疲れた心に効く 島の “ゆったりリズム”。 この秋は 心のデトックス女子旅へ

やってもやっても終わりのない仕事や家事、人間関係のモヤモヤ…。日々、様々なストレスを感じていると、心が少しずつ疲れてしまいますよね。そんな時は、何もかも忘れて心をデトックスする、“リセット” 女子旅に出ませんか？

ここは、愛知県にある佐久島。名古屋から約2時間半の場所にある、島と一体になったアートの数々や美しい自然などが楽しめる島で、疲れた心をデトックスする旅にぴったりの場所。これからの季節は、澄んだ海にあったかグルメがより楽しめます。今回は、そんな佐久島の魅力をご紹介します。佐久島のゆったりとした癒しの空気を知れば、きっとあなたも心の “リセット” 女子旅に出たくなりますよ。佐久島へのアクセス情報も紹介するので、ぜひ確認してくださいね。

1つ目の魅力は、島全体に常設されている22のアート。佐久島は近年、様々なアートに出会える島としての人気が上昇しています。どのアートも島の景色と一体になっていて、見るのはもちろん、入ったり登ったりと、楽しみ方は様々。島の空気を感じられるアートの数々に、心に優しい風が吹き抜けるのを感じます。

こちらは、佐久島を代表するアートの1つ『おひるねハウス』。SNSなどで見たことがある人もいるのでは？ はしごを使って中に入ると、美しい三河湾、心地よい波の音、優しい海風を感じられます。その名のとおり、おひるねしたくなるような心地よさ。佐久島の優しい空気を全身で感じられるアートです。（制作：南川祐輝）

海辺にずらっと並ぶこのカモメたちも、『カモメの駐車場』という名のアート。風が吹くと風見鶏のように向きを変えるカモメたちは、風を見るための装置なんだとか。島に吹き渡る風が見られるアートなんて、なんだか素敵ですね。

こちらは『イーストハウス』。さきほどの『おひるねハウス』とは対照的な、真っ白な箱。階段から屋上にのぼり、こんな印象的な写真を撮ることもできます。ここで優しい風を感じていると、心のモヤモヤもどこかに飛んで行きますよ。ここでご紹介したほかにも、島の中で19のアートが楽しめます。様々なアートを巡って、心を優しくリセットしてくださいね。（制作：南川祐輝）

魅力の2つ目は、島の豊かな自然。遠くの島々を見渡せるこの海はもちろん、島の80％以上といわれる里山で育まれた、豊かな草花や動物などもたくさん。島の人々が守り続けてきた自然の癒しに包まれる、のんびりとした時間を過ごせます。

海洋性気候のため暖地性植物が多く生息していることから、島にはこのような南国へ来たような風景が広がっています。緑豊かな道を歩けば、心も身体も思いきり羽根を伸ばしたような感覚になれます。

歩みを進めていくと、深い緑に囲まれたこんな場所にも辿り着きます。澄んだ空気と、さわさわと揺れる緑に、モヤモヤした心はすっと洗われます。名古屋から約2時間半の距離で、こんな非日常感たっぷりな場所に来られるなんて嬉しいですね。

佐久島の魅力は、その街並みにもあります。島の西側に迷路のように立ち並ぶのは、風情あふれる黒壁の家々。潮風から家を守るために、船底に塗るコールタールという塗料を家の外壁に塗ったことから、この黒い街並みが出来上がったそう。この街並みは「三河湾の黒真珠」とも呼ばれ、2009年には『島の宝100景』にも選ばれた、佐久島固有のノスタルジックな景観です。

細く曲がりくねっている路地も、風情が溢れ、眺めているだけでなんだかとってもあたたかい気持ちに。また、佐久島には信号もコンビニもありません。この、なんとなく懐かしい “帰ってきた” ような感覚になる街並みと、ゆったりとした島の時間も、人々を惹きつける大きな魅力のひとつです。

佐久島は猫の多い島としても有名で、猫と島の人々の暮らしを題材とした映画の舞台にもなっています。あちこちで猫と遭遇できるので、猫好きにはたまりません♪ こんな風に気ままに過ごす猫たちも、佐久島ののんびりとした優しい雰囲気を作っているんですね。

アートや街並みのほか、佐久島でぜひ堪能したいのは、島の豊かな自然が育てたグルメの数々。恵まれた気候と土壌で育った美味しい野菜や三河湾の新鮮な海の幸は、疲れた心と身体を優しく満たしてくれます。

佐久島でぜひ食べたいのが、こちらのタコしゃぶ。三河湾の特産であるタコと、島で採れた新鮮な野菜を一緒にしゃぶしゃぶでいただきます。ぷりぷりとした食感と甘みのあるタコの美味しさをたっぷり楽しめる、これからの季節にぴったりの一品です。

