料理の神様にお願い！千葉「高家神社」で料理上手になろう♡

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「料理が上手くなりた～い…」というのは、お料理をする人なら誰しも抱く願い。自分のため、誰かのため、料理の腕を上げたい人にオススメのスポットが、千葉県の房総半島にあるんです♪

出典：terasさんの投稿

房総といえば、美味しいものがたくさんあるエリアですよね。山の幸・海の幸を豪快に味わうのはもちろん、隠れ家的カフェも最近ではかなり増え、おしゃれなお食事ができるエリアとして人気を博しています。そんな場所にあるのが、全国でも唯一のとっても珍しい神社なのです。

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房総半島の南端、南房総市の千倉にある「高家神社（たかべじんじゃ）」は、日本で唯一〝料理の神様〟を祀る神社として知られています。祀られている「磐鹿六雁命（いわかむつかりのみこと）」という神様は、日本書紀にも記される、由緒正しい神様なのです。

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日本書紀によると、景行天皇が房総を訪れた際、釣った海の幸を料理して御膳に出したのが磐鹿六雁命でした。その味を称賛されて以来、宮家の食事を司るようになったと伝えられています。宮中では長く〝醤油醸造・調味料の神〟として祀られており、そこから料理の神様として人々に信仰されるようになりました。

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現在でも、調理を生業とする人や味噌醤油醸造業の人などが、日々多く参拝に訪れます。余談ですが、千葉県銚子市にあるヒゲタ醤油の醸造工場には、こちらから分霊されたお社が建っているそうです。

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しかし近年では、彼氏や旦那さんに美味しい料理をつくりたい！という女性の参拝も増え、新しいデートコースの定番となっているんです。もちろん、彼女や奥さん、お友達に…という人も参拝に来るそうですよ。

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こちらが社殿。長い階段や茅葺の屋根など、厳かな雰囲気が漂いますね。ご利益としては、料理が上手になるほか、転じて商売繁盛などが伝えられています。どうか、料理がうまくなりますように…！

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絵馬を覗くと、やっぱり料理関係の人が多いですね。料理人を目指す人、お店を出す人、生産に関わる人などなど。絵馬を通じて料理への真摯な想いに触れると、それだけでパワーをもらえそうです。

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社殿の左右にはそれぞれ「庖丁塚」があります。こちらにも手を合わせ、日ごろ愛用している包丁に想いを馳せてみるのもいいかもしれません。

出典：麿（まろ）さんの投稿

高家神社では「庖丁式」という儀式が行われます。これは平安時代の宮中行事を再現したもので、一切手を触れずに庖丁だけで魚を捌くというものです。烏帽子と直垂を纏い、庖丁とまな箸のみを駆使した所作は、まさに神業…！

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日本書紀で磐鹿六雁命の捌いたのが鰹だったことから、鰹や鯉などが使われるようです。毎年5月17日（春の例題際）、10月17日（旧神嘗祭（かんなめさい））、11月23日（旧新嘗祭（にいなめさい））の3回行われ、料理にゆかりのある人々で賑わいます。ときには海外メディアも取材に来るのだとか！

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料理の上達を祈願したら、さっそく試してみたくなるのが人情！そんなときは「道の駅ちくら 潮風プラザ」に寄り道するのはいかがでしょう？高家神社から車で9分、バスなら「大川」で下車して徒歩8分です。

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新鮮な海の幸や地元野菜を調達して、おうちへ帰ってレッツクッキング！カフェや可愛い雑貨屋さんも併設されているので、ちょこっと休憩するのにもぴったりですよ。

出典：Hearow-TKGさんの投稿

大切な人に「美味しい」と言ってもらいたい。毎日の食卓が豊かなものになりますように…。暮らしの中心にある、とても身近でとても大事な「料理」という営み。高家神社でお参りをして、マイ包丁に感謝をしたら、毎日のお料理がちょっと特別なものに感じられるかもしれませんよ♪