地元の人も通ってます。わざわざお出かけしたい信州の道の駅6選

長野県内にある道の駅はなんと44か所（2016年10月現在）！カフェやレストランのほかに、イベントスペースや子どもが走り回れる公園がある複合施設も多く、ドライブで立ち寄るのもいいですが、道の駅を目的にお出掛けするのも楽しいですよ。この記事では、信州育ち＆ドライブが大好きな筆者が、オススメの「道の駅」を紹介します。

木島平村にあるFARMUS（ファームス）木島平」は、木をふんだんに使ったおしゃれな建物が特徴の道の駅。木島平米をはじめとした地元の特産品が並ぶマーケットや、カフェ、レストラン、さらには、木島平村で生まれた素材を加工して製品にする加工所やキッチンスタジオなども併設された多目的施設です。

こちらでのオススメは、カフェで食べることができる木島平産ジャージー牛乳のジェラート。濃厚なミルク味だけでなく、ミックスベリーや木島平産そば、自家製塩キャラメルなど、いろいろなフレーバーが季節ごとに並びます。オーソドックスにミルク味もいいですが、ここでしか食べられないフレーバーにトライしてみるのも楽しいですよ。

上信越自動車道小布施ハイウエイオアシスと道の駅が一緒になっているため、施設の充実度は県内屈指の規模を誇ります。お土産処や、レストラン、農産物直売所のほかに、大型遊具がそろう広場や野外ステージ、テニスコート、ドッグランなど、広大な敷地にさまざまなアクティビティ施設が揃い、家族で1日めいっぱい遊べます。地元の人も多く立ち寄ることから、休日は満車になることも。また、「小布施の栗」を使った料理や加工品は、食べ逃せない地元の名産品です！

全国的に有名な小布施の栗をお食事処で味わってみて。単品でも注文できるホッカホカの栗おこわは、栗の甘みがたまらない必食メニュー！持ちかえりもできますよ。そのほかにも、栗コロッケや栗のソフトクリームなどがあるので、ぜひ探してみて下さいね！食事処では信州福味鶏と地場野菜が味わえる特製タレ丼、信州産ポークを使った信州豚鉄板といった地元食材のメニューも多く揃います。お腹が大満足すること、間違いなしです。

千曲川（ちくまがわ）沿いにあるため「道と川の駅」という名前です。千曲川の流れによって削られた日本百景の奇岩岩鼻を見ることが出来るユニークな道の駅。食事処では千曲川名物の鮎を食べることが出来ます。物販コーナーには「おやき」や「味噌」「漬物」といった信州らしい加工品が多く並ぶのでお土産探しにいいですよ。

こちらの道の駅は、ドッグランや芝生公園があり、ピクニックにもぴったり。また体験型教室など季節に応じたイベントをたくさん開催していて、ミニ四駆の本格的サーキットもあるため、地元の家族連れでにぎわいます。他にもバーベキュー施設があるので、手ぶらでバーベキューを楽しむことも出来ますよ。

軽井沢から上田をつなぐ浅間サンライン沿いで、東御市の湯の丸高原入り口の手前にあります。大型駐車場を完備しているので観光バスも立ち寄る人気の道の駅です。雷電くるみの里の「雷電」は、江戸時代に活躍した力士「雷電為右衛門」から取ったもの。東御市の人にとっては、雷電は今でもヒーローなんです。施設内には雷電に関する資料館があり、入場無料で楽しむことができます。天気がいい日は芝生の広がる公園でのんびりと山を眺めるのもおすすめです。

東御市（旧東部町）は信濃くるみの産地。そのため信濃くるみを使ったメニューが豊富にそろいます。特に人気は、信濃くるみと地元産もち米を使ったくるみおはぎ。一口食べるとくるみの風味ともち米の甘さが口いっぱいに広がって、何個だって食べられちゃいますよ。他にもくるみソフトクリームは、ほんのり香るくるみがクセになります。

レストランでは、地元産そば粉を使った打ちたての戌立て(いぬだて)蕎麦を楽しめます。そばにくるみだれをつけて食べると、地元で人気のくるみそばに変身して、さらに美味しく楽しめますよ。ちなみに戌立てそばとは、標高700m以上の戌立地域(原口地区)で収穫したそば粉を使った蕎麦のこと。風味がいい地元特産のそばを楽しめるのも雷電くるみの里ならではです。

北アルプス常念岳（じょうねんだけ）のふもとにある道の駅「アルプス安曇野ほりがねの里」は、晴れていれば雄大な常念岳を間近で見ることが出来る絶景スポットです。そんな雄大な自然で育った野菜や果物が豊富に摂り揃うとあって、併設する「旬の味ほりがね物産センター」にはたくさんの地元の人が買い物に訪れます。他にも食品加工施設が併設されているので、おこわやおはぎ、おやき、煮物などのお惣菜がとても充実しています。

食堂「かあさんのおむすび店」では、堀金産のブルベリーやいちごのソフトクリーム、日替わりの定食などが楽しめます。メニューも時期によって変わるので、行くたびに違ったものが楽しめてワクワクします。そばやうどん、丼ぶりメニューも充実しています。またモーニングコーヒーは、お菓子がついて300円ととてもお手頃なので、ドライブの一息にもオススメです。

「風穴（ふうけつ）の里」は上高地や白骨温泉、乗鞍に繋がる国道158号沿いにあります。観光名所へのアクセスも抜群なので、立ち寄りやすいスポットです。「風穴の里」でぜひ食べてほしいのが、この地域周辺でしか栽培されていない野沢菜の原種と言われる稲核菜（いねこきな）の漬物。野沢菜に比べて茎に歯ごたえがあるので、噛めば噛むほどに味が出ます。漬物だけでなく、鰹節と炒めた『おふくろ炊き（稲核菜の油炒め）』も美味しいと評判です。おふくろ炊きは食堂でも食べることが出来るので、食べみて気に入ったらお土産に買って帰るのもいいですね！

もうひとつぜひ食べてほしいのが、わさびコロッケです。安曇野は清流で育つわさびが有名ですが、そのわさびのペーストと茎を練りこんであるコロッケです。わさびの辛みとさわやかな風味が楽しめる大人向けスナック。数量限定なので、早い時間での購入がオススメです。

立ち寄りにはもちろん、休日のお出かけ先としてもおすすめの道の駅を厳選してご紹介しました！美味しいグルメや、買っておきたい特産品などがたくさんありましたね！ぜひ、安全運転でお出かけくださいね♪