大振りなエビをフライにして卵でとじたエビ丼は、島の散策でぺこぺこになったお腹に嬉しいボリューミーな丼。ぷりぷりのエビにトロトロ卵とタレが絡み合い、思わず一気に食べてしまうほどの美味しさ♡ ほかにもお店ごとに違った味わいが楽しめる、佐久島名物の「大アサリ丼」も外せません。佐久島ならではの絶品グルメ、たっぷり堪能しましょう♪

冒頭でもお伝えしたように、佐久島は名古屋から約2時間半で行けて、日帰りでも満喫できる島。せっかくなら佐久島と名古屋の観光もセットで楽しみませんか？名古屋といえば観光客でにぎわう華やかな「名古屋城」が有名ですが、心を落ち着けてゆったりと見て回れるようなスポットもたくさんあるんです。ゆるやかな時間が流れる名古屋観光をしたあとは、のんびりとした癒しの空気に包まれる佐久島へ行って、さらにリフレッシュしましょう！

ここ有松は、「江戸時代の情緒に触れる絞りの産地～藍染が風にゆれる町　有松～」として、日本遺産に認定されている歴史ある地区です。江戸時代にタイムスリップしたような趣ある街並みは、歩いているだけで心がほっこりあたたかくなります。伝統の「有松絞り」を体験できたり、色とりどりの絞り染めのお土産を選んだり……。ここにしかないノスタルジックな時間を楽しむことができますよ。

こちらは、食器メーカー「ノリタケ」の工場跡地に建てられた複合施設「ノリタケの森」。ここでは工場見学やショッピング、お食事などが楽しめます。豊かな緑と赤レンガが立ち並ぶ景色を眺めながら歩いていると、凝り固まった心がふわっと柔らかくなってきますよ。秋には紅葉も美しく映える、ゆったりとした気持ちになれる癒しの空間。ぜひ一度足を運んでみてくださいね。

名古屋に行ったら、ご当地グルメもお楽しみのひとつ♪ 栄駅にほど近い「鳥開総本家 ラシック店」では、日本一の手羽先を決める「からあげグランプリ 手羽先部門」で3年連続最高金賞を受賞した絶品手羽先が食べられます。外はパリッと中はジューシーな手羽先は、創業時から受け継がれている甘辛なタレが絡み、やみつきになる美味しさです♡ ここでご紹介したように、佐久島観光は、名古屋を始め、愛知観光をセットで楽しむのがおすすめ。たっぷり満喫して、心をすっきりリセットしましょう♪

名古屋から佐久島へのアクセスは、本数が限られています。この図のように、パターン1の「名鉄名古屋駅　7:33発（特急豊橋行）」か、パターン2の「名鉄名古屋駅 9:03発（特急豊橋行）」で出発し、新安城駅で西尾行きに乗り換え、西尾駅から、佐久島行きの高速船が出る「一色港」までバスで向かいましょう。佐久島からの帰りは、東港からは14:50発、西港からなら14:57発の高速船で。交通アクセスをしっかり確認して、愛知と佐久島の観光を楽しんでくださいね♪

名古屋の観光も一緒に満喫したい、佐久島への “リセット” 女子旅。新幹線とホテルがセットで予約できるこちらの旅行プランなら、名古屋のホテルも一度に＆お得に予約ができて安心です。 駅チカや天然温泉付きホテルなどラインナップも豊富なので、女子旅をさらに盛り上げるホテル選びもできますよ♪

新幹線とホテルをセットで予約すると、愛知観光をより楽しめる「未来クリエイター愛知 満喫ガイドマップ」がもらえます。観光地の魅力が載った散策に便利なマップで、ご当地グルメや名物と引き換えができるクーポン付き。先ほど紹介した「鳥開総本家 ラシック店」もクーポンの対象なので、絶品手羽先がお得に堪能できますよ♪ マップは「名古屋・知多半島」「安城・岡崎」「豊橋・蒲郡・田原」の3エリアから選べます。佐久島観光と一緒に愛知観光も満喫して、思いきりリフレッシュしましょう♪

愛知県の佐久島は、疲れた心を優しく包んでくれる空気に満ちた島。島と一体になったアートの数々、美しい自然に懐かしさ漂う街並み、自然が育んだ絶品グルメ…。心をデトックスしてくれる佐久島の魅力に触れると、今まで抱えていたモヤモヤがすっと消えていきます。「Japan Highlights Travel」の旅行プランで予約すれば、新幹線とホテルを一緒に予約でき、さらに愛知観光もセットで満喫できます。この秋は、疲れた心を癒す “リセット” 女子旅で、自分を取り戻す時間を過ごしてくださいね。