2017年07月05日

【関東編】音を聞けば、土地の風景が見えてくる「日本の音風景100選」

【関東編】音を聞けば、土地の風景が見えてくる「日本の音風景100選」

「日本の音風景100選」を知っていますか?自然の音、動物の音、祭りの音など、その土地の風景と一緒にある「音」を主役に選ばれた場所のことなんです。その音を聞けば、脳裏にはその土地の風景も浮かぶような印象的なもの。土地を保全するという意味合いも込められた、日本でずっと残しておきたい音風景の中から、関東エリアにあるスポットをご紹介します。

音を聞いてその土地を知る!関東エリアの音風景をご紹介♪

音を聞いてその土地を知る!関東エリアの音風景をご紹介♪1215226

出典:Trevorさんの投稿

「日本の音風景100選」って聞いたことがありますか?土地の風景と一緒にある、「音」が主役のスポットのことなんです。音が主役って…?と思われるかもしれませんが、大切に残していきたいスポットとして選ばれた魅力的なところばかり。関東エリアにある「日本の音風景100選」の一部をご紹介するので、立ち寄った時は音に耳を傾けて、楽しんでみてください。

五浦海岸の波音/茨城県

五浦海岸の波音/茨城県1214289

出典:Leotaさんの投稿

断崖に打ち寄せる波の音が心地よい「五浦海岸の波音」。周囲が崖に囲まれているので、波がぶつかる音だけでなく反響する波音も楽しめます。また、五浦海岸は砂がこすれて音が出る鳴き砂のある海岸としても有名です。

「六角堂」周辺がおすすめ!

「六角堂」周辺がおすすめ!1214292

出典:河童さんの投稿

2011年の東日本大震災によって消失してしまいましたが、翌年に再建された「六角堂」。明治時代に岡倉天心が自宅から1段下った所に建設したもので、天心亭の中で最も眺望の良い場所です。天心はこの地で、波音を聞きながら物思いや読書にふけっていたそう。五浦海岸に訪れの際は、ぜひこの六角堂で波音を聞いてみてください。

おすすめの時期は「冬」

おすすめの時期は「冬」1214302

出典:

1年中どの季節も波音を楽しむ事ができますが、波が荒い冬がおすすめです。足元に気をつけながら、その楽しんでみてください。

太平山あじさい坂の雨蛙/栃木県

太平山あじさい坂の雨蛙/栃木県1214328

出典:ぶらさんぽさんの投稿

太平山の麓から山頂の太平山神社へと続く「太平山あじさい坂」。約1000段もの石段が続く参道の両脇には、色とりどりの紫陽花が咲き乱れており、シーズンになると大勢の観光客で賑わいます。あじさいに見惚れていると、どこからかカエルの合唱が…。目であじさいの華やかさを、耳でカエルの合唱を楽しめるスポットです。

音を楽しむなら「あじさい坂」の真ん中がおすすめ!

音を楽しむなら「あじさい坂」の真ん中がおすすめ!1214331

出典:

カエルの合唱を楽しむなら、あじさい坂の真ん中辺りがおすすめです。石段の両脇だけでなく前後からも聞こえてくるので、臨場感たっぷりの合唱が聞けますよ。

6月下旬から7月上旬、雨の日がおすすめ!

6月下旬から7月上旬、雨の日がおすすめ!1214333

出典:

あじさいのシーズンは梅雨時なので、あじさい坂を訪問するのは6月から7月にかけてがおすすめです。天気が悪い日に観光するのは少々気が引けますが、雨時の方がカエルたちも元気に合唱するかも♪音風景観光なら雨の日に訪れましょう。

川越・時の鐘/埼玉県

川越・時の鐘/埼玉県1214344

出典:しずやんさんの投稿

江戸時代初期に時を告げる為に建設された「時の鐘」。初代は1893年の川越大火により焼失してしまいましたが、その翌年に再建されました。現在も住民に時を告げる役割を果たすとともに、川越のシンボル的存在となっています。

時の鐘がきけるのは1日4回!

