
歴史ある宮崎県の神社で御朱印をいただこ♡おすすめ7選
神話の里として伝承や言い伝えが残る宮崎県。美しい自然と神秘的なロマンの息づく土地で御朱印集めしてみませんか?御朱印とは寺社で参拝者に授与される印章のこと。ひとつひとつ目の前で手書きされます。お守りやお札とは一味違う特別感。訪れた記念として御朱印をいただけば、旅の思い出の1ページになります。ご縁によって出会う御朱印は一期一会…。寺社によってオリジナルの御朱印帳もありますよ。神話と伝説の残る宮崎県で御朱印集めの旅におすすめの一度は行っておきたい神社を紹介します。
2016年11月29日
宮崎県日南市、太平洋に突き出した鵜戸岬の突端にある鵜戸神宮。地元では親しみをこめて「鵜戸さん」と呼ばれ、縁結び,夫婦和合,安産,漁業,航海の神様にご利益があるとされています。
鵜戸神宮は自然にできた洞窟の中に朱塗りの本殿が鎮座しており、参拝するには崖に沿って作られた石段を下りる、神社としては珍しい「下り宮」と呼ばれる造りです。
眼下に広がる太平洋の奇岩の中に亀石と呼ばれる石があります。「運玉投げ」というものがあり、亀石の背中の枡形に男性は左手、女性は右手で願いを込めながら運玉を投げて、入れば叶うといわれています。
鵜戸神宮の神使はうさぎです。主祭神・日子波限建鵜草葺不合命(ヒコナギサタケウガヤフキアエズノミコト)の「鵜」の字から、「卯」→「兎」となり、うさぎが神使となったという説があります。境内の絵馬もうさぎ、御朱印帳もうさぎ、「卯みくじ」というおみくじもうさぎ、いたるとこにうさぎがいて見守ってくれているようです。「撫でうさぎ」の像があり、撫でると病気平癒、開運、飛翔などの願いが叶うとされています。
日南エリアの鵜戸神宮の御朱印頂きました。写真だとわかりにくいですが、戸の文字だけ薄い墨に。朱印見せる為にわざとそうしてるのかな? pic.twitter.com/TV69B4dQYy
— 巻紙屋@1日目【東D-11a】 (@Sand_leon) 2014年11月2日
御朱印は参道入り口の社務所、または御本殿授与所で受け付けています。
高千穂神社(十社大明神)
神話の里、高千穂に鎮座し天孫降臨の地として名高い高千穂神社。御祭神に、高千穂皇神(たかちほすめがみ)、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)・木花開耶姫命(このはなさくやひめ)、彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)・豊玉姫命(とよたまひめのみこと)、鵜鵝草葦不合尊(うがやふきあえずのみこと)・玉依姫命(たまよりひめのみこと)をお祀りしています。本殿と狛犬の像は国の重要文化財に指定されています。
3組の夫婦神を祀っている神社で、夫婦円満・縁結び・諸願成就にご利益があるとされています。樹齢800年を超える御神木の秩父杉は2本並んでそびえ立っており、夫婦杉(めおとすぎ)と呼ばれています。この杉の周りを時計回りに、夫婦、カップル、友達と手をつないで3回まわると縁結び・家内安全・子孫繁栄の3つの願いが叶うとされています。
境内にある神楽殿では高千穂神楽の舞をみることができます。毎夜20~21時に観光客向けに奉納されている舞です。
御朱印は階段を上って右手にある社殿前にある授与所でいただけます。
高千穂神社の詳細情報
天岩戸神社
高千穂にある古事記や日本書紀に書かれている天岩戸伝説のある神社、天岩戸神社。岩戸川をはさんで西本宮と東本宮とがあり、両社とも天照大御神を主祭神として祀っています。そして西本宮は天照大神が隠れたという天岩戸を御神体として祀っています。御神体の「天岩戸」は祓い清めていただいたあとに西本宮から参拝することができます。
天岩戸神社から出て少し歩くと、天安河原があります。天安河原は八百万(やおろず)の神々が集まったとされる場所で、天安河原宮は八百万の神々が祀られています。
御朱印は西本宮の授与所にて授かることができます。
天岩戸神社の詳細情報
宮崎神宮
宮崎県宮崎市に鎮座する宮崎神宮。宮崎県産の狭野杉(さのすぎ)で作られた神明造りで、社殿すべてが登録有形文化財です。毎年お正月には、商売繁盛・厄除け・勝負運・長寿の御利益を求めに多くの人々が訪れます。
主祭神は神武天皇をお祀りしており、神武天皇崩御の日である毎年4月3日は神武天皇祭が行われ、秋には地元の人々から親しみをこめて「神武さま」と呼ばれる宮崎神宮大祭(御神幸祭)が行われます。
宮崎神宮を参拝すると御朱印は宮崎神宮と皇宮神社の2種類いただけます。
宮崎神宮の詳細情報
大御神社(おおみじんじゃ)
日向のお伊勢様と呼ばれる大御(おおみ)神社。社殿は大海原の柱状岩の上に建っています。御祭神は天照大神です。家内安全・厄除けなどにご利益があるとされています。
龍人信仰の遺跡も残っているので、境内は神秘的で厳かな雰囲気です。社殿をあとに海へおりていくと、洞窟の中に"日向鵜戸神社"があります。社を背に入り口を振り返ると天に昇る龍の姿が見えます。
平成15年に境内にて発見されたさざれ石。国家「君が代」に詠まれるさざれ石で、周囲約30メートル、高さ約4メートルという日本最大級の大きさです。
御朱印は社務所で頂けます。
大御神社の詳細情報
荒立神社
荒立神社(あらたて神社)は高千穂に鎮座する木々に囲まれた静かな神社です。猿田彦命(サルタヒコノミコト)と天鈿女命(アメノウズメノミコト)が夫婦で住んだとされる地ということから、夫婦和合・縁結び・芸能にご利益があるとされています。全国でも珍しい「芸能守」なるお守りがあります。荒立とは切り出したばかりの「荒木」で作られたため、荒立宮と呼ばれるようになったことから、荒立神社の名の由来となったという説が残っています。
境内には「七福徳寿板木」があり、心をこめて7回打つと願いが叶うとされています。未来の幸せを願うハートの板は「未来板木」というもので、これも7回打つと癒し・出会い・愛情運が上がるとされています。
荒立神社では御朱印紙を授かり、御朱印帳にはることができます。
荒立神社の詳細情報
東霧島神社(つまきりしまじんじゃ)
宮崎県都城市にあり、「つまきりしまじんじゃ」と読むこちらの神社。厳かな空気に満ちあふれる社殿前の階段は、鬼が一晩で作り上げたとされる「鬼岩階段」です。振り向かずに登りきると願いが叶うとされています。
イザナミノミコトが火の神を出産した時に亡くなってしまったことから、妻を思い嘆いたイザナギノミコトの涙でできたとされる「神石」。
鬼岩階段の脇にある樹齢1000年の「招福大楠」。幹の周りは約9メートルあり、根元は人が通れるほど開いています。
入り口すぐの授与所にて御朱印が頂けます。
東霧島神社の詳細情報
いかがでいたか?
以上、神秘の魅力にあふれた宮崎県の寺社仏閣を紹介しました。目の前に神話の世界の入り口がある、そんな気持ちにさせてくれるパワーを持ったスポットが沢山。お気に入りの御朱印帳を持って宮崎県に行ってみませんか?