福島県会津若松でしか見られない!新選組の史跡スポット巡り

福島県会津若松でしか見られない!新選組の史跡スポット巡り

戊辰戦争から約150年の節目を迎えますが、今もなお多くのファンをもつ「新選組」。「新選組」といえば、京都や日野がゆかりの地として有名ですが、会津若松も「新選組」ゆかりのスポットやイベントがあるんですよ。というのも、「新選組」結成のきっかけに会津藩がかかわっているからなのです。ここでは、「新選組」の足跡をたどる会津若松のモデルコースをご紹介しましょう。

2017年04月28日

人々の心を掴んで離さない「新選組」

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出典:n.sxさんの投稿

今もなお多くのファンの心をつかんで離さない、日本史上最強・最高の剣客集団。それが「新選組」です。大河ドラマをはじめ、さまざまな作品にも取り上げられているので詳しくは知らないまでも、一度はその名前を耳にしたことがある人は多いのではないでしょうか。
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出典:

そんな新選組を追いかけて、史跡を巡る旅をするファンが多くいます。福島県会津若松にも、新選組のスポットがあるんですよ。ここでは、会津若松でしか見ることができない新選組のスポットを紹介していきます。

「新選組」がなぜ会津に?

「新選組」って京都や東京の日野にいたんじゃないの?と思う人もいますよね。なぜ福島の会津にきたのか。簡単に説明していきましょう。
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出典:秘密結社鷹の瓜さんの投稿

会津藩京都本陣 金戒光明寺

「新選組」が主に活躍したのは、確かに京都。ここで、会津との関わりが生まれたのです。「新選組」結成のきっかけには、当時「京都守護職(幕府の敵を取り締まる警察みたいなお仕事)」だった会津藩主 松平容保(まつだいら かたもり)との出会いがありました。

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出典:ましゃだるまさんの投稿

東京の日野から、「壬生浪士組」として京都にやってきた近藤勇や土方歳三たち。彼ら「壬生浪士組」の活躍を、松平容保は目にしました。徳川家に「忠義」を尽くす会津藩。同じ志をもつ彼らを受け入れ、「壬生浪士組」を会津藩御預にします。そして「新選組」と名付け、京都の街の守護を命じたのでした。

京都を離れて・・・

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出典:aranko2345さんの投稿

時は幕末。「鳥羽・伏見の戦い」への参加を皮切りに、「新選組」も戊辰戦争へ参加し戦います。しかし、相手の最新装備の前に無念の敗北を重ね、とうとう近藤勇が西軍へと投降。その後は土方歳三が中心となって「新選組」を率い、舞台は京都から宇都宮。そして会津へと移っていきます。

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「新選組」が会津へと入った時、土方歳三は足を負傷していたため、斎藤一が隊の指揮を任されました。白河関門・母成(ぼなり)峠へと出陣しますが敗色は濃厚。土方歳三は単身援軍を求めて、仙台へと向かったのです。

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出典:しおしおのぱあさんの投稿

その後、会津藩は一か月の籠城の末に降伏し、一連の戊辰戦争は終息へと向かいました。

会津地方にある新選組ゆかりの地

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それでは、会津地方にある新選組ゆかりの地をご紹介しましょう。多くは市内中心部にあり、「まちなか周遊バス」を利用すればスムーズに回ることができます。しかし、一部は郊外にあるので、レンタカーなどを利用したほうが良いでしょう。

母成峠

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「母成峠」は、「新選組」をはじめとした、幕府軍800名と西軍3000人が激突した場所です。磐越道「磐梯熱海I.C.」から有料道路「母成グリーンライン」に入り、20分ほど車を走らせると碑が建っています。

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安達太良山・吾妻山・磐梯山の3つの山が見渡せる「母成峠」。風光明媚なスポットとしても人気です。

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出典:aizuさんの投稿

白虎隊士のお墓。彼らも当時は埋葬が許されませんでした。

「母成峠」の戦いでは、多くの戦死者が出ました。しかし、西軍は幕府軍の死者の埋葬を許さなかったと言います。西軍による埋葬の禁止は「母成峠」に限らず、白虎隊に代表される会津若松城下の戦いでも同様でした。

如来堂(会津若松市郊外)

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会津若松市郊外にある「如来堂(にょらいどう)」は、新選組奮戦の地です。磐越道「会津若松I.C.」から、車で10分ほど。細い道を入っていきますが、「新選組殉難の地 如来堂」の看板が出ているので、それを目印にしてください。

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土方歳三が単身仙台へと向かった後、会津に残った新選組を束ねたのは、斎藤一でした。その斎藤一ら新選組隊士が西軍の襲撃を受けたのが、ここ「如来堂」とされています。

一説には、この時出撃した新選組は「如来堂」で全滅したともされていますが、実際には全滅しておらず、その後も生存している隊士が確認されています。

天寧寺(てんねいじ)

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会津若松市東部にある「天寧寺(てんねいじ)」。「近藤勇のお墓」があります。こちらのお墓には、土方歳三の持っていた近藤勇の遺髪が納められていると言われており、毎年4月25日の命日には、墓前で供養祭が行われます。

「天寧寺」へは、「まちなか周遊バス」を使うのがおすすめです。「奴郎ヶ前(やろうがまえ)」下車徒歩15分ですが、少々道が険しいので歩きやすい靴で出かけてください。

会津東山温泉 くつろぎ宿 新滝(しんたき)

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出典:

会津若松市東部の「東山(ひがしやま)温泉」。ここでは、土方歳三が戦での傷をいやしたと伝わる温泉があります。

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温泉があるのは、「新滝(しんたき)」。土方歳三だけでなく、竹久夢二や与謝野晶子といった文人墨客にも愛された旅館です。

土方歳三が傷をいやしたと言われているのは、こちらの「猿の湯」。14時から20時までは、日帰り入浴も可能です。料金は大人が平日1,000円、土日祝日1,500円ですが、休日や休前日は念のため問い合わせてから向かいましょう。予約状況によっては日帰り入浴ができないこともあります。

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白虎隊記念館

白虎隊の悲劇で有名な「飯盛山(いいもりやま)」のふもとにある「白虎隊記念館」。ここでは、白虎隊に関する資料だけでなく、「新選組」に関する資料も展示しています。

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出典:

昭和31年に創設された歴史ある資料館で、ほかではなかなかお目にかかれない資料も多く展示されています。ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

清水屋旅館跡

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それでは、場所を会津若松市中心部へと移しましょう。会津若松市中心部の七日町通りには、土方歳三が逗留したと言われる「清水屋旅館」の跡があります。

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現在は大東銀行になっていますが、当時の様子を伝える看板が出ているのでチェックしてみてください。

「清水屋旅館跡」へは「まちなか周遊バス」の「白木屋前」停留所が便利です。下車してすぐの場所にありますので、「大東銀行」の看板を目印にしてください。

会津新選組記念館

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出典:Noko_Walterさんの投稿

七日町の中ほどにある「会津新選組記念館」。会津藩や新選組に関する、貴重な資料を見ることができます。1階は骨董屋、2階が資料館です。

建物は、歴史ある蔵をそのまま利用しており、玄関前では新選組のシンボルである「浅葱のだんだら羽織」を羽織って記念撮影もできます。無料ですので、ぜひ記念にどうぞ。なお1階では、新選組グッズも販売しています。

阿弥陀寺

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出典:

七日町通りの終点「七日町駅」の向かいにある「阿弥陀寺」。ここには、新選組三番隊長 斎藤一が眠っています。斎藤家のお墓のすぐ近くには看板が立っているので、目印にしてください。

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「阿弥陀寺」には「斎藤一のお墓」以外にも、戊辰戦争戦死者を埋葬した墓地や「御三階(おさんがい)」という建物があります。「御三階」は一見すると3階建ての建物ですが、実際は4層構造になっており密談の場所として使われていました。戊辰戦争の跡、鶴ヶ城から阿弥陀寺へと移築され、今に伝わっています。

会津新選組まつり

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毎年9月下旬に、阿弥陀寺では「会津新選組まつり」が開催されています。この時期に合わせて、観光に来てもいいですよね。

斎藤一のご子孫も参列され、法要が営まれるほか、阿弥陀寺の本堂で歴史に関する講演も開かれます。「会津新選組まつり」は、会津まつりとの共催なので、毎年日時が変わります。詳しい日程はホームページでご確認ください。

幕末を駆け抜けた新選組の足跡を辿る会津旅

「新選組」といえば京都や日野が有名ですが、会津にも「新選組」の足跡を辿ることができるスポットがたくさんあります。ぜひ一度足を運んで、「新選組」の足跡を辿ってみてはいかがでしょうか?

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