色とりどりの花が素敵！群馬「東武トレジャーガーデン」へ行こう

「東武トレジャーガーデン」は、東武グループの東武緑地が運営しているガーデン施設です。かつては「館林野鳥の森ガーデン」と呼ばれていましたが、2012年に「ザ・トレジャーガーデン館林」という名称に変わり、さらに2015年に現在の名称へと変更されました。東武トレジャーガーデンという名前は知らなかったけれど、過去の施設名なら聞いたことがある！という方も多いかもしれませんね。

東武トレジャーガーデンが位置しているのは、群馬県東部の館林市堀工町です。東武伊勢崎線「茂林寺前」駅から、徒歩15分ほどで到着します。東武トレジャーガーデンまでのルートは遊歩道になっているので、ぜひのんびりとお散歩を楽しみながら訪れてみてくださいね。

約8万平方メートルもの園内にはいくつものガーデンがあり、季節に応じて色とりどりの花を咲かせます。その中でも特に有名なのが、25万株の芝桜が植えられている「芝桜のガーデン」です。毎年4月上旬～4月下旬の間、園内が鮮やかなピンク色で埋め尽くされます！

タイミングが良ければ、芝桜と一緒にソメイヨシノや八重桜、藤などを鑑賞することができます。濃淡の異なるピンク色で溢れた華やかで美しい光景に、誰もが圧倒されてしまうはず！また見た目だけでなく、園内に漂う芝桜の甘い香りも魅力的です。

春に見られる風景は、鮮やかなピンクだけではありません。東武トレジャーガーデンには「青のガーデン」というエリアもあり、ここでは青の芝桜やネモフィラなどのブルーの花を観賞することができます。芝桜のガーデンとはまた違う、繊細で幻想的な風景ですよね。

青のガーデンには、芝桜とネモフィラ以外にもさまざまな青い花が植えられています。4月中旬～5月中旬にはヤグルマギク、5月上旬～6月下旬にはアグロステンマ、そして6月上旬～11月中旬にはラベンダーセージが美しい花を咲かせるそうです。季節ごとに微妙に異なる"青"を、ぜひ実際に鑑賞してみてくださいね。

東武トレジャーガーデンには広大な「ローズガーデン」もあり、春（5月～6月）と秋（10月～11月）には「ローズ＆ガーデンフェスタ」が開催されます。ローズガーデンには1,500種3,000株ものバラが咲いており、華やかでゴージャスな風景を楽しむことができますよ。

ローズガーデンは、「白バラの天蓋」や「ナチュラルローズガーデン」、「イングリッシュローズガーデン」などの、7つのエリアに分かれているのが特徴です。エリアごとに全く違う光景が広がっているので、飽きずに散策を楽しむことができます。

「シーズナルガーデン」は、その名の通り季節に合わせてさまざまな花を鑑賞できるエリアです。例えば4月～5月には、ルピナスやハナビシソウ、ワスレナグサ、リナリアなどを、5月～6月にはラークスパー、ニゲラ、ベニジュームなどの花を鑑賞することができますよ。

春だけでなく、秋の東武トレジャーガーデンもカラフルです。10月～11月上旬にはコスモスやサルビア、アスターなどの花が咲き、春とはまた違った美しい風景が広がります。

ただし、東武トレジャーガーデンは1年中営業しているわけではないので注意しましょう。開園日は春（3月下旬～6月）・秋（10月～11月上旬）の2シーズンとなっており、夏（7月～9月）と冬（11月～3月）はメンテナンス期間として休園しています。もちろん開園日は年によって多少変わりますので、遠方から訪れる際は、必ず事前に開園日を確認しておきましょう。

群馬県にある東武トレジャーガーデンの魅力をご紹介してきましたが、いかがでしたか？芝桜やネモフィラ、ローズなど、色とりどりの花が園内を埋め尽くす、とっても美しいガーデンです。開園日は限定されていますが、春と秋にはさまざまな花を一度に鑑賞することができます。華やかな風景を楽しめる見どころ満載のスポットですので、ぜひ1度訪れてみてくださいね。