刀剣乱舞ファンも必見!東海地方で美しい名刀が見られる場所を一挙紹介

刀剣乱舞ファンも必見!東海地方で美しい名刀が見られる場所を一挙紹介

武器であってもその美しさに魅了されてしまう日本刀や槍。危険な武器だとわかっていても、つい引き込まれる存在感があります。これまで男性に根強い人気があった刀剣ですが、最近はゲーム『刀剣乱舞』の影響から、女子にもブームが到来!そこで東海三県+静岡県で刀剣を見られるスポットを5か所探しました。冴え冴えとした刃の美しさを堪能しましょう!

2017年06月26日

武器であり、美術品であるという不思議な存在

武器であり、美術品であるという不思議な存在1212927

出典:空色しずくさんの投稿

日本刀は、武器であると同時に日本を代表する美術品です。実は国宝に指定されている刀剣は110点もあり、国宝指定を受けている工芸品の約40%が刀剣類。刀剣には多くのファンがいるだけでなく、貴重な美術工芸品として高く評価されているアイテムなのです。

刀の素材は玉鋼

刀の素材は玉鋼1212929

出典:kabachiさんの投稿

日本刀の素材は何かご存知ですか?それは、玉鋼(たまはがね)という不純物の少ない鋼です。日本刀の切れ味と折れにくさは、2つの性質を持つ鋼を混ぜて鍛えるという独特の技法から生まれました。刃の部分には硬い鋼を使い、芯の部分には柔らかい鋼を使う。こういう繊細な仕事によって見事な刃紋ができます。鉄と炎を自在に操る刀工の技術には圧倒されます!
刀の素材は玉鋼1212944

出典:隠れた瑕疵さんの投稿

時には刀剣は、神が宿るご神体にもなります。そんな神々しささえ感じる刀剣はできれば実物が見たいもの。そこで今回は、中部エリアで刀剣を見られるスポットを5か所ご紹介します♪刀剣乱舞ファンならずともついうっとりする美しさですよ。

静岡県

佐野美術館/静岡県三島市

佐野美術館/静岡県三島市1212775

出典:

佐野美術館は日本刀の収蔵品に名品が多いことで有名です。年に数回いろいろな企画展がおこなわれ、刀剣類がテーマになる企画展もあります。展示品の説明がわかりやすく、より刀剣についての知識を深められる美術館です。
“とうらぶファン”にはおなじみの虎徹。この美術館では長曽袮興里(ながそねおきさと)作の短刀の虎徹が見られます。江戸時代の刀のこしらえなどもじっくり眺めましょう。このほか、佐野美術館のコレクションには重要文化財クラスの逸品が多数収蔵されています。
秋草文黒漆太刀拵(あきくさもんくろうるしたちこしらえ)は室町時代の作で重要文化財、備前国長船住人長光造(びぜんのくにおさふねじゅうにんながみつぞう)は鎌倉時代のもので、国宝です。展示品は随時入れ替えをしますので、最新情報は公式サイトや電話で確認しましょう。
こちらの美術館は書籍などの資料も豊富です。「日本刀鑑賞のしおり」などは、これから刀剣にハマろうという人におすすめの本。書籍は通販でも扱っていますが、やはり本物の刀剣を見たあと、余韻にひたりながら購入したいですね♪

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ポストカードなどのグッズも秀逸!刀女子ならずとも、つい手にとってみたくなるデザイン性の高さです!

本格的な日本庭園も見ていこう

本格的な日本庭園も見ていこう1212776

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佐野美術館は約2000坪の広い敷地があり、美術館に隣接する隆泉苑は回遊式庭園です。富士の湧水が流れて四季の花々が楽しめるスポット。刀剣の美しさとは違う自然の美も楽しみましょう。

島田市博物館/静岡県島田市

島田市博物館/静岡県島田市1212742

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島田市博物館は、江戸時代の大井川島田宿に関する資料を展示している博物館です。メイン展示は大井川を超える”川越え”に関するものですが、刀剣類もとても多いんです。なぜなら、島田宿は刀鍛冶(かたなかじ)で有名な場所でもあったからです。
島田市博物館/静岡県島田市1212867

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島田宿の刀鍛冶は、室町時代から始まる歴史の長い技術者集団でした。戦国時代には大名の今川氏や武田氏、徳川氏などが島田の刀剣を所有していました。特に刀工の義助(よしすけ)は名刀・名槍の作者として名を残し、今も島田市博物館に多くの刀剣が残されています。
刀剣乱舞ファンには、四代義助が作った「お手杵(おてぎね)」がおなじみの槍です。この槍は結城秀康の所有になり、日本三大名槍のひとつと言われました。博物館内にお手杵はありませんが、義助の銘がある槍が残されていますし、播磨大掾源助宗の脇差(わきざし)も展示されています。

江戸時代の川越えも見てみよう

江戸時代の川越えも見てみよう1212729

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こちらは国指定史跡の島田宿大井川川越遺跡です。江戸時代に”越すに越されぬ大井川”と言われた川越えについて、たくさんの資料を展示しています。島田市博物館からは徒歩約5分ですから、刀剣見学の帰りに寄ってみてはいかが?

