今年は奇祭「御柱祭」の開催年!怖いもの知らずの男たちが凄まじい!

今年は奇祭「御柱祭」の開催年!怖いもの知らずの男たちが凄まじい!

長野の諏訪大社で7年ごとに行われる神事が「御柱祭」。2016年はその開催年にあたります。地元の人はもちろん、全国の祭り好きが首を長くして待ちわびた特別な年。諏訪の街は祭りに向けてすでに熱気が上がっています。12トンもある大木と共に、坂を激しく滑り落ち、川を渡るといった行程すべてを人力のみで行う男の祭り。7年ぶりの大祭に向け、御柱祭の見どころを紹介します。

2016年04月01日

命知らずな男たちが狂喜する御柱祭

百閒は一見にしかず。まずはこちらをご覧ください。

山から里へ人の手だけで大木を運ぶ

御柱(おんばしら)祭とは数え年で7年ごとに、諏訪人22万人をあげて盛大に行われる諏訪大社のお祭りです。御柱祭は御柱という大木を人の力だけで山から里から運ぶ大祭で正式名称は「式年造営御柱大祭」と言います。
山から里へ人の手だけで大木を運ぶ49406

出典:カバ吉さんの投稿

諏訪大社は全国に約25000社ある諏訪神社の総本社です。諏訪湖周辺に4社あり、「諏訪大明神」と地元の方に愛されています。

祭りの主役は約12トンもある大木

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御柱祭の主役は、直径約1メートルにも及ぶ大木「御柱」。長さ約18メートル、重さ約12トン。これらを人の手だけで運ぶのですから、それはもう迫力満点!計16本の御柱が用意され、山から切り出された御柱は氏子たちの力によって市街地を曳き歩き、社殿へと運ばれます。

御柱祭は2回に分けて行われる

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御柱祭には2つの工程があり、4月と5月に分かれて行われます。4月に行われるのが御柱を山から里へと曳く「山出し」、5月に行われるのが里から各社殿へと曳き、神社の四隅に建てるまでを行う「里曳き」です。これを諏訪大社の本宮と前宮がある上社(かみしゃ)、秋宮と春宮がある下社(しもしゃ)に分かれ、それそれで開催します。「山出し」と「里曳き」は雰囲気がまったく違うので、詳しく紹介していきますね。

氏子が大木にまたがり急坂を滑り落ちる「山出し」

氏子たちの鬼気迫る姿が見られるのが「山出し」です。荒々しくも神聖な御柱を曳き回す様子は迫力満点。御柱と共に坂を滑り落ちる木落とし、雪解け水に躊躇なく突っ込む川越しなど、命知らずの男たちの雄姿を見たい方は山出しの時に訪れましょう。2016の日程は、上社が4月2・3・4日、下社が4月8・9・10日です。

絵巻のような美しい行列「里曳き」

山出しから一か月後、迫力のある山出しとは異なり騎馬行列や花笠踊りなどとても美しい行列の中ゆっくりと御柱が曳かれて行くのが「里曳き」です。とても優雅で美しい時間を楽しむことができます。クライマックスでは御柱を各神社の境内に建てます。2016年は上社が5月3・4・5日、下社が5月14・15・16日です。

天下の奇祭。見どころを一挙公開!

難所「穴山の大曲」(上社:山出し)

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上社と下社では御柱の特徴が違い、上社の御柱にはツノのように伸びた「めどでこ」と呼ばれるV字型の柱がついています。この「めどでこ」が民家すれすれに近づき、90度に曲がったカーブを氏子が息を合わせて見事に回転させて進む難所が穴山の大曲です。柱の方向を慎重に見極めながら、梃子(てこ)棒で合図をして難所を越える瞬間は、観客も息を飲み、見事に切り抜けた瞬間は大きな歓声が上がります。

画像から見て奥へと曲がっていきます。7時頃からゆっくり角度を変えていきます。

「木落とし」(上社:山出し)

「木落とし」(上社:山出し)49424

出典:soranopaさんの投稿

斜度27度を御柱にまたがってすべり落ちる木落し。上社の木落としはどれだけ御柱を真っ直ぐ落とせるかに重点を置き、氏子たちは息を合せ御柱を動かします。

「宮川の川越し」(上社:山出し)

