
ロマンティックでフォトジェニック♡小樽雪あかりの路の楽しみ方
雪を生かしたロマンティックな冬のイベント「小樽雪あかりの路」。雪や氷の中に灯るキャンドルの光は思わず写真に残したくなるほどフォトジェニックです。寒い中でも、ろうそくってなぜか温かさを感じるんですよね。メインとなる小樽運河、手宮線、朝里川温泉会場の3つの会場の他にも小樽市内には40もの小さな会場があり、無数の灯りに小樽の街中が包まれます。その「小樽雪あかりの路」の見どころから昼間の過ごし方、グルメや温泉まで。「小樽雪あかりの路」の楽しみ方を徹底紹介します!
2016年12月20日
小樽の街を包むちらちらと揺れるろうそくの灯り。北海道の数ある冬のイベントのなかでも、とってもロマンティックで幻想的なのが「小樽雪あかりの路」です。冷たい雪の中なのに、感じるのはほんのりとした温かさ。期間中には50万人近くが訪れるという大人気のイベントです。そんな「小樽雪あかりの路」の魅力をご紹介します!
「小樽雪あかりの路」の名前は、小樽出身の文学者である伊藤整の詩集『雪明りの路』から。情緒をかき立てる理由はこんなところにもあるのかもしれません。
カメラ女子にもおすすめ!
カメラを向けたくなるようなシーンもいっぱい♡カメラ女子にもおすすめのイベントですよ!
2017年は2月3日(金)から2月12日(日)までの10日間開催されます。夕暮れとともに灯りに火が入り、21時まで灯されます。さっぽろ雪まつりとも期間が重なりますので一緒に楽しみたいですね。
温かい格好で!
「小樽雪あかりの路」が開かれる2月初めは1年でも一番寒い時季。防寒は、特に手や首、頭を温かくすると違いますよ。手袋やマフラーはもちろん、耳まで隠れる帽子や耳当ても必須です。
寒い日の粉雪は払えばさらっと落ちて行きますので、傘を差すよりもフード付きのコートを着るのが地元民のやり方。しっかり温かい格好でお越しください。
会場をご紹介!
メイン会場と准メイン会場は3つ。でも小樽市内には「あかりの路会場」と呼ばれる会場があちこちに散らばっています。小樽に着いた時から灯りに包まれるんですよ。
幻想的なオブジェが続く「手宮線会場」
まずご紹介するのは「手宮線(てみやせん)会場」。小樽駅から歩いて500メートルにある会場です。
1880年に北海道初の鉄道が敷かれ、小樽の盛衰を見守ってきた歴史的な場所。その跡地に細長く続く会場には、雪と灯りのオブジェが続きます。
小樽運河に浮くキャンドルに注目。「運河会場」
いつも賑わう小樽運河。その賑わいに期間中は幻想的な灯りがプラスされます。もう1つのメイン会場が「運河会場」です。運河沿いの遊歩道に灯るガス灯とキャンドルがロマンティック。
何より神秘的なのは運河に浮かぶ「浮き玉キャンドル」。ゆらゆらと水の流れで揺れながら運河全体を照らします。
「小樽雪あかりの路」のルーツ。「朝里川温泉会場」
小樽市街から約30分で准メイン会場の「朝里川(あさりがわ)温泉会場」に到着です。実はここが「小樽雪あかりの路」のルーツだとか。山間を静かに流れる朝里川沿いが会場となっています。他のメイン会場から少し離れているので、静かな雰囲気も魅力。
あかりの路会場
メイン会場、準メイン会場のほかにも小樽市内のあちこちにある「あかりの路会場」。町内会や学校などによる手作りの会場です。その数は40カ所にものぼるとか!小樽の街中が、ロマンチックな灯りにつつまれますよ♡
「小樽雪あかりの路」アクセスは?
小樽までは、JRかバスを利用。JRでは快速を利用して札幌から約32分、新千歳空港からは約1時間12分。小樽駅からは、手宮線会場まで歩いて500メートル、運河会場までは約1キロです。バスを利用するか、あかりを楽しみながら歩いても◎。朝里川温泉会場へは小樽駅前から路線バスで約30分。JR朝里駅から朝里川温泉会場へのアクセスはよくないので小樽駅発着が便利です。
高速バスを利用すると札幌から約1時間。メイン会場の1つ小樽運河まで運行している便もあります。本数も多く、こちらも便利です。
小樽市内の移動は、レトロバスも走る「おたる散策バス」が便利。小樽市内の観光スポットを巡ります。
体験イベントでもっと心に残る旅を
「小樽雪あかりの路」では、たくさんのイベントを開催。「小樽雪あかりの路」に参加したり、体験してみませんか?