愛知県

徳川美術館/愛知県名古屋市

徳川美術館/愛知県名古屋市1212826

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尾張徳川家ゆかりの宝物を展示している美術館です。大名家の宝物がこれほどまとまって展示されている美術館は、国内でも多くありません。将軍家につながる尾張徳川家が所蔵していた甲冑や刀剣類が所蔵されています
刀剣乱舞ファンなら見逃せないのが、尾張家初代の徳川義直が所用した脇指(わきざし)の鯰尾藤四郎(なまずおとうしろう)。ほかにも古備前の名刀・正恒(まさつね・国宝)などが徳川美術館の所蔵品です。展示品は定期的に入れ替えていますので、お目当ての刀剣が見られるかはタイミング次第。現在展示中の刀剣類は公式サイトでチェックしましょう♪

グッズも豊富+研究発表も気になる!

こちらの美術館では、定期的に学芸員らによる研究発表会が開催されます。内容が専門的な時もありますが、刀剣ファンなら知っておきたい知識が詰まっています。一度参加してみてはいかがでしょうか?
刀剣類のグッズも積極的に開発中!お気に入りの刀剣グッズがあれば即買いしちゃいましょう!品切れになることもありますよ。

いろいろな種類の展示品もチェックしよう

いろいろな種類の展示品もチェックしよう1212828

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所蔵品の種類が多いのも、徳川美術館の特徴です。1万件にものぼる所蔵品の中には尾張徳川家につたわった美術品や調度品もふくまれます。刀剣や甲冑など武家の男性的な美しさと、大名の貴族的な生活の対比がおもしろいんです。

熱田神宮/愛知県名古屋市

熱田神宮/愛知県名古屋市1212912

出典:A-MYさんの投稿

熱田神宮は、名古屋で「熱田さん」と呼ばれる名社です。113年に創建されたといわれ、敷地内はどこにいてもとても清々しい。拝殿の奥にある社殿(本殿)にはご神体があります。これは三種の神器のひとつである草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)。そう、熱田神宮は刀剣がご神体なんです!
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ご神体は見ることができませんが、熱田神宮の宝物館には多くの名刀が集められています。森の中の神社で、憧れの刀を拝見しましょう!

太郎太刀を見ずに帰るなかれ!

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熱田神宮には、刀剣乱舞ファンにおなじみの太郎太刀(たろうたち)が展示されています。正式名称は、末之青江(すえのあおえ)といい、全長五尺三寸(221,5cm)、重さ4,5kgという巨大な刀。戦国時代の姉川の合戦において、朝倉方の真柄直隆が使用したといわれています。太郎太刀の横に比較用の通常サイズ刀が展示してありますが、その差は歴然。太郎太刀は、通常のものの3倍はありそうです。
こちらには、次郎太刀も所蔵されています。太郎太刀は常設されていますが、次郎太刀はいつも見られるとは限りません。ほかの所蔵品にも国宝の短刀 銘 来国俊(らいくにとし)や重要文化財の太刀 銘 国友(たちめいくにとも。全国で3口しかない)など、貴重なものばかりです。こちらも展示品は順次入れ替えなので、確認して行きましょう。

岐阜県

関鍛冶伝承館(せきかじでんしょうかん)/岐阜県関市

関鍛冶伝承館(せきかじでんしょうかん)/岐阜県関市1212923

出典:kabachiさんの投稿

関市と言えば鎌倉時代から約700年も続く刃物の町。関鍛冶伝承館は、関鍛冶の伝統と技術を紹介する博物館です。館内の1階には関を代表する刀工、兼元・兼定の刀が展示され、製造工程やさまざまな資料が見られます。
関鍛冶伝承館(せきかじでんしょうかん)/岐阜県関市1212919

出典:

実際の刀だけでなく、刀剣の構造などがわかりやすく紹介されています。刀剣乱舞からハマった刀萌え女子にとっても、わかりやすく親切な説明です。この機会に刀剣に関する知識をもっと深めましょう♪
関鍛冶伝承館(せきかじでんしょうかん)/岐阜県関市1222924

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館内には、日本刀鍛錬場や技能師実演場が併設されています。刃物まつりや一般公開日には、目の前で日本刀の鍛錬が実演されます。刀萌え女子にとってはたまらない瞬間です。

2階のナイフコレクションも見ていこう

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こちらの博物館、1階は日本刀の展示で、2階はカスタムナイフ作家のコレクションと関の刃物製品の展示がメインです。関の刃物は切れ味とともに姿も美しい。ガラスケース越しにみるだけでも、端正な刃物に感動します。
2階のナイフコレクションも見ていこう1212920

出典:

関の刃物は「折れず、曲がらず、よく切れる」といわれます。見事な日本刀の切れ味は、いい鋼といい炭、豊富な水が必要です。関の地はその三つがそろった、貴重な場所だったのです。

本物の凄みある姿を見に行こう

本物の凄みある姿を見に行こう1212916

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刀剣の美しさと言われても、ピンと来なくて…という人もいます。しかし実物をみると、その存在感に圧倒されること間違いなしです。一度は名刀を見て、荘厳で美しい姿に思わず息を呑む体験をしてみてくださいね。

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