2017年02月27日

人気上昇中の山口の日本酒をご紹介!地酒が飲めるおすすめ居酒屋も♪

人気上昇中の山口の日本酒をご紹介!地酒が飲めるおすすめ居酒屋も♪

山口の地酒といえばちょっと前までは「獺祭(だっさい)」が有名でしたが、その他にも実はかなり酒蔵が多い山口県。2016年末のプーチン大統領来日時に話題となった「東洋美人(とうようびじん)」をはじめ、色々なお酒があります。今回は、そんな「東洋美人」と、たくさんある中でもこれはツウだよね!という銘酒を中心に、それぞれが飲めるお店も一緒にご紹介させて頂きます。酒飲みのみなさん、ちょっとだけ山口のお酒に詳しくなってみませんか。

山口の美味しい地酒と素敵なお店をご紹介。

これ抜きで山口の地酒は語れない「東洋美人(とうようびじん)」

「澄川酒造場」ドリンク 1060532 東洋美人 壱番纏 純米大吟醸

出典:orbitさんの投稿

去る2016年12月、ロシアのプーチン大統領訪日で一躍有名、あっという間に品切れになったお酒です。株式会社澄川酒造場さんという島根県との県境に近い、のどかな小川という場所にある酒造が作る、山口県民絶賛、自慢のお酒です。実際、プーチン大統領が飲まれたのはこの「東洋美人」の中でもプレミアムな「東洋美人 壱番纏(いちばんまとい)純米大吟醸」。白い革袋に入ったもので、非常に気に入られ、後日ロシアから大量に注文もされたのだとか。非常に飲み口が良く、特別な日、特別なお客様などの時に県民が選ぶ山口県ナンバーワンのお酒です。

「澄川酒造場」ドリンク 1060531 地帆紅

出典:風の宴さんの投稿

こちらも同じ東洋美人。以前は山口県内だけで販売されていた大吟醸「地帆紅(じぱんぐ)」という、読み方も珍しいお酒です。山田錦を40%まで精米してつくられた大吟醸酒で、2014年の「SAKE COMPETITION 2014」では111点の中から堂々の1位となったそう。基本的に東洋美人はどれもすっきり飲めるのですが、地帆紅はちょっとだけフルーティーさもあり、女性受けのとても良いお酒です。

「お食事処 しげまさ」ドリンク 1061124

出典:

写真の左から3番目にある「東洋美人 純米吟醸 50」は最も一般的に飲まれている東洋美人。壱番纏、地帆紅は居酒屋などでも置かれているお店が限られていますが、純米吟醸 50はほぼどこにもある庶民的お酒。やはりこちらもすっきりした味わいで、日本酒が苦手な方でも飲みやすく、どんなお料理とも相性が良いお酒です。

澄川酒造場の詳細情報

澄川酒造場

東萩 / その他

住所
山口県萩市大字中小川611
営業時間
[月]  09:00 - 17:00 [火]  09:00 - 17:00 [水]  09:00 - 17:00 [木]  09:00 - 17:00 [金]  09:00 - 17:00 [土]  定休日 [日]  定休日
定休日
土曜日、日曜日

女子ウケ抜群の地酒と言えば「日下無双(ひのしたむそう)」

「がまぐち」料理 1061126

出典:

珍しい赤い瓶の、写真中央にあるお酒。岩国市にある村重酒造株式会社さんという酒蔵発、すっきりした中に柔らかさもあるとても飲みやすいお酒です。あまり置いているお店はないのですが、落ち着きのある味が女性に人気です。ちなみに、山口県内の人でもなかなか読み方がわからないお酒で、地酒を本当に愛している方ならわかるよね、というちょっとツウなお酒でもあります。香りがあまり強くないので、食中酒としてお勧めもしやすいお酒です。さらに、こちらの酒造は全国的にも有名な「金冠黒松(きんかんくろまつ)」をつくっていることでも有名です。飲み比べも良いかもしれませんね。

そんな「東洋美人」「日下無双」を飲むなら「咲乃華(さのか)」

「咲乃華」外観 1064179

出典:aoisanさんの投稿

湯田温泉駅からメイン通りに向かう途中、湯田郵便局近くにある小さなお店です。こちらには山口県内19蔵の各種日本酒が揃い、地酒が色々楽しめて蕎麦も美味しいと人気です。扱う地酒の種類も湯田温泉で1、2を争うほど豊富。笑顔が可愛らしいおかみさんと、あたたかな家庭的雰囲気も魅力です。地酒の他にも、山口県らしいおばんざい、山口県萩産など地域色のある魚が食べれる等、山口を味わえて満喫できますよ。

咲乃華

閉業や休業等の理由により食べログに店舗情報が存在しないか、一時的な障害で店舗情報が取得できませんでした。

知っている人はスゴイ!山奥にある小さな酒蔵の「わかむすめ」

「赤と黒」ドリンク 1061111 わかむすめ①(新谷酒造)

