2016年04月05日

箱根のクラシックホテル「箱根富士屋ホテル」で伝統のカレーに舌鼓

箱根のクラシックホテル「箱根富士屋ホテル」で伝統のカレーに舌鼓

おうちのご飯としても親しみのあるカレー。今やラーメンと並んで2大国民食となっています。日本全国津々浦々まで普及したカレーは、各家庭によって、お店によって、あるいは料理人によって、味や風味は五万とあります。日本人の大好きなグルメとして愛されているカレーを、100年を超える伝統と技で守り続けているお店が、箱根にある富士屋ホテルのレストランです。何故この富士屋ホテルのカレーが今も愛され、食通家をうならせているのか、少し紐解いてみましょう。

「箱根富士屋ホテル」とはどんなホテル?

「ザ・フジヤ」外観 48943

出典:otonoさんの投稿

世界的に愛されるリゾートホテル

日本で初めての本格的なリゾートホテルとして、明治11年に開業した箱根富士屋ホテル。外国人専用ホテルの時代を過ぎ、戦後を通ってきた富士屋ホテルには、さまざまな外国人向けの工夫が施されています。そのため、ヘレンケラーやチャーリー・チャップリンをはじめとする、たくさんの世界的著名人に愛され続けてきました。大きな災害も多く、宮ノ下大火や関東大震災などを経験しながら、伝統のあるクラシックホテルとして刻んだ歴史は、なんと一世紀以上!何よりも心に響く「おもてなしの心」を感じられるサービスが、長年愛されてきた富士屋ホテルの大きな魅力です。

古き良き日本の雰囲気を満喫!

古き良き日本の雰囲気を満喫!48947

出典:

富士屋ホテルで1番古い宿泊棟の本館。日本らしい美しさを象徴する社寺造りや唐破風の玄関が、落ち着きのある風情を感じさせてくれますね。

古き良き日本の雰囲気を満喫!48948

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富士屋ホテルを象徴する花御殿。校倉造りの建物は、別名フラワーパレスと呼ばれています。花のモチーフがあちこちに散りばめられた、内装のレトロかわいいデザインが人気。

古き良き日本の雰囲気を満喫!48949

出典:

明治期の面影を感じられる西洋館。思わずタイムスリップしてしまうクラシックな洋館で、日本庭園を眺めながらゆったりとした時間を過ごせます。

日本ならではの独特な雰囲気が楽しめる富士屋ホテル。見事に立ち並んだ宿泊棟を目の前にすれば、すぐに富士屋ホテルの雰囲気に入り込めそうです。本館、西洋館、花御殿、近代的なフォレスト館に、旧御用邸の菊華荘など、360度作りこまれた世界観!全室に温泉がひかれているので、日常を忘れてゆったりくつろいでみてはいかがでしょうか?毎日行われている館内ご案内ツアーに参加してみるのもおすすめ!

伝統の味で愛されるビーフカレーがこちら

130年以上変わらない!ビーフカレーが圧倒的人気

それでは、不動の人気を誇る富士屋ホテルのビーフカレーを紹介します。ランチ時にはビーフカレーを頼むお客さんでいっぱいになるほどの大人気。1964年今上天皇が皇太子の時に召し上がったこともある、130年以上も変わらない伝統の味が、高い人気の理由になっています。

「ザ・フジヤ」料理 48954 ビーフカレー 2,290円

出典:さぁにゃいさんの投稿

カレーのベースに使用されるのは、通常ブイヨンがほとんどです。しかし富士屋ホテルのビーフカレーは、こだわりぬいたコンソメを使用。130年以上レシピを変えず、手間と愛情をかけたコンソメを惜しみなく使うカレーが、富士屋ホテルの伝統の味として引き継がれています。

「ザ・フジヤ」料理 48955

出典:image16さんの投稿

気になるお味は、優しくてまろやか。質の高い上品な味わいは、わざわざ足を運びたくなるカレーです。長年たくさんの食通を満足させてきた実績もあります。それ以上に、他では味わえないカレーを作り出す伝統、富士屋ホテルの歴史など、さまざまな付加価値を含めて、このカレーを味わってもらいたいですね。

「ザ・フジヤ」料理 48956

出典:hiro100さんの投稿

ビーフカレーだけでなく、ポークカツレツカレーや蟹カレー、チキンカレーやシーフードカレーなども食べることができます。ビーフ、チキン、シーフードが食べられる「3種のカレー」は、いろいろ食べたい欲張りさんにもぴったりです。

美味しさの決め手、自家製コンソメと湧き水

美味しさの決め手、自家製コンソメと湧き水48958

出典:

伝統の味の決め手になっているコンソメは、なんと1週間もの時間をかけて作られています。その期間を聞いただけでも、惜しみなく手間をかけていることがわかりますね。また富士屋ホテルのコンソメスープの水は、館内から創業以来湧き出る天然水を贅沢に使用。このコンソメと天然水が、長時間愛情をかけて煮込んだカレーの旨味になっています。

「ザ・フジヤ」料理 48959 夕食・コンソメスープ ※このままず~っと飲み続けたい!

