2022年09月09日

まだまだ知らない場所がいっぱい!北海道の"穴場"観光スポット12選
北海道と言えば、札幌や美瑛、函館、小樽など、数々の有名観光スポットがあります。けれど、日本国内のみならず海外からの観光客も訪れる人気の場所は混雑しているし、TVやネット等どこかで目にした風景が多いのも事実。ですが今回ご紹介する北海道の観光スポットは、まさに穴場!道民が休日に訪れたり、小規模ながらも素晴らしい風景に出会える、そんな本当の北海道に触れられるスポットのみを厳選してご紹介します。
1.くるるの杜/北広島市

札幌からほど近い北広島市にある「くるるの杜」は、ホクレン(北海道ホクレン農業協同組合連合会)が経営する、体験型農業施設です。農業を通じて、さまざまな体験や感動を広げてほしいという思いで創られました。季節を問わず毎日、食と農の体験プログラムであるお料理教室や食べ比べ、クラフト教室、試食販売会などが行われています。
2.北の大地の水族館(山の水族館)/留辺蘂町
3.かみゆうべつチューリップ公園/上湧別町
4.大雪源水公園・忠別ダム/東川町

旭川の隣町、北海道最高峰の旭岳を有する東川町。中心部から旭岳温泉へ向かう道を車でひた走ること20分ほど。そこにあるのが「大雪旭岳源水公園」です。大雪山の雪が解け、地下を通ってろ過された水が湧き出ている公園は、美しく水が流れる景観と、苔むした小さな岩、水の流れる音、そして鳥のさえずりや木々のざわめきなどを感じるパワースポットなんです。全国でもめずらしい、上下水道のない町「東川町」を支える、命の水の始まりに出会えますよ。

ここで湧き出たお水は、その場で飲むことができます。しかも、だれでも無料で持ち帰ることができるんです。美味しいお水を求めてペットボトルを持った方がたくさん訪れる、地元では隠れた人気のスポットなんですよ。この美味しいお水は、東川町にある道の駅「道草館」でも販売されています。
大雪旭岳源水公園 取水場の詳細情報
5.北海道子どもの国/砂川市
6.滝野すずらん公園/札幌市

北海道の都心部・札幌市は、都会ながらも自然がいっぱい!その中でも、自然豊かで四季を通したアクティビティがいろいろ楽しめるのが、北海道唯一の国立公園「滝野すずらん公園」です。広大な敷地はなんと400haにも及ぶんです。札幌市民のみならず、道内各地から訪れる人々は、春はお花見、夏はキャンプや水・森あそび、秋は紅葉見学に、冬はスキーやスノーシュー散策と、北海道の自然を大満喫!何度行ってもあそび足りないためにリピーターも多いんですよ。

公園内は、アップダウンのある山を使ったアクティビティがたくさん。「子どもの谷」には、地上18mの「あり塚の塔」をはじめ、地下に広がる「ありの巣トンネル」、虹色のネットが張り巡らされた「虹の巣ドーム」、「フワフワエッグ」「うねりの大地」「さまよいの洞窟」など、子どもも大人も心くすぐられる広大なあそび場がいっぱいなんです。
7.北海道博物館/札幌市

北海道の自然や生き物、歴史、文化について学べる「北海道博物館」は、2015年にオープンした博物館です。北海道の歴史を、展示だけでなくさまざまなイベントを通して、学習することができます。

札幌市内でも実際に、数多くの大型動物の化石が発掘されています。館内ではそれをレプリカにして展示してあるので、実際の大きさがよく分かるんです。博物館のおとなりには、「北海道開拓の村」がありますよ。実際に使われていた建造物をこちらへ運んできて、当時の息遣いが分かるように展示してