2017年01月18日
味噌カツの名店「キッチンマツヤ」で名古屋ならではの洋食を!
知らない土地に来た時、どうせなら「地元の人が通うお店に行きたい」と思ったことはありませんか?名古屋でいうなら、名古屋人が足しげく通うお店へ行ってみたいですよね。さらに場所がわかりやすくて、気軽に入れる店ならなお良し。名古屋っ子である筆者のおすすめは伏見駅から徒歩2分のキッチンマツヤです。伏見周辺で働く人なら知らない人はいない老舗の洋食屋で、定番の洋食メニューに加え名古屋めしが食べられる便利なレストランです!詳しく紹介していきましょう。
広小路キッチンマツヤは「広小路で生まれた名古屋の味」というキャッチフレーズで、昭和37年から伏見で営業している老舗洋食レストランです。名古屋人は広小路を飛ばして「キッチンマツヤ」と呼び、週末のランチやビジネスランチ、夜の接待にも使います。味噌カツがおいしいことで有名ですが、とんテキ・ハンバーグ・エビフライなど定番の洋食メニューの人気も高いんです。
場所は地下鉄東山線の伏見駅8番出口を出たら、広小路沿いに目立つ入り口が見つかります。2016年に改装をして1階は直営の居酒屋「伏見 酒天童子」に、2階がキッチンマツヤになりました。入り口は酒天童子と同じなので、ちょっと混乱するかもしれませんが、中に入ればマツヤに上がる階段があります。
名古屋人にとっては有名な洋食屋ですが、県外の人はあまり知らないかもしれません。名古屋駅から地下鉄で1駅ですし、繁華街の栄から歩いてこられる距離ですから、名古屋観光時のランチおすすめですよ。今回は、味噌カツとそれ以外にも食べてほしいおすすめメニューを4つご紹介します。名古屋の濃い味の洋食を堪能しましょう。
名古屋で味噌カツといえば「キッチンマツヤ」と言われるほどの名物メニュー。厚切りのロース肉に甘辛く濃厚な味噌ダレがしっかりと染みています。ご飯と一緒にかき込みたくなる一品です。
キッチンマツヤといえば、味噌カツと並んで有名なのがとんテキ!分厚い豚肉のステーキです。テーブルに来る前に切り分けられているお肉には、マツヤのオリジナルソースがかかっています。ソースはウスターソースにワインビネガーやバルサミコ酢を合わせたもの。豚肉の甘い脂と酸味のあるソースが絶妙な取り合わせです。伯方の塩を使った塩とんテキもいいのですが、初めてならオリジナルソースをおすすめします。
定食には大盛りのキャベツサラダとご飯、赤だしが付きます。とんテキも赤だしも味が濃いので、キャベツサラダの甘みで口の中をリセット。特選・特上メニューにはブランド豚肉「皇帝豚」を使っています。皇帝豚は、パンやバウムクーヘンを飼料にして、徹底した衛生管理のもとで飼育されたもの。肉に甘みがあって濃厚なソースに負けません。
ごはんによく合う味付けなので、オン・ザ・ライスでいただきましょう。気兼ねなくこういうことができるのも、庶民的な老舗洋食屋のよさです。
キッチンマツヤで味噌カツ以外といえば、とんテキかハンバーグかで迷うお客さんが多い人気メニューです。ソースはデミグラスと和風ソース、テキヤキソースの3種類。どれもオリジナルです。ハンバーグにすると決めてからも、デミか和風、はたまたテリヤキか、また迷うことになります。
和風ソースは山盛りの大根おろしとネギが添えられています。ハンバーグはもちろん手作り。キッチンマツヤではソースもお料理も手作りにこだわっています。
定食となるとこのボリュームです。キッチンマツヤの定食はどれも一般的な洋食屋よりも量が多いので、ランチ時はいつも満員です。
味噌カツというと豚肉が一般的ですが、名古屋人は鶏肉が大好き。チキンカツの味噌味もあるんですよ。豚肉よりあっさりしていて、ペロッと食べられちゃいます。若鶏の味噌カツは、週に1回の日替わりランチメニューでしたが、お客さんからいつでもオーダーできるようにしてほしい!との声が高く、レギュラーメニューに定着しました。
日本の洋食はやはりご飯でいただきたい。こちらのお店はご飯もとてもおいしいんです。
名古屋と言えばエビフライ!キッチンマツヤのエビフライはちょっとスパイシーな味付けで、いかにも洋食屋のフライというサクサク感です。ご飯のおかずにもぴったりですが、ビールのつまみにもぴったり!
ランチの話をしているのにビール??と思うかもしれませんが、キッチンマツヤでは昼飲みOKです。接待で使うビジネスマンなどは、よくランチとアルコールをオーダーします。
こちらは「ぷちA定食」。キッチンマツヤの標準サイズはボリュームがありすぎるという女性は、“ぷち”をオーダーしましょう。ぷちといっても味噌カツ1枚にぷりぷりエビフライが2尾つき、もちろんご飯と赤だし付きです。
キッチンマツヤは夜も営業しています。ただし、平日の夜に行くと居酒屋度が高くてびっくりするかもしれません。名古屋のマツヤリピーターにとっては、伏見駅の目の前でおいしいものを手ごろな値段で食べて飲めるお店だからです。一品料理も宴会コースも充実していて、夜も会社員で大賑わいです。
アルコールメニューも豊富です。オリジナル日本酒や各地の焼酎、世界のワインなどがそろっていて、通常の洋食屋のラインナップ以上です。とんテキをつまみながら白州ハイボールを飲むなんてこともできます。
名古屋の目抜き通りの広小路沿いにあり、年末年始以外はお休みもない。おまけにランチタイムは11:00~17:00までと長時間。キッチンマツヤはランチタイムが不規則になりがちな観光客にもとても便利なお店です。夜の居酒屋メニューは16:00からオーダーできます。
名古屋の洋食界の老舗、キッチンマツヤの魅力は気軽に入れてコスパも良いというところです。ランチは1000円前後からあり、お弁当としてテイクアウトできるメニューもあります。観光で名古屋に来た時には、ぜひ一度立ち寄ってみましょう。名古屋人がリピーターになる理由がきっとわかりますよ。
広小路キッチンマツヤの詳細情報
広小路キッチンマツヤ
伏見、丸の内、国際センター / 洋食、ハンバーグ、居酒屋
- 住所
- 愛知県名古屋市中区錦1-20-22 広小路YMDビル 2F
- 営業時間
- [月] 11:00 - 14:30(L.O. 14:00) 17:00 - 22:00(L.O. 21:00) [火] 11:00 - 14:30(L.O. 14:00) 17:00 - 22:00(L.O. 21:00) [水] 11:00 - 14:30(L.O. 14:00) 17:00 - 22:00(L.O. 21:00) [木] 11:00 - 14:30(L.O. 14:00) 17:00 - 22:00(L.O. 21:00) [金] 11:00 - 14:30(L.O. 14:00) 17:00 - 22:00(L.O. 21:00) [土] 11:00 - 14:30(L.O. 14:00) 17:00 - 22:00(L.O. 21:00) [日] 11:00 - 14:30(L.O. 14:00) 17:00 - 22:00(L.O. 21:00) [祝日] 11:00 - 14:30(L.O. 14:00) 17:00 - 22:00(L.O. 21:00) ■ 営業時間 ※3連休以上の最終日のみ11:00~14:00までの営業となります。ディナータイムは休業 ■ 定休日 3連休以上の最終日の14時以降は休業 年末年始は毎年12/31~1/3休業
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
- ¥2,000~¥2,999