2016年04月01日

開園100周年!大阪『天王寺動物園』で動物に癒されよう

開園100周年!大阪『天王寺動物園』で動物に癒されよう

現在、日本国内では東京の恩賜上野動物園に次いで2番目に大きい動物園である大阪市天王寺動物園。1915年(大正4年)に日本で3番目の動物園として開園して以来、100年を越えて愛され続けています。開園当初からのエンターテイメント色と、動物研究の両面を兼ね備えた珍しい動物園でもあります。今回はこの大阪天王寺動物園の魅力とおすすめスポットなどをたっぷりご紹介します!

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出典:ガッチャン631さんの投稿

家族でのお出かけにはもちろん、カップルのデートにもぴったりな動物園。普段は見られない珍しい動物たちの姿に驚いたり癒されたり、動物園は何度行っても飽きることはないスポットですよね。全国各地に存在している動物園ですが、現在はいずれの動物園も独自の工夫を重ねています。今回はそんな魅力いっぱいの動物園の中から大阪天王寺区にある「大阪市天王寺動物園」についてご紹介します。

天王寺動物園とは?

「しろくまレストラン」その他 44080 動物園入口。

出典:macky-logさんの投稿

大阪市立である大阪市天王寺公園は、1915年(大正4年)に日本で3番目に開園した動物園で、開園当初からレクリエーション要素の強い動物園として人気を博していました。天王寺動物園の敷地面積は約11ヘクタールで、東京にある恩賜上野動物公園に次いで国内2番目の規模の動物園。旧来、レクリエーション色の強かった天王寺動物公園ですが、現在は可能な限り生息地の環境を再現した生態展示に切り替わり、動物園本来の目的である「希少種」の繁殖に力を入れています。

開園100年を越えました!

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出典:

大阪市天王寺動物園は1915年開園であるので、2015年に開園100年を迎えました。総有料入場者も2006年には1億人を突破し、名実ともに国内有数の動物園として現在も全ての世代から愛されています。

天王寺動物公園は天王寺公園の一角にあります

天王寺動物公園は天王寺公園の一角にあります44087

出典:

大阪市天王寺動物公園は、実は上町台地の西端に位置する「大阪市天王寺公園」の一角にある公園です。天王寺公園は総面積約28万㎡の都市型総合公園で、園内には天王寺動物公園だけでなく、植物温室、大阪市立美術館、日本庭園である「慶沢園」などを擁しています。公園内には四季折々の植物が植えられており、家族連れを初め多くの人々が日々行きかっています。

園内はどうなっているの?どんな動物がいるの?

園内はどうなっているの?どんな動物がいるの?44090

出典:ryuhakudouさんの投稿

面積約11ヘクタールという広大な敷地をもつ大阪市天王寺動物園は、園内に約200種900点の動物が飼育されています。また希少動物の繁殖にも力を入れています。ここから新世界ゲートを起点に時計回りで園内をご紹介します!

新世界ゲート

新世界ゲート44093

出典:

天王寺動物園の正面玄関である新世界ゲートは、入り口前に園内の案内があったり、ゲートをくぐってすぐの所にイベントの案内などがあります。天王寺動物園に初めて訪れる人はこちらの入り口から入るのが1番わかりやすいですね。

アイファー

アイファー44096

出典:

新世界ゲートから入って左手すぐにあるエリア「アイファー」。爬虫類生態館で、ゾウガメやグリーンイグアナなどが展示されています。

カバ舎

カバ舎44099

出典:mi~*mi~*さんの投稿

テレビでカバが沼や河にいる様子を見たことはありますか?カバと言うのは淡水に生息している動物ではあるのですが、透明度の高い水質の場所に生息していることは稀。しかし、天王寺動物園では巨大なろ過装置を駆使して、透明度を保ちつつカバの生息環境に近いようにナイルピラティアと共生させることで水中でのカバの生体を見ることができるのです!これは国内初の試みで大変貴重な取り組みでした。天王寺動物園に来たら絶対見てもらいたいエリアです。

アフリカサバンナゾーン

アフリカサバンナゾーン44102

出典:

生体展示の方法が一新されたことで、動物たちは本来の姿により近い生活ができています。訪れた人も動物たちのイキイキと躍動する姿を迫力と共に感じることができるようになりました。普段目にすることのないムフロンなどのヤギ科の動物も本来の姿でのびのび過ごしています。

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出典:

アフリカサバンナエリアを悠々と歩くシマウマの周囲の緑にモノトーンの模様が鮮やかで美しいです。

アフリカサバンナゾーン44105

出典:

百獣の王ライオンもアフリカサバンナエリアで生活しています。

トラ舎

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出典:reichanさんの投稿

ネコ科の大型獣を展示しているトラ舎。ネコ科の動物の中で1番大きなトラの姿は圧巻です。

トラ舎44109

出典:

トラ舎のエリアにはジャガーやヤマネコなども展示されています。

ふれあい広場

ふれあい広場44111

出典:

ふれあい広場では羊、ラクダ、エミューなどの動物と直接触れ合うことができるので、子ども達に大人気です。

コアラ館

コアラ館44114

出典:luna03さんの投稿

コアラ館はその名の通り「コアラ」が展示されていて、愛くるしい姿で訪れる人を和ませています。

アジアの熱帯雨林

アジアの熱帯雨林44117

出典:

1990年代後半から推進された「ZOO21」によって、動物の生体展示が「できる限り生息地の環境を再現する」展示に切り替わりました。現在はアジアゾウを飼育している「アジアの熱帯雨林ゾーン」はタイの国立公園を再現した環境になっています。

鳥の楽園

鳥の楽園44120

出典:

天王寺動物園の鳥の楽園には、季節で生息地を移動する渡り鳥を中心に、水鳥や大型の鳥類が展示されています。今ではなかなか目にする機会の少ない黒鳥もいます。

ホッキョクグマ舎

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出典:luke1955さんの投稿

天王寺動物園には人気の「ホッキョクグマ」の生体展示エリアがあります。ホッキョクグマを見られる動物園は国内でも数多くはありません。そんな貴重なホッキョクグマと出逢えるチャンスが大阪市天王寺動物園にはあるのです。

天王寺動物園のかわいい人気者たち♡

ラブリー!「ホッキョクグマ」に逢える!

ラブリー!「ホッキョクグマ」に逢える!44127

出典:komaoyoさんの投稿

天王寺動物園の人気者と言えばホッキョクグマの親子。特に子熊が日に日に成長する姿は頼もしく、愛らしい姿にはきっと癒されるに違いありません!

世界で約5500頭?!希少種「クロサイ」

世界で約5500頭?!希少種「クロサイ」44130

出典:

天王寺動物園には今では世界に約5500頭しかいないクロサイの生態を見ることができる貴重な機会があります。エリアとしてはカバ舎の奥あたりになります。

まるで休日のお父さん?!人間の様な「マレーグマ」

まるで休日のお父さん?!人間の様な「マレーグマ」44133

出典:

天王寺動物園の癒し系と言えば、マレーグマのマーサ(メス)とマーズ(オス)です。日中ののんびりした姿はまるで休日のお父さんのよう!と子どもにも大人にも人気です。

つぶらな瞳が可愛い!「レッサーパンダ」

つぶらな瞳が可愛い!「レッサーパンダ」44136

出典:

結構広いエリアをもつレッサーパンダの展示エリアは、アクリル板で囲ってあるので、エリア内で活動するレッサーパンダが良く見えると人気。天王寺動物園のレッサーパンダは「イケメン」としても人気があるんですよ。

周辺のおすすめスポットもチェック!

大阪市立美術館

大阪市立美術館44146

出典:

天王寺公園の一角にある大阪市立美術館は、かつて住友家の庭園付き本邸でした。現在の建物は設立当初の本館と、後に新設した地下展覧会室で成っています。収蔵品は約8000件を超えており、中には国宝や重要文化財に指定された作品も多くあります。近年は学芸員によるギャラリートークや、小中学生を対象にした美術の実技指導があるなど、開かれた美術館活動をたくさん開催しています。

慶沢園

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出典:

大阪市立美術館の裏手に位置する慶沢園は、純日本風の池泉回遊式庭園。1926年(大正15年)に、江戸時代から続く大阪の豪商住友家から大阪市へ、美術館となった本邸とともに寄贈されました。庭園は中島を浮かべた大池を中心として三方に築山を配置し、変化に富んだ造りになっています。大規模な改修工事も2015年で完了し、現在は再び美しい姿で訪問者の目を楽しませています。

いかがでしたか?

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出典:ともたかサーフさんの投稿

国内2番目の規模の動物園というだけあって、コアラやホッキョクグマなど他の動物園ではなかなか見られない動物に会うことができます。動物園なら家族連れもカップルでも楽しめる場所なので、是非「天王寺動物園」まで足を運んでみてください。動物達に癒されましょう♪

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