雪あかりをお持ち帰り♡ワックスボウル製作体験
「小樽雪あかりの路」で使われている丸いろうそく。ろうそくの光が透ける優しい明るさに押し花や押し葉が映えます。自分だけのワックスボウルを作ってお持ち帰りしませんか。見るたびに素敵な思い出がよみがえります。
メッセージキャンドル
紙コップのキャンドルにメッセージを書いて会場へ。こちらのイベントでは思い出を会場に残せます。願い事を書く人も多いんですよ。
ガイドと一緒に。バックヤードツアー
「バックヤードツアー」の開始は、午後3時。ガイドによる会場周辺の歴史的な建物や「小樽雪あかりの路」の歴史などを聞きながら巡ります。最後は、ボランティアによるオブジェ制作や点灯の様子を見学。たくさんのボランティアに支えられたイベントなのを知ると、灯り一つ一つがいとおしくなります。
夜までどう過ごす?
「小樽雪あかりの路」の灯りが点くのは夕暮れ5時から。小樽には素敵なスポットがいっぱい。こんな昼間の過ごし方はいかがですか?
2016年オープン!ステンドグラス美術館
2016年7月オープンしたてのステンドグラス美術館。イギリスで取り壊された教会から外されたステンドグラス一式を見ることができます。アール・ヌーヴォーグラス館も併設。どちらも80年から90年前に建てられた由緒ある建物を再生。こちらにも注目です。
子どもと一緒なら、やっぱりおたる水族館!
子どもが喜ぶスポットなら「おたる水族館」がおすすめ。オタリアとイルカのショーを開催しているほか、ペンギンの散歩も。軽妙な飼育員の解説も一緒に楽しんで!
アクティブに乗馬はいかが?「春香ホースランチ」
アクティブに過ごしたいときは、「春香ホースランチ」で乗馬がおすすめ。引き馬ではないホーストレッキングできるんです!初心者でも安心なルート設定。雪の中を馬にまたがって進んでいく先には絶景が待っていますよ。
春香ホースランチの詳細情報
おすすめグルメ
「小樽雪あかりの路」と一緒に楽しみたい小樽グルメ。ここでは、会場に近い厳選3店を紹介します。
あまとう 本店
小樽のスイーツの老舗「あまとう 本店」。手宮線会場からも近く、お店の前のアーケードでもアイスキャンドルの演出が。おすすめはクリームぜんざい。しょうゆやみそなど他にもない味も。塩気が甘い餡やソフトクリームに合うのです。是非お試しください!
和楽 小樽店
小樽運河沿いにある「和楽 小樽店」。運河会場からはすぐ。北海道産が中心のネタが食べられます。一口食べれば大人気となっている理由が分かるはず。並んでいことも多いので時間に余裕を持って来店を。
和楽 小樽店の詳細情報
コーローカフェ
朝里川温泉会場近くの自然に囲まれた「コーローカフェ」。ウッディな店内には薪ストーブ。ほっと安らぐ癒しの空間です。温かいコーヒーやココアで身体を温めて♪
食べログに店舗情報が存在しないか一時的な障害で店舗情報が取得できませんでした。
温泉で温まろう♪
「小樽雪あかりの路」を見て回って、最後に温泉で温まるのはいかがですか?おすすめの温泉2選です。
小樽天然温泉 湯の花
日帰り入浴専門の「小樽天然温泉 湯の花」。露天風呂や岩盤浴など充実した施設。小樽B級グルメの代表あんかけ焼きそばなどのメニューがそろう飲食コーナーもあります。24時まで営業しているので、「小樽雪あかりの路」を見てからでもゆっくりできますよ。
小樽天然温泉 湯の花 朝里殿の詳細情報
朝里川温泉 小樽朝里クラッセホテル
朝里川温泉を代表するホテル「朝里川温泉 小樽朝里クラッセホテル」。しっとりと落ち着いて温泉を楽しみたいならこちらがおすすめ。日帰り入浴もありますが、宿泊すれば時間を気にせず「小樽雪あかりの路」を楽しめますよ。朝里川温泉会場は目の前。
公式詳細情報朝里川温泉 小樽朝里クラッセホテル
いかかでしたか?
明るい時間から小樽には楽しめるスポットがいっぱい!昼間遊んでからロマンティック&フォトジェニックな「小樽雪あかりの路」へ向かいませんか。グルメと温泉も外せませんよね。幻想的な美しさを見に「小樽雪あかりの路」へぜひ足を運んでください!