出典:mosriteさんの投稿

黄金色に輝くコンソメスープは、いつまでも飲んでいたくなる一品。コースやシーズンによって、クルトン入りや松茸入りのコンソメスープも味わえます。見た目にもかわいいクリスマスバージョンは、お野菜の彩りが加わってとても華やかに。

気分も舌も大満足!文化財で食事ができる「ザ・フジヤ」

「ザ・フジヤ」内観 48961 箱根宮ノ下 富士屋ホテル メインダイニング「ザ・フジヤ」

出典:umai.tvさんの投稿

本格的なフランス料理が提供されている、箱根富士屋ホテルのメインダイニング「ザ・フジヤ」。創業当時から引き継がれてきた味を楽しむなら、ここがおすすめです。伝統の味を引き継いだカレーはコースでも単品でも、お好きなスタイルでどうぞ。

「ザ・フジヤ」内観 48962

出典:K-BIGSTONEさんの投稿

ザ・フジヤは国の登録有形文化財に指定されています。636種類の高山植物や507羽の鳥が描かれた天井、そして彫刻が施されている天間は圧巻!天井の高さが5メートルを超える開放的な空間で、彫刻を見ながらの食事は趣を感じられますよ。

「ザ・フジヤ」料理 48963

出典:K-BIGSTONEさんの投稿

ザ・フジヤではフランス料理を、フルコースで味わうことができます。さまざまなコースの中から、魚介や肉などの好きなメイン料理をセレクト。もちろんアラカルトで、自分の好きなものを贅沢に楽しむことも可能です。

ザ・フジヤの詳細情報

ザ・フジヤ

宮ノ下、小涌谷、彫刻の森 / レストラン、フレンチ

住所
神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下359 富士屋ホテル
営業時間
[月]  07:30 - 10:00(L.O. 09:30)  11:30 - 15:30(L.O. 14:00) [火]  07:30 - 10:00(L.O. 09:30)  11:30 - 15:30(L.O. 14:00) [水]  07:30 - 10:00(L.O. 09:30)  11:30 - 15:30(L.O. 14:00) [木]  07:30 - 10:00(L.O. 09:30)  11:30 - 15:30(L.O. 14:00) [金]  07:30 - 10:00(L.O. 09:30)  11:30 - 15:30(L.O. 14:00) [土]  07:30 - 10:00(L.O. 09:30)  11:30 - 15:30(L.O. 14:00) [日]  07:30 - 10:00(L.O. 09:30)  11:30 - 15:30(L.O. 14:00) [祝日]  07:30 - 10:00(L.O. 09:30)  11:30 - 15:30(L.O. 14:00) ■ 営業時間 [月~金] 17:30/18:00/18:30(予約制) [土・日・祝] 17:30/18:00/18:30(予約制) ■定休日 無休
平均予算
  • ¥4,000~¥4,999
  • ¥30,000~
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もっと気軽に、伝統の味を食べたい人は

カジュアルレストラン「グリル ウイステリア」

「グリル ウィステリア」内観 48967 明るい店内

出典:りつかめさんの投稿

富士屋ホテルの伝統あるメニューを、家族連れで気軽に食事できるカジュアルレストラン、グリル ウイステリア。かしこまらずに、気軽に伝統の味を楽しみたい人には、グリル ウイステリアがおすすめです。

カジュアルレストラン「グリル ウイステリア」48968

出典:ツマ☆さんの投稿

長年愛され続けているビーフカレーも、もちろんザ・フジヤと変わらない味でいただけます。蟹クリームコロッケやビーフシチューなど、洋食メニューのラインナップも豊富!

グリル ウィステリア

閉業や休業等の理由により食べログに店舗情報が存在しないか、一時的な障害で店舗情報が取得できませんでした。

富士屋ホテルの味はお持ち帰りもOK!

伝統のビーフカレーに限りなく近づけて、手間暇をかけて作られたレトルトカレーもあります。リーズナブルな価格で楽しめるレトルトカレーをお土産にして、富士屋ホテルの味を自宅で楽しんでみてはいかがでしょうか?

「ザ・フジヤ」内観 48973

出典:ウツボちゃんさんの投稿

今でもファンが増え続けている箱根富士屋ホテルのカレー。長年守られてきた伝統の味は、たくさんの人を魅了してきました。
渋谷などにあるカレー専門店のようなしっかりした味でもなく、スパイスがふんだんに効いたインドカレーのようなカレーでもないんです。富士屋ホテルでしか食べられない、まろやかな優しい味が心に残ります。文化財として指定を受けた館内や、おもてなしの心を感じるサービスを受けながら、いつもより特別なカレーに舌鼓を打ってみるのも良い思い出になりそうですね。

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