「宮川の川越し」(上社:山出し)49426

出典:ククルカンさんの投稿

木落しを無事に過ぎると最後の難所、幅約40mある宮川の川越しです。川に流れる雪解け水で柱を洗い清める意味があるそう。冷たい川へ柱と共に躊躇いなく入り、威勢よく進む様子に氏子たちの気迫もピークを迎えます。

「木落とし」(下社:山出し)

「木落とし」(下社:山出し)49428

出典:ルナさんの投稿

こちらは下社の木落し。御柱を縛ってある追掛綱(おいかけづな)を斧取衆(よきとりしゅう)が斧で切ると、柱は堰を切ったように斜度35度の坂を一気に坂を滑り落ちます。「どうせ乗るなら木落しお乗り 諏訪の男の度胸だめし」と歌われる程に危険を伴うことではありますが、男たちは必死に柱にしがみ付き、100メートルもある坂を滑り落ちて行きます。

「建御柱」(上社:里曳き)

「建御柱」(上社:里曳き)49430

出典:MOJOさんの投稿

柱を神社の境内に建てる「建御柱」。御柱にロープやワイヤーを付け、掛け声に合わせて御柱をゆっくり立ち上げます。

「建御柱」(下社:里曳き)

上社の「建御柱」でお祭りは終幕を迎えます。山出しから2ヶ月にわたり厳かに激しく盛り上がった御柱祭が終わる瞬間です。

お祭りを楽しむために…アクセス・マナーは?

アクセス

アクセス49435

出典:たけじろさんの投稿

車の方は諏訪前で車を停めて、そこから電車または徒歩がオススメです。特に人気の高い木落とし坂周辺と神社までの道のりは狭い道が続きますので乗り入れは避けましょう。

【車の場合】
中央自動車道「諏訪I.C.」もしくは「岡谷I.C.」

【電車の場合】
中央本線特急「上諏訪駅」下車

注意点

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出典:たけじろさんの投稿

当日は観光客でごった返します。時間に余裕を持って訪れましょう。また、ゴミは必ず持ち帰りましょう。尚、木落としを見ることが出来る有料の観覧席は事前の抽選・販売です。詳しくは公式HPをチェックして下さいね。各旅行会社でツアーを行っているところもあるので、そちらも要チェックです。

祭りの後は…グルメ&立ち寄りスポットを紹介

諏訪大社の参拝の定番「大社煎餅」

「大社煎餅 諏訪店」料理 49441

出典:bailaさんの投稿

ピーナッツせんべい・ごませんべい・瓦焼き・しょうがせんべいなどの昔ながらの素朴でどこか懐かしいお菓子が揃った「大社煎餅」は諏訪大社土産では絶対に外せないお店です。諏訪大社の参拝記念には「大社」と入ったピーナッツせんべいを是非どうぞ。

大社煎餅 諏訪店の詳細情報

大社煎餅 諏訪店

上諏訪 / せんべい

住所
長野県諏訪市中洲5320-9
営業時間
9:00~18:00
定休日
日曜日
平均予算
  • ~¥999

データ提供

御柱限定メニュー「うなぎ林家」

「うなぎ林屋」料理 49444 二色重

出典:ダイアンサスさんの投稿

御柱祭の期間中のみ提供されるうなぎのかば焼きと白焼きの二食重はぜひ食べて欲しいメニューです。

うなぎ林屋の詳細情報

うなぎ林屋

下諏訪 / うなぎ、郷土料理(その他)

住所
長野県諏訪郡下諏訪町矢木西31
営業時間
お問い合わせ
定休日
お問い合わせ
平均予算
  • ¥3,000~¥3,999
  • ¥3,000~¥3,999

データ提供

体験からお土産まで盛りだくさん「SUWAガラスの里」

体験からお土産まで盛りだくさん「SUWAガラスの里」49447

出典:

プロが選ぶ観光・食事・土産物施設100選に10年連続ベスト10入りをしたガラスのテーマパーク。国内最大規模ガラスショップ、体験工房、レストランが揃います。体験工房では、とんぼ玉やキャンドル制作できますよ。

いかがでしたか。7年に一度だからこそ諏訪大社周辺は大いに盛り上がっています。御柱祭の魅力はなんといっても氏子たちの豪快な姿ではないでしょうか。男たちの熱い祭りを見に、諏訪へ是非お越しください!

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