2016年12月17日

子鉄ママは要チェック！全国でSLに乗れるスポットを一挙紹介

蒸気を上げて力強く走る蒸気機関車は、鉄道好きのお子さんだけでなく、パパやママにとっても憧れの存在ではないでしょうか？全国には今も現役でSLが走るところが存在します。この記事では、定期的に運行している場所を中心に、SLに乗れる観光地をまとめました。家族でSLに乗る旅へ出かけましょう！

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数を減らしつつも、今もなおSLは現役

出典：ふなおJさんの投稿

日本に鉄道が走り始めたころ、SLが客車をけん引して、全国を走り回っていました。戦後以来、電気機関車やディーゼル機関車の普及により、数を減らしましたが、今もなお現役で走っている場所があります。黒いボディと煙を上げながら走る姿には、子供達だけでなく、パパやママにとっても憧れの存在です。

出典：撮蔵さんの投稿

SLにけん引される客車は、木目調の車内や、木目と青い革の座席など、レトロな雰囲気を感じ取ることができます。昔ながらの懐かしさを味わえるのもSL旅の魅力です。
今回は、現在も元気に運行しているSLを北から南へと紹介します。

SLばんえつ物語号（磐越西線新潟～会津若松）

出典：d51507さんの投稿

会津地方を走るSLばんえつ物語

SLばんえつ物語号は、磐越西線を経由し、新潟と会津若松を結びます。4月から11月にかけて、週末を中心に運行します。ばんえつ物語号に使われている、C57-180は、1946年に貴婦人という愛称でレビューしました。一旦は廃車になったものの、1999年に動態復元し、運行できるまで復活しました。

出典：

昭和を感じさせるレトロな車内

客車は、赤いシートが特徴の、温かみのある内装です。

オコジョ展望室や子供が遊べるスペースもあります

出典：

子供が遊べるオコジョルーム

1号車には、子供が遊べる「オコジョルーム」があります。ただ座席に座っているだけでは、子どもは退屈してくるかもしれませんので、そんな時は、1号車にあるオコジョルームで思いっきり遊ばせませんか？また、1号車にはオコジョ展望室もあるので、子どもが遊んでいる間にパパやママも展望室からの景色も楽しむことができます。

SLばんえつ物語 C57 180：JR東日本

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SLもおか（真岡鉄道下館～茂木）

出典：夜の坊主さんの投稿

真岡鉄道を走るSLもおか

「SLもおか」は真岡鉄道を走り、茂木と下館の間を走ります。関東地方では珍しく、年末年始を除き、ほぼ毎週末運行しています。

出典：

扇風機の付いた車内

車内にエアコンはないので、夏場は扇風機を使います。冬場はSLの蒸気を使って車内を暖めています。蒸気暖房は、SLもおかと大井川鉄道だけなので、全国的に極めて珍しいです。
また、デッキには、記念撮影用の帽子もあるので、記念撮影するのも楽しいですね。

真岡駅はSLにまつわる施設があります

出典：みけ、さんの投稿

SLの形をした真岡駅

出典：

駅構内には9600型の展示施設もあります

真岡市は、SLの町ということもあり、駅舎がSLの形をしています。また、駅の中には、9600型が展示してある「SLキューロク館」もあります。9600形の車体と触れ合える他、毎週土日には、1日3回、僅かな距離ではありますが、SLが3往復します。構内を走る9600形の姿に、子供達も大満足です。また、1回300円で、車掌車にも乗る事ができます。

蒸気機関車　sl　真岡鐵道公式Web

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パレオエクスプレス（秩父鉄道熊谷～三峰口）

出典：yoko_777さんの投稿

荒川沿いを走るパレオエクスプレス

パレオエクスプレスは、秩父鉄道の熊谷と三峰口を結ぶSLです。4月から12月の土日を中心に運行します。埼玉県を走るので、都心に最も近いSLとも言われています。パレオエクスプレスの由来は、秩父地方に約2000万年前に生息していた海獣パレオパラドキシアから来ています。化石が大変珍しく、世界でも数体しかありません。そんな「パレオ」と「エクスプレス」が合体して、パレオエクスプレスになりました。
パレオエクスプレスに使われている、C58-363は、かつて東北地方を中心に走っていました。一旦は廃車したものの、昭和62年に復活し、翌年からパレオエクスプレスの運行を始めました。

記念スタンプや顔出しシルエットなど、子供に嬉しいサービスが満載

出典：

車内の記念スタンプ

出典：

終点・三峰口駅の顔出しパネル

パレオエクスプレスの1号車と2号車の間には、スタンプ台があり、列車が走行している時でも記念スタンプを押すことができます。
また、終点の三峰口駅では、顔出しパネルがあり、子供と一緒に記念撮影も出来て、家族そろって大満足です。

SLパレオエクスプレス | 秩父鉄道

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大井川鉄道

出典：Blue Starさんの投稿

大井川鉄道は日本で最も総走行距離が長いことで有名です

大井川鉄道は、国内で唯一、年間300日以上SLが走る鉄道で有名です。もちろん、年間走行距離も日本一です。大井川沿いを走るので、車窓からの川の風景をお楽しみいただけます。
大井川鉄道には、C10-8、C11-190、C11-227、C56-44の4種類存在し、中でも、C11-227は唯一、昭和の時代から走り続けており、大井川鉄道の中で最も古い車輌です。

出典：10pointさんの投稿

モダンチックな車内

SLの車内は、木目調で、座席に青い革を使用しており、レトロな雰囲気を感じ取ることが出来ます。テレビや映画の撮影にも使われます。

車窓を眺めながらお食事も楽しみましょう

出典：

大井川鉄道の起点・新金谷駅ではお弁当の購入もできます。桜えびや抹茶など、地元食材を使った幕の内弁当などを取り揃えています。景色を眺めながら、お弁当をゆっくり味わうのも、SLの旅の醍醐味です。

SLやまぐち号（山口線新山口～津和野）

出典：YUSAHAさんの投稿

豪快に煙を上げながら進むSLやまぐち号

SLやまぐち号のC57-1は、細いボイラーと大きな動輪の組み合わせから、スタイル全体のバランスがとれ、「貴婦人」の愛称で親しまれています。山口線の新山口から津和野の間を走ります。
また、SLチョロQも売っており、旅の記念にピッタリです。お子様のために買ってあげれば、きって喜んでもらえるでしょう。

出典：

高級ホテルに泊まっているかのような1号車の車内

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オリエント急行に乗っているかのような2号車の車内

出典：

3号車から5号車にかけて、時代を感じさせるレトロな車内となっています。

SLやまぐち号は、号車によって車内の雰囲気が変わります。1号車の展望ラウンジ付き客室は、赤い座席とおしゃれな雰囲気で、まるで高級ホテルに泊まっている感じです。2号車は、欧風客車で、優美な光を放ち、まるでオリエント急行を思わせるような雰囲気です。3号車から5号車にかけて、明治・大正・昭和を感じさせるロマンティックな車内です。

SL「やまぐち」号「貴婦人」に乗りこんで2時間のレトロ旅に出かけよう

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