時の鐘がきけるのは1日4回!1214346

出典:ぴーおかJAPANさんの投稿

一般的には時の鐘として呼ばれていますが、地元では鐘撞堂(かねつきどう)と呼ばれ親しまれています。建物自体も興味深いつくりですが、気になるのはやはり音!時の鐘が時を告げる為に音を響かせるのは、午前6時、正午、午後3時、午後6時の4回です。時間になったら外に出て鐘の音を聞いてみましょう。

樋橋の落水/千葉県

樋橋の落水/千葉県1214390

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伊能忠敬旧宅前にあり、水がジャージャーと流れる様から「ジャージャー橋」とも呼ばれる「樋橋(とよはし)の落水」。元々は農業用水を田に送るために建設されたそうですが、現在は当時を再現した観光用の橋となっています。

30分に一回奏でる水の音!

30分に一回奏でる水の音!1214392

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この樋橋の落水は、午前9時から午後5時までの間、30分間隔で聞くことができます。30分に一度奏でる水の音を聞きながら、当時の様子を探ってみるのも面白いかもしれませんね。

麻綿原のヒメハルゼミ/千葉県

麻綿原のヒメハルゼミ/千葉県1214403

出典:cozy303さんの投稿

千葉県大多喜町にある「麻綿原高原」。高原には約2万株のあじさいがあり、7月上旬から下旬になると一斉に咲き乱れます。あじさいの開花時期には、高原に生息する「ヒメハルゼミ」も鳴き始め、目と耳で楽しめるスポットです。

高原一帯に響き渡る「ヒメハルゼミ」の声

高原一帯に響き渡る「ヒメハルゼミ」の声1214411

出典:

1匹が鳴き始めると2匹、3匹と順々に増えていき、最終的にはヒメハルゼミが合唱をはじめ、高原全体に響き渡る迫力となります。ひとしきり合唱をするとピタッと鳴き止み、辺り一面が静寂に包まれるギャップも見逃せません。

柴又帝釈天界隈と矢切の渡し/東京都、千葉県

柴又帝釈天界隈と矢切の渡し/東京都、千葉県1214428

出典:yamaneccoさんの投稿

年間を通して、さまざまな鳥の鳴き声を聞くことができる「柴又帝釈天界隈と矢切の渡し」。テレビドラマや映画で人気を博した「男はつらいよ」の寅さんの故郷であることでも知られる柴又帝釈天の参道は、いつも大勢の参拝客で賑わっています。音風景散策と寅さんツアーが同時に楽しめるスポットです。

都内に残る唯一の渡し舟「矢切の渡し」の音、鳥の鳴き声

都内に残る唯一の渡し舟「矢切の渡し」の音、鳥の鳴き声1214427

出典:

江戸時代から続いている、東京都と千葉県を結ぶ渡し舟「矢切の渡し」。片道200円で運行しており、船を漕ぐギィーッ、ギィーッという音、鳥たちのさえずりを楽しめて、一級河川・江戸川からの風景も楽しめちゃいます。

上野のお山の時の鐘/東京都

上野のお山の時の鐘/東京都1214439

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時計のなかった江戸時代に時を告げる目的で造られた時の鐘。こちらは上野公園の高台にある「上野公園のお山の時の鐘」となります。初代は1666年に造られ、現在あるのは1787年に造られたものです。江戸時代の俳人として知られる松尾芭蕉が、この鐘をモデルに俳句を詠んだと言われています。

1日3回上野公園内に響き渡る鐘の音!

1日3回上野公園内に響き渡る鐘の音!1214450

出典:

現在も現役で稼働しています。毎朝6時、正午、夕方18時の1日3回、昔ながらの音色を響かせているので、近隣を観光していて時間の都合がつきそうでしたらぜひ聞いてみてください。

時の鐘時鐘堂の詳細情報

時の鐘時鐘堂

住所
東京都台東区上野公園
アクセス
JR上野駅から徒歩で5分

データ提供

アクセス:JR「上野駅」から徒歩約5分

三宝寺池の鳥と水と樹々の音/東京都

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出典:

鳥のさえずりや風による樹々のざわめきが心地よい石神井公園一帯。音風景100選には「三宝寺池の鳥と水と樹々の音」の名称で登録されています。練馬区民からの公募で選ばれた「静けさ10選」の場所でもあり、静かに過ごすのに最適なスポットです。

