2017年11月09日
長崎の冬を彩る「長崎ランタンフェスティバル」が幻想的で華やか♡
夜の闇を煌びやかに照らす、極彩色のランタン。中国のお正月を祝う「長崎ランタンフェスティバル」は、寒い季節にこそ参加したい、幻想的で熱気溢れるお祭りです。長崎の冬の夜をロマンティックに過ごしましょう♡2020年1月24日(金)~2月9日(日)まで開催です。
異国情緒香る街、長崎。有名な観光スポットとしては出島やグラバー園、ハウステンボスなどが挙げられますね。
でも辺りを見てみると、中国風の建物が多く目に留まります。この地にはかつて、たくさんの中国人が暮らしており、その文化が今でも息づいているのです。
そんな長崎で毎年開催される冬のお祭り「長崎ランタンフェスティバル」をご紹介します。
当時日本へ移住してきた中国の人たちが、祖国のお正月を祝うために行っていた春節祭。それが1994年から規模を拡大し、今では全国から100万人以上が訪れるビッグイベントにまで発展しました。
ここでいう「ランタン」とは中国提灯のことで、一つひとつが極彩色に光り、不思議でオリエンタルな雰囲気を醸し出しています。会場中には15,000個も灯がともり、この日ばかりは街中がお祭りでにぎわいます。
まずは、公式動画でその雰囲気を感じてみましょう。
長崎ランタンフェスティバル(120秒フィラー) - YouTube
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メイン会場である、新地中華街は出島の目と鼻の先にあります。
横浜・神戸と並ぶ“日本三大中華街”に数えられ、美味しい中華料理がいっぱい楽しめます。 まずは昼間に、下見がてらのグルメ巡りというのも楽しいですよ。
メイン会場は、長崎市新地中華街会場、中央公園会場、唐人屋敷会場、興福寺、鍛冶市会場、浜んまち会場、孔子廟会場の7会場で開催されます。それぞれにイベントやランタンが楽しめるので、あらかじめ気になる会場をチェックしておきましょう。
会場は広範囲ですが歩いて周れる距離なので、動きやすく暖かい恰好で参加するのがオススメです。
期間中は毎日、17:00になると一斉にランタンが灯されて光の世界が訪れます。
その幻想的な光景は、見たことのない、太古の中国が放つ熱気と繁栄を思い起こさせます。
夜は遅く22:00までランタンの灯りを楽しむことができるのです。大人デートにもピッタリですね♡
中華街や中央公園、孔子廟などの会場では、昼間から毎日たくさんのイベントが行われます。
ステージを観て楽しむものもあれば参加型もあり、どれに行こうか迷ってしまうほど。
そのなかから、オススメをいくつかご紹介します。
もとは雨乞いの儀式だった龍踊り。全長20メートルもある龍が縦横無尽に動き回る様子は、大迫力! 大人数で息を合わせた演技は、優美でもあり思わず見とれてしまいます。
浜んまちアーケードに鎮座する、中国の縁結びの神様「月下老人」。
よく、運命の赤い糸などといいますが、その赤い糸を持って男女を結びつけるとされるのが、この月下老人なのです。
その伝説にちなんだ「赤い糸のお守り」は、由縁からしても効果テキメン?!
ランタンフェスティバルの夜にお祈りすれば、神秘的なご利益もありそうですね♡
孔子廟会場で行われる中国変面ショー。驚きの早業で次々と入れ替わるお面にビックリすること間違いなし!出で立ちや踊りも中国の香り高く、異国情緒を感じたい人には特にオススメです!
土神堂、天后堂、観音堂、福建会館の四堂を巡り、ロウソクを灯してお祈りをします。願いが叶うといわれ、その光景もどこか幻想的で神秘的。ランタンとはまた違った暖かみのある光に、ロマンチックな気分も盛り上がることでしょう。
最終日を「元宵節(げんしょうせつ)」といい、もともとは、その晩空へ飛び立つ「天の精霊」を見るためにランタンが灯されはじめたと云われています。
ランタンフェスティバルでは、元宵というお団子も振る舞われます(崇福寺)、食べると幸福になれるかも?! 限定500個なので、もらえたらラッキーですね♪
他にも、中国獅子舞や媽祖(まそ)行列、無料のてづくりランタンコーナーなどもあり、どれをチョイスしても、旅のステキな思い出になりますよ。
写真だと伝わりにくいですが、夜闇に灯るランタンの灯りはとても暖かく、冬の寒さも忘れてしまうほどに華やかです。見どころもたくさんあり、昼から夜まで楽しめるイベントがいっぱい!ファミリーでも、一人旅でも、もちろんカップルでも、楽しめること間違いありません。かの地の歴史に思いを馳せながら、めくるめく光と色の世界に酔いしれてくださいね。
冬・長崎ランタンフェスティバル|長崎・四季まつり|長崎市公式観光サイト「 あっ!とながさき」
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