名命(すくなひこなのみこと)」と、文学・芸術の神「天児屋根命(あめのこやねのみこと)」のお二柱を祀っている「立川水天宮 阿豆佐味天神社」の境内にあります。

青梅市

7.住吉神社(青梅駅)

7.住吉神社(青梅駅)893475

出典:

総本山である大阪の住吉大社には商売繁盛を願う「初辰参り」という習慣があり、ここで授与される「初辰猫」という招き猫の人形がご利益があると有名です。あおめ招き猫こと「阿於目猫祖神」は、総本山の初辰猫の兄弟という説があるのだとか。

7.住吉神社(青梅駅)914208

出典:

住吉神社の参道入口の鳥居脇には、猫の神様「阿於芽猫祖神」が祭られています。さらに参道を進むと階段下の両脇にもカラフルな「大黒天猫」と「恵比寿猫」が参道を挟んで向かい合うように鎮座しています。

住吉神社の詳細情報

住吉神社

住所
東京都青梅市住江町12

住所:東京都青梅市住江町12
青梅線 青梅駅下車 徒歩4分

8.琴平神社(日向和田駅)

8.琴平神社(日向和田駅)897296

出典:

戦前まで青梅も養蚕が盛んなこともあり、青梅の町を一望する山の上に養蚕の神様を祀る「琴平神社(金比羅大権現)」があります。養蚕農家にとって、猫は蚕をネズミから守ってくれる大事な存在。繭の当たり年に、猫の焼き物をお礼に奉納していたこともあり、今でも社殿の中にはたくさんの招き猫が。家運隆昌の祈願におすすめだそう。

琴平神社(金比羅大権現)
青梅線日向和田駅下車 吉野梅郷を経て標高230mの尾根取り付きまで徒歩20分、そこから登山道を登り35分

いかがでしたか?

東京近郊を含め、たくさんの猫をお祀りした神社やお寺が点在しています。猫好きさんは、ぜひ一度お参りに出かけてみてくださいね!

いかがでしたか?914306

出典:メダカ王さんの投稿

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