地元っこだけが知る!?栃木・佐野の地味うまスイーツ「カンロ」

佐野の隠れた銘菓「カンロ」というお菓子をご存知ですか？あの、のど飴のカンロとは全く別物。冷やして食べると暑い日にぴったりのスイーツ、「カンロ」。地元では昔から愛されているお菓子なのです。そんな、魅力的なお菓子「カンロ」をご紹介します。

「カンロ」は佐野市にある「中内商会」が製造販売しているお菓子。寒天を使ったお菓子です。セットになっている黒蜜をかけていただきます。半透明でキラキラした見た目が涼しそうで、夏に食べたくなりますよね。地元ではいもフライ同様、昔から愛されているソウルフードです。お隣の足利市でもメジャーなお菓子です。

「中内商会」は元々、昭和8年に和菓子のお店として創業した会社です。「カンロ」は、駄菓子屋さんに売っているお菓子のひとつとして誕生したそうです。子どもたちが大好きな味、ということなので、どこか懐かしい味がするのでしょうね。

冷やして食べたら絶品の「カンロ」。どうやって食べるのか、どんな味がするのか気になりますよね！「カンロ」について、もう少し詳しくご紹介します。

蜜をかけると、このような感じになります。オレンジと黒い蜜の色合いが美しいですね。「カンロ」と蜜をよく絡めて食べるのが、美味しく食べるポイントになります。ぐちゃぐちゃになるぐらい混ぜてしまうのが良いようですよ。

寒天のお菓子なので、自分でも作れそう！と思ってしまうかもしれませんが、この寒天のかたさが絶妙なのです。かたすぎず柔らかすぎず、ちょうど良い。これが「カンロ」のおいしさの秘密ですね。

つるんとした舌触りなので、体調の悪いときにも食べられちゃいます。食欲が落ちるときってありますよね？そんなときに、ヒンヤリと冷やした「カンロ」だったら、つるりと食べることができます。冷蔵庫にストックしてあると、うれしいスイーツなのです。

そしてうれしいのが、寒天なのでカロリーを気にせず食べることができるという点。ダイエット中でも、あまり罪悪感が生まれません。寒天は、満腹感も得られますので、ダイエット中のおやつとしても、最適です。

佐野市に生まれ育った人は、「カンロ」は全国区だと勘違いしている人も少なくないのでしょうね。「カンロ」はさまざまなお店で購入することができます。主な購入先をご紹介しますね。地方発送もしているそうなので、直接送ってもらうこともできます。

■佐野観光農園アグリタウン（0283-20-5215）
■道の駅どまんなかたぬま（0283-61-0077）
■道の駅うつのみやろまんちっく村（028-665-8800）
他、佐野市内のスーパーマーケットでも購入できます。
■中内商会通販

大藤が有名な足利市にある「あしかがフラワーパーク」でも、期間限定で藤カンロが買えることがあるようです。いつもあるわけではないようですので、買えたらラッキーですね♪

佐野は、水がおいしい土地でもあります。カンロは、おいしい水がある佐野ならではのお菓子だといえます。シンプルなお菓子だから水が重要なのですね。佐野に来たら、おいしいグルメと共に、ぜひカンロを味わってみてくださいね。