観光列車「ながら」でのどかに鉄道旅♪長良川の絶景と美食を堪能

観光列車「ながら」でのどかに鉄道旅♪長良川の絶景と美食を堪能

JR九州の「ななつ星」が登場して以来、どんどん数が増えている観光列車。豪華さや景色の良さなどそれぞれに特色があるなか、岐阜県の長良川鉄道の観光列車「ながら」は、ローカル色が濃いのんびりした観光列車です。清流長良川の絶景と岐阜県のおいしいものを一度に味わえる、スローな鉄道旅を体験してみませんか?

2017年03月29日

岐阜の大自然の中を走る観光列車「ながら」に乗ろう

岐阜県内初の本格的観光列車

岐阜県内初の本格的観光列車1113035

出典:昇栄さんの投稿

美濃加茂市から郡上市までを走る「ながら」は、平成28年4月に登場した長良川鉄道の観光列車です。金曜・土曜・休日・夏休みを中心に年間150日も運航していて、美濃太田駅~郡上八幡駅のあいだを約1時間40分かけて、ゴトゴトと走ります。
岐阜県内初の本格的観光列車1109208

出典:

長良川鉄道そのものがローカル線なので、絶景と優雅な客室に加えて、ローカル線ならではの長閑な雰囲気を味わえるのが魅力。列車旅の情趣がより一層盛り上がります。
岐阜県内初の本格的観光列車1113321

出典:mr.mustardさんの投稿

「ながら」には「あゆ」と「もり」の2車輌が用意されていて、「あゆ」は食事が楽しめる定員25名の食堂車、「もり」は供食サービスのない定員37名のビュー車輌です。

どこを走っていても一目でわかるロイヤルレッドの車体

どこを走っていても一目でわかるロイヤルレッドの車体1109224

出典:UZマンさんの投稿

長良川鉄道の車両の基本カラーが赤色のため、「ながら」の車両カラーもロイヤルレッドです。清流長良川と周囲の緑にくっきりと生える赤い車両は、遠くからでも一目でわかります。
どこを走っていても一目でわかるロイヤルレッドの車体1109220

出典:mr.mustardさんの投稿

車両本体の「長良」という字をデザインしたトレインマークが印象的。車両の外側も内側も、高いデザインセンスで統一されているのが感じられます。それもそのはず、「ながら」のデザイナーは、九州の豪華寝台列車「ななつ星」を手がけた、あの水戸岡鋭治さんなのです。

名デザイナー、水戸岡鋭治氏が手がけた内装を楽しもう

人に優しく、沿線の文化を取り入れた明るい空間設計を目指したという「ながら」。内装の至るところに、岐阜県産の木材をふんだんに使用し、温かみある空間を作り上げています。

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椅子のファブリックもそれぞれにデザインが違います。自分の席がどのデザインに当たるか、毎回ワクワクすることでしょう。

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座席のテーブルには県内産のヒノキやアベマキが使われていて、床やつり革の持ち手も木製です。車内に一歩入ると、木のいい香りが漂います。
名デザイナー、水戸岡鋭治氏が手がけた内装を楽しもう1109250

出典:昇栄さんの投稿

乗降口のそばにある木のカウンターには、「長良」のロゴがデザインされています。このロゴは車内のあちこちにちりばめられていて、内装の細かい遊び心にもうっとりします。

車窓から長良川の絶景が!カメラの準備をしよう

車窓から長良川の絶景が!カメラの準備をしよう1109218

出典:

「ながら」の路線総延長は約72キロです。そのうち50キロは、長良川の清流に沿って走ります。湯の洞温泉口駅から郡上八幡駅までの間には長良川と支流に架かる橋が7か所あり、橋を渡るたびに景色が変わります。
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出典:ゆっき~☆さんの投稿

沿線で、長良川の清流をじっくりと眺められるスポットは福野駅~美並苅安駅の間と相生駅~郡上八幡駅の間です。初夏には新緑が影を落とす清らかな眺めにいやされますし、春の桜や秋の紅葉シーズンは格別に美しい風景です。観光列車なので絶景スポットに近づくと徐行運転になり、長良川をゆっくりと眺めて写真におさめることができます。
車窓から長良川の絶景が!カメラの準備をしよう1113154

出典:watakenさんの投稿

絶景とともに地元食材のランチやスイーツを味わう

「ながら」には、3つの乗車プランがあります。ランチプラン・スイーツプラン・ビュープランです。それぞれ楽しみ方が微妙に違いますから、目的に応じて乗り分けるといいですよ。