静かな公園で鳥のさえずりと樹々のざわめきを感じよう♪

静かな公園で鳥のさえずりと樹々のざわめきを感じよう♪1214751

出典:

樹々を飛び交う小鳥や水辺で佇む水鳥など目でも楽しむ事ができます。風に揺れる樹々のざわめきにのせてさえずる鳥たちの歌声に、そっと耳を澄ませてみましょう。心が落ち着いていくのが実感できるでしょう♪

成蹊学園ケヤキ並木/東京都

成蹊学園ケヤキ並木/東京都1214761

出典:

成蹊学園のシンボル的存在である「成蹊学園ケヤキ並木」。樹齢80年を超えるケヤキが100本以上あり、緑の少ないと言われる東京においてホッと心落ち着くスポットの1つで、都会のオアシスと呼ぶに相応しいスポットです。

ケヤキ並木の奏でる音色

ケヤキ並木の奏でる音色1214765

出典:

並木に立ち、そっと目を閉じて耳を澄ましてみてください。春には葉擦れの音、秋には落ち葉の音など、季節によって奏でる音色が異なり、どの季節も特徴があって心が落ち着きます。人出の少ない早朝が音を聞き取りやすいのでおすすめですよ。

横浜港新年を迎える船の汽笛/神奈川県

横浜港新年を迎える船の汽笛/神奈川県1215154

出典:sokajiさんの投稿

除夜の鐘がわりに一斉に吹き鳴らされる「横浜港新年を迎える船の汽笛」。甲高い音から体の中にまで響くような低く太い音など、さまざまな音色を聞くことができます。ちょっと変わった新年を迎えてみたい方は行ってみてはいかがでしょうか?

除夜の汽笛と共にイベントも♪

除夜の汽笛と共にイベントも♪1225576

出典:

山下公園の「赤い靴はいてた女の子像」周辺では、除夜の汽笛が鳴る前後に童謡を歌って新年を迎える「ヨコハマメルヘン」というイベントがあります。今まで会ったことがない方たちとの間に生まれる連帯感が気持ちいいですよ。

川崎大師の参道/神奈川県

川崎大師の参道/神奈川県1215162

出典:totthiさんの投稿

正月三が日には300万人以上が訪れる川崎大師。その「川崎大師の参道」が音風景100選に選定されています。工業都市として発展してきた川崎市に、人情味あふれる下町風景も大切に残されています。

飴切りの音や人のざわめき

飴切りの音や人のざわめき1215167

出典:

たくさんのお店が軒を連ねる参道では、リズミカルに飴を切る音が心地よく響いています。昔ながらの音や人情味を感じながら、お店をめぐっていると時間が経つのを忘れてしまいそうですね。1月から2月がおすすめの時期となっています。

道保川公園のせせらぎと野鳥の声/神奈川県

道保川公園のせせらぎと野鳥の声/神奈川県1215182

出典:stellaさんの投稿

相模川の支流の1つである道保川。その道保川を中心とした公園では川のせせらぎと野鳥のさえずりを聞くことができます。豊かな自然が残っている道保川公園は、開発・発展が進んでいる相模原において、自然を感じることができる貴重な公園です。

川のせせらぎ、野鳥のさえずり、自然がたっぷり♪

川のせせらぎ、野鳥のさえずり、自然がたっぷり♪1215223

出典:stellaさんの投稿

川のせせらぎと野鳥のさえずりは心に染み渡るように感じられますね。園内は4つのゾーンに区画分けされており、音を聞くだけでなく、野鳥や植物を身近に観察することも可能です。また、6月には蛍も見ることができるなど、四季折々の楽しみ方ができるスポットでもあります。

まとめ

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出典:しぐれさんの投稿

日本の音風景100選・関東編をご紹介しましたが、いかがでしたか?自然の音や昔から現在に至るまで受け継がれている音など、さまざまな音がありました。ご旅行の際に、今回ご紹介したスポットの近くまで訪れた時は、ぜひ音風景に耳を澄ましてみてください。

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