2018年01月05日
明石・名物グルメ“明石焼き”自分で焼けばさらに旨さが倍増?!「たこや蛸老亭」
兵庫県の南部に位置する明石は、明石海峡を目の前にし、海の幸に恵まれたエリア。淡路島にほど近い、人気観光地の名物グルメといえば“明石焼き”が有名。たこ焼きのルーツとも云われ、地元では“玉子焼き”の名前で愛されている一品。昆布の香りが漂う出汁につけて食べるふわふわのご当地グルメを、自分で焼いて食べることができる『明石焼工房 たこや 蛸老亭』を今回はご紹介します!
たこ焼きと何が違うって?思われる人も多いですが、その見た目の丸さ、メインの具がタコと、共通点が多いのは“明石焼き”がたこ焼きのルーツと云われているから。その昔、大阪では具にスジ肉使い、丸く焼いた粉物料理「ラジオ焼き」がありました。それがたこ焼きの元祖とも。ラジオ焼きを食べたお客さんから『明石ではタコを入れている』と話を聞き、そのお店が具を変更したことがきっかけで、広まったとも。
材料や具、焼き方、固さなどたこ焼きとの違いは多々ありますが、一番の違いは、明石焼きはたっぷりの出汁につけて食べること。昆布などでとった出汁を冷やし、アツアツの玉子焼きをくぐらせれば、ふわふわした生地と、中は出汁が効いてとろとろとした食感、そしてタコのコリコリした歯ごたえが楽しめます。
500人も入れるという広々とした店内には、明石焼き体験用の大量の焼台が並び、その光景は圧巻。食事スペースは別に設けられています。
明石焼き体験には、明石で捕れた活きダコの踊り食いやタコの釜飯、神戸牛ステーキといったご当地グルメがセットになったメニューが用意されています。しかも、明石焼きや焼肉、ステーキ、タコ飯とそれぞれ食べ放題があるのもうれしいポイント。もちろん、体験以外のメニューもあるので、用途によって使い分けしても。
受付を済ませたら、いよいよ明石焼体験の始まり。明石焼セットを受け取り、案内された焼台へと向かいます。スタッフが丁寧にサポートしてくれるので、初めてでも大丈夫!
最寄り駅は、山陽電鉄・西新町駅。歩いて7分ほどの距離に位置する『明石焼工房 たこや蛸老亭』。明石駅からも徒歩20分弱なので、明石城の観光帰りに立ち寄っても◎。
いかがでしたか?明石焼を自分で焼いて食べることができるレストラン『明石焼工房 たこや蛸老亭』をご紹介しました。市内には、たくさんの明石焼きのお店が点在していますが、“自分で焼く”ことができるお店は多くありません。ぜひ、明石観光の思い出のひとつに作りに訪れてみませんか?
たこや蛸老亭の詳細情報