岐阜のおいしいものがずらりと並ぶ「ランチプラン」

ランチプランは①美濃太田駅→郡上八幡駅 ②郡上八幡駅→美濃太田駅までを運行する2プランが用意されています。どちらも出発駅以外での乗車はできないので要注意!沿線のおいしい食材を使ったランチを楽しみつつ、社内アテンダントによる観光案内で、より深く「ながら」を楽しめます。運航日は金~日曜、休日がメインです。
ランチメニューは、長良川鉄道沿線のリストランテ「雀の庵」や「シティホテル美濃加茂」のシェフが担当します。飛騨牛や長良川でとれたアユやマスなど、地元食材をふんだんに使っていて、岐阜ってこんなにたくさんおいしいものがあるんだと、びっくりするような充実の内容です。観光列車にあまり乗ったことがない人は、豪華なランチプランで「初めてのながら」を堪能しましょう。料金は12000円ほどと少し贅沢なお値段ですが体験してみる価値ありです。

老舗菓子店が腕をふるう「スイーツプラン」

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スイーツプランは郡上八幡駅→美濃太田駅までの1プランのみ。洋菓子と和菓子が並ぶスイーツプレートを味わいましょう。こちらも観光案内つきで、長良川の絶景を見逃すことがありません。スイーツプランの運航日は金曜日がメインです。
「中庄」外観 1113173 中庄

出典:立花立夏さんの投稿

スイーツプランのお菓子を担当するのは、郡上八幡の和洋菓子店「中庄」です。3代続く老舗で、もともとは和菓子店だったところに、3代目の現店主さんが洋菓子を学んで取り入れました。和菓子の季節感を洋菓子にも生かしたりするなど、和と洋の良さを融合したバランスのいいスイーツがいただけますよ。料金は5000円で、スイーツ好き女子に強くおすすめしたいプランです。

リーズナブルで気軽に乗れる「ビュープラン」

リーズナブルで気軽に乗れる「ビュープラン」1113194

出典:冬の春菊さんの投稿

「ながら」をもっと気軽に楽しみたい人には、ビュープランがおすすめです。北濃駅から美濃太田駅に向かって走るプランで、物販や観光案内はありますが、食事はありません。席は自由席で好きなところに座れ、ゆったりと景色を眺められます。基本は予約制ですが、空席があれば当日でも乗ることができるのが嬉しいところ。朝起きて天気がよければ、空席がないか一度問い合わせをしてみるのもいいですね。
こちらのプランは、通常運賃にわずか500円(大人も子供も同額)追加するだけで、「ながら」の優雅な客室を楽しめるのでとってもリーズナブルです。季節ごとに景色を楽しみたい人には特におすすめのプランです。運航日は、金曜・土曜・休日が基本です。

チケットの入手法は?

チケットの入手法は?1109232

出典:しょうがさんの投稿

「ながら」のチケットをとるには、長良川鉄道の予約センターへ電話するのが早いでしょう。全プランの予約は、乗車日2ヶ月前の各月1日10時から受付けています(8月の予約は、6月1日10時から予約開始です)。予約しめきりは乗車日の14日前16時までですが、ビュープランは空席があれば当日の購入もできます。
「ながら」予約専用ダイヤルのお休みは12月31日~1月3日だけですから、わからないことは電話で気軽に尋ねてみましょう。大人気の観光列車ですが、シーズンによっては空席もあります。各プランのくわしい料金や運行スケジュール、運行時間については、長良川鉄道の公式サイトから確認しましょう。

オマケ:長良川鉄道はほんわかしたローカル線です♪

オマケ:長良川鉄道はほんわかしたローカル線です♪1109376

出典:karakara-dtさんの投稿

長良川鉄道は、岐阜県関市に本社がある第三セクターです。 岐阜県や郡上市などが出資して作った鉄道会社で、今も地元の人が使う元気なローカル線です。1両しかない赤い車両が山の中をのんびり走る様子は、鉄道好きならずとも、ほのぼのする風景です。
オマケ:長良川鉄道はほんわかしたローカル線です♪1109210

出典:

長良川鉄道の全37駅は、ほとんどが無人駅です。有人駅は7駅しかなく、有人駅であっても改札はありません。バスのように乗車時に整理券を取り、降車時に前方にいる運転士のところで整理券と運賃を運賃箱に入れます。のんびりした旅スタイルに、旅情をそそられます。

ローカル線と豪華列車、1粒で2度おいしい「ながら」に乗ろう♪

ローカル線と豪華列車、1粒で2度おいしい「ながら」に乗ろう♪1109228

出典:UZマンさんの投稿

鉄道好きじゃなくても、列車の旅は独特の旅情を感じます。ゴトンゴトンという走行音と車窓の風景、岐阜県の味わいをまとめて楽しんでみませんか?岐阜県の素朴な魅力を再発見できる旅になることでしょう。

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