2018年03月09日

ゴールデンウィークが見ごろ!夜も素敵な「津島市天王川公園」の藤棚
ゴールデンウィークどこに行こう…。アクセスが良くて、でもあまりお金がいらないところが良い!そんな人には、愛知県津島市の天王川公園の藤まつりがおすすめです!国内最大級の藤の名所で、275メートルの藤棚からは藤の花がみごとに下がります。藤まつり期間中は夜間ライトアップもありますから、昼も夜も楽しめますよ。連休のおでかけにいかがですか?
4月下旬から5月上旬にかけて、津島市にはたくさんの藤の花が咲きます。なかでも有名なのが天王川公園の藤棚。園内の藤棚の総面積はなんと5,034㎡もあり、国内最大級のスケールを誇る藤の名所です。
なかでも長さ275mの藤棚は圧巻。頭上からは見渡す限りの紫色のカーテンが下がり、甘い香りがただよいます。風を受けて花房が一斉にゆらゆらする様子はとても優雅です。
天王川公園には、12種類114本の藤が植えられています。九尺藤(きゅうしゃくふじ)、白野田藤(しろのだふじ)、曙藤(あけぼのふじ)、黒竜藤(こくりゅうふじ)などで、園内の藤には名札がついています。12種類のうち、九尺藤や野田藤は日本古来の品種、ノダフジ系です。ほかにも東南アジアや南米原産の藤が咲いています。
満開時には藤まつりを開催♪
毎年4月下旬~5月上旬ごろに開催されている「藤まつり」は大盛況!藤だけでなく、園内のステージではいろいろなイベントも開催されますから1日たっぷりと楽しみましょう。
アクセスは、津島駅から徒歩約15分
天王川公園へは名鉄の津島駅から歩いていくのが便利です。車なら弥富ICより約15分、尾西ICより約35分ですが、藤のシーズン中はとても込み合います。とくに藤まつり中は臨時駐車場が用意されていても混雑が予想されます。駅からのんびり歩くか、駅前から公園までのシャトルバス(藤まつり期間限定)を利用しましょう。
今日の藤の開花状況は?
津島市観光協会の公式サイトでは、藤の開花状況を公開しています。藤まつり期間中はFacebookで毎日情報を更新していますので、いつ行こうかと迷っているときは参考にできます。
こんなにたくさんの藤、見たことがない!
それでは、見事な天王川公園の藤をご紹介しましょう。昼も夜も優雅な姿を見せる藤は絶好の被写体です。キレイに撮ってSNSにアップしたいものです。
紫のカーテンが揺れる藤棚
天王川公園は、江戸時代まで町の中央を流れていた天王川ゆかりの公園です。園の中央には大きな池があり、これが天王川のなごりだといわれています。水面に紫色の花びらが散った姿は、とても風情があります。
園内には2種類の日本原産の藤が植えられています。日本の藤は日当たりのよい水辺が大好きです。根っこが長く伸びているため、水中から生えていても根が腐りません。水と藤の取り合わせが楽しめるのは、日本古来の品種なのです。
甘い香りもたまらない
園内を歩いていると、藤の甘い香りがします。香りをかいでいるだけで身も心もリフレッシュできそうですね。
頭上に藤、足元にはサツキが咲く
藤が咲くのは4月下旬ごろからです。ちょうどサツキの開花時期に入ります。頭上には紫色の藤が下がり、足元には満開のサツキがピンクと白の花を咲かせています。上下ともに楽しめるシーズンです。
ライトアップ時は、幻想度120%
藤まつり期間中は、夜間ライトアップもあります。暗闇に浮かび上がる薄紫の藤は、昼間よりもっと端正で幻想的です。
夜の見どころは、水面に映る藤です。巨大な藤棚から下がる藤と水面の花びらが共鳴しあって、幻想的な風景。写真におさめたくなる絶景です。
美しい藤の世界をお見逃しなく!
天王川公園は桜やスイレンでも有名ですが、やはり藤は見逃せません。藤棚の下をのんびり歩けば、甘い香りにうっとりします。天王川公園は入園料がかかりませんので、お財布にもやさしいですね。藤の姿に心をなごませ、春の一日を満喫しましょう。
天王川公園の詳細情報