
走る高級旅館!一度は乗ってみたい『TRAIN SUITE 四季島』
『ななつ星』に続き、2017年5月1日から運行開始する『TRAIN SUITE 四季島』は、東日本を観光しながら巡る話題のクルーズトレインです。プランは1泊2日からあり、高額であるにも関わらず、すでに2018年3月までのチケットが完売してしまう人気ぶり。一体どんな列車なのでしょうか?ご案内していきます!
2017年04月25日
利用料金は、1泊2日コースが1人あたり32万円から。デラックススイートを利用した3泊4日の旅はなんと95万円!高額にもかかわらず、5・6月出発分は最高倍率76倍、平均倍率6.6倍という人気ぶりです。『ななつ星』のライバルとなるクルーズトレインとして注目を集めています。
日本の伝統美と現代アートを融合
ラウンジ車両(写真)は樹木をイメージしており、まるで呼吸をしているかのような有機的な空間に。各車両の役割によって窓のデザインがそれぞれ異なっているのも特徴です。車内には木材や漆、和紙などの古くからある日本の素材を多く取り入れ「モダンな和の空間」を作り上げているのだそう。一部の車両をご紹介していきます。
非日常を演出する車内
特別な時間へ誘う「エントランス」
四季島の入口 pic.twitter.com/JB0lAhanu4
— ムトゥー (@MutoWisteria) 2017年3月25日
『TRAIN SUITE 四季島』のエントランスは5号車のみ。ホテルのようにクルーに出迎えられ、非日常的な空間へと誘われます。エントランス車両はラウンジも兼ねており、東日本の工芸品で彩られた空間にピアノやバーカウンターが用意されていてゴージャスです!
ダイナミックな走行シーンが楽しめる「展望車」
寝台列車「四季島」、最高級客室95万円 日光・函館へ https://t.co/2Wj9Jp466L pic.twitter.com/rAZQg7dDgN
— MSN Japan (@MSNJapan) 2016年5月10日
先頭と最後尾は展望車となっていて、東日本の豊かな自然を楽しむ特等席です。壁側から天井にまで窓が広がり、ダイナミックな走行シーンが楽しめます。ソファも厚みがあって座り心地がよさそう♪
まるでフレンチレストラン。優雅な「ダイニング」
6号車のダイニングは、風景を楽しみながら食事が楽しめるよう大きな窓があしらわれています。料理の総監修を担当するのは、日本人で初めてミシュラン1つ星を獲得した中村勝宏シェフ。そして朝食・昼食には山形県の「アル・ケッチャーノ」や栃木県の「オトワレストラン」など、名だたるレストランや料亭の料理が楽しめます。※プランによって異なります
高級旅館のよう。メゾネットタイプ「デラックススイート」
JR東、豪華寝台「四季島」の内装公開:日本経済新聞 https://t.co/wGYZvyNkuA
— fukuchan-hi (@fukuchanhi) 2017年3月17日
最高級客室「四季島スイート」=写真=は2層構造のメゾネットタイプ。2階には掘りごたつを配し、車窓からの移りゆく景色をゆっくりと楽しめる。 pic.twitter.com/AOOkcyScXZ
最上級のお部屋「四季島スイート」は、メゾネットタイプで、1階は寝室、2階は畳を敷いた寛ぎスペースになっています。さらに浴室には檜を採用し、『TRAIN SUITE 四季島』の中でも極上の空間です。
日本の風景をゆっくり楽しむ旅行プラン
『TRAIN SUITE 四季島』には、どんな旅が用意されているのでしょうか?一部をご紹介します。
山梨・会津方面、1泊2日コース
姨捨駅に豪華列車「四季島」用の施設が出来てる。 pic.twitter.com/ljMndsSfY5
— nekokans (@nekokans) 2017年4月2日
JR塩山駅から再び乗車すると、列車は長野県方面へと向かい、夕食後「姥捨(うばすて)駅」に到着。駅には専用ラウンジ「更級(さらしな)の月」が新設されており、善光寺平の美しい夜景を見ながら、ホテルメトロポリタン長野のシェフが作るおつまみとお酒が楽しめます。
篠ノ井線 姨捨駅
— 栃木鉄(※ほぼbot) (@t_tettyan) 2017年3月25日
上りホームから善光寺平の夜景と長野方からの線路を入れてみた。この夜景のために四季島のルートが設定されたのだからすごい。pic.twitter.com/QHRASfI51B
東日本を縦断、3泊4日コース
3泊4日のプランはJR上野駅を出発後、日光へと向かいます。初日は日光観光を楽しんだ後、北海道方面へ北上。2日目は北海道、3・4日目で日本海側を走り、上野駅へと戻ってきます。
雪景色を楽しむ、2泊3日コース
特別な旅の出発は「プロローグ四季島」から
『TRAIN SUITE 四季島』の予約方法は?
『TRAIN SUITE 四季島』の予約は、「びゅうトラベルサービス」の公式HPから可能です。2017年4月現在で、2018年3月までの予約が終了しています。情報は随時更新されるので、こまめに次回の予約開始日をチェックしておきましょう!
一生忘れられない旅を…
いかがでしたか?車窓からの景色はもちろん、豪華な車内の雰囲気を味わってみたいと思われた方も多いのではないでしょうか?一生に一度は体験してみたいクルーズトレインですが、値段が値段なだけに、なかなかすぐにはむずかしい…。そんな方は、東京駅に予約制の「四季島ギャラリー」があるので、ぜひ訪れてみて!豪華クルーズトレインの雰囲気を少しだけ体感できるかもしれません♪