出典:tomotomoさんの投稿

山口市と周南市の間にある山間の徳地(とくぢ)という場所にある新谷(しんたに)酒造さんという小さな酒蔵のお酒。こちらは、毎月新酒が出る四季醸造蔵なのですが、全国的にはほとんど知られていません。だからこそ、ワインで言えばフルボディ、甘ったるさもなく、バランスの良いこのお酒が本当の日本酒好きにしか知られないままでもいいのかな、と地酒を愛する山口県民は思ってしまうのです。本当に日本酒が好きな、このお酒を好きになってくれた方同士だけで語り合いたい地元っ子自慢のお酒です。

花燃ゆ舞台の萩!萩市民が愛する地酒「長門峡(ちょうもんきょう)」

「赤と黒」ドリンク 1061112 長門峡①(岡崎酒造場)

出典:tomotomoさんの投稿

山口県の日本海側に位置する萩市の地酒。ほんのりとした旨口の味で、冷やでも十分美味しいですが、燗でもなかなか美味しいお酒です。ちょっと個性がありますが、飲み飽きない味という表現が良いのでしょうか。比較的男性に好まれやすい味だと思われます。濃い味、脂の多いお料理にも十分合うお酒です。

そんな「わかむすめ」「長門峡」を飲むなら「赤と黒」

「赤と黒」内観 1061118 落ち着いた店内

出典:chimakingさんの投稿

こちらも山口県内の地酒をかなり多く扱うお店。「わかむすめ」のふるさと徳地出身の優しいおかみさんがいます。日替わりのメニューの他、ちょっと辛口のおでん、種類が豊富な焼き鳥も。地酒はもちろんですが、梅酒の種類もかなり多いので飲み比べも楽しいお店です。基本はカウンターですが、奥に座敷、二階もありますのでかなり大人数でも大丈夫。カウンターをご希望の場合は、予約必須のお店ですよ。

赤と黒の詳細情報

赤と黒

湯田温泉 / 居酒屋、焼酎バー、日本酒バー

住所
山口県山口市湯田温泉1-10-11
平均予算
  • ¥4,000~¥4,999

まっすぐな味の地酒と言えば「雁木(がんぎ)」

「赤と黒」ドリンク 1061113 雁木①(八百新酒造)純米 無濾過「ひとつ火」

出典:tomotomoさんの投稿

「雁木」=川土手の石畳の階段状になった船着場。このお酒のネーミングは昔の原料米を雁木から運んだことに由来し、原点への回帰と新しい船出という願いを込めて名付けられました。無濾過で仕上げる伝統の製法で、どんな料理にも合う飲みやすい、キレのある味です。「ノ壱」「ノ弐」「鶺鴒(せきれい)」など色々な種類がありますが、居酒屋などで飲めるものの多くは一度火入れをされた「みずのわ」「ひとつ火」が多いです。特にこの2種類は飲みやすいお酒です。

そんな「雁木」を飲むなら「菜月(なつき)」

「菜月」ドリンク 1061138

出典:darkk155さんの投稿

湯田温泉の外れにある、オシャレで比較的リーズナブルかつ、地酒や限定物のお酒も楽しめ、お料理も美味しいというお店です。女性人気がかなり高く、ランチもディナーも要予約。色々な地酒が楽しめるのはもちろんですが、お料理にもお酒にも詳しい素敵な西村店長が気さくに説明してくれるところも、女子からの支持率が高い理由かもしれません。もちろん雁木以外の地酒もたくさんありますし、カップルやご夫婦、男子会的な男性のみのグループも見かけます。ぜひ足を運んでみて下さいね。

「菜月」料理 1061142 [旬菜コース]3000円

出典:

コース料理でも単品でも楽しめる上、1つ1つ手の込んだお料理と、こだわりの器も素敵です。頻繁に行っても飽きることがないので、非常にリピーターが多いのもこのお店の特徴。お客さんも合コンで集う若者から、ややご高齢の方まで様々です。

菜月

閉業や休業等の理由により食べログに店舗情報が存在しないか、一時的な障害で店舗情報が取得できませんでした。

すっきり飲みやすいお酒と言えば「貴(たか)」

「破天荒酒場」料理 1061121

出典:

ユニクロのTシャツの柄になったこともあるくらい、有名な山口の地酒「男山(おとこやま)」をつくる永山本家酒造さんの「貴(たか)」はすっきり飲みやすく、男女問わず人気のあるお酒。写真だと、左から2番目です。特別純米、純米吟醸、純米大吟醸、期間限定酒があり常に地元の話題になるお酒です。オシャレなショットバーなどでは冷やしたシャンパングラスに、同じくしっかり冷やした貴を入れて出すこともあります。2001年に生まれたお酒で、まだあまり年数は経っていませんが、山口の地酒を語る際には欠かせないお酒となりました。SNS上でもよく評判を見かける銘酒です。

そんな「貴」や各種地酒とお魚を楽しむなら「磯くら」

「磯くら」料理 1061145

出典:

「貴」はもちろん、一世を風靡したこともある「獺祭(だっさい)」など各種地酒が飲める、魚料理中心のお店。湯田温泉のメイン通りから1本裏手にありますが、いつもお客さんがいっぱいです。24時間温泉入浴可能なビジネスホテルなども近く、カウンターは出張中と思しき方が多く座っていますが、皆さん美味しそうに地酒とお料理を楽しんでいます。お座敷もあり、年末年始や歓送迎会シーズンには地元っ子も愛用する人気店です。

磯くらの詳細情報

磯くら

湯田温泉 / 居酒屋、海鮮、食堂

住所
山口県山口市湯田温泉4-2-31
営業時間
[月]  17:00 - 23:00 [火]  17:00 - 23:00 [水]  17:00 - 23:00 [木]  17:00 - 23:00 [金]  17:00 - 23:00 [土]  17:00 - 23:00 [日]  17:00 - 23:00
平均予算
  • ~¥999
  • ¥4,000~¥4,999

足湯に浸かりながら地酒を飲むなら「狐の足あと」

「狐の足あと」ドリンク 1065808

出典:tatsumacさんの投稿

地酒を楽しむ場所は、飲食店だけではありません。山口市は「湯田温泉観光回遊拠点施設」として近年、夜遅くまで営業しているカフェ併設の足湯を湯田温泉にオープンさせています。県内各地の地酒を小さなおちょこで飲み比べができるほか、地元の有名スイーツ「外郎(ういろう)」なども用意されており、観光の合間のひと休みはもちろん、健康とリラックスのため、仕事帰りに寄って帰方も多くいます。時々近くの学校の学生さんがボランティアもしていて、そんな時に当たるとラッキー!地元っ子しか知らない情報をあれこれ教えてくれますよ。

「狐の足あと」その他 1065811

出典:aoisanさんの投稿

カフェから足湯に浸かり、外の足湯を眺めながらのんびりくつろげる席です。座布団のある6席は掘りごたつのようになっており足元が温泉になっています。足は「第2の心臓」とも言われるほどの場所。足湯は血行促進をすることで、むくみなども取れますし、デトックス効果が期待できます。気持ちよくお酒も飲めますね。

狐の足あとの詳細情報

狐の足あと

湯田温泉 / カフェ、日本酒バー

住所
山口県山口市湯田温泉2-1-3
営業時間
[月]  08:00 - 22:00 [火]  08:00 - 22:00 [水]  08:00 - 22:00 [木]  08:00 - 22:00 [金]  08:00 - 22:00 [土]  08:00 - 22:00 [日]  08:00 - 22:00
平均予算
  • ~¥999
  • ~¥999

湯田温泉から少し離れた場所にあるお店もちょっとご紹介。

各種地酒を新山口駅周辺で飲むなら「福の花」

「福の花 新山口店」料理 1061135 旬の海の幸を毎日漁場から直送!下関名物“とらふぐ”も絶品!

出典:

新山口駅新幹線口から徒歩15分程度の場所にあるお店。山口県内のほか、東京都内に数店舗あり、地産地消の食材を使ったお料理と各種地酒がリーズナブルに楽しめる山口が大好きな人向けのお店です。山口市の中心飲食店街である湯田温泉からは遠いですが、そもそも山陽本線との乗り換え地であり、企業が多く集まる新山口にあるため、出張に来た方、旅行者の方にも人気のお店です。地物野菜と地鶏、新鮮な海の幸がウリです。

「福の花 新山口店」料理 1061132 山口名物瓦そば

出典:

山口名物の地鶏「ふかわの長州どり」、「岩国寿司」、「昭ちゃんコロッケ」、「瓦そば」など、山口では定番の地元メニューが勢ぞろい。地酒の種類はもちろん、新山口駅周辺でこれだけメニューが揃っているお店はありませんので、ぜひ機会があれば足を運んでみて下さいね。

福の花 新山口店の詳細情報

福の花 新山口店

周防下郷、新山口 / 居酒屋、焼き鳥、郷土料理

住所
山口県山口市小郡下郷2808-1
営業時間
[月]  定休日 [火]  定休日 [水]  17:00 - 23:00(L.O. 22:30) [木]  17:00 - 23:00(L.O. 22:30) [金]  17:00 - 23:00(L.O. 22:30) [土]  17:00 - 23:00(L.O. 22:30) [日]  17:00 - 23:00(L.O. 22:30)
定休日
月曜日、火曜日
平均予算
  • ¥3,000~¥3,999

いかがでしたでしょうか。

「福の花 新山口店」ドリンク 1061127

出典:

まだまだ今回ご紹介できていないお酒もありますが、現在人気上昇中のお酒を中心ご紹介させて頂きました。山口の地酒は飲み口が良いものが多く、男女問わず支持されやすい、また海外の方にも人気のお酒が多くあります。なかなかインターネット等で買えない地酒もありますので、ぜひ機会があれば山口で地の物を楽しんで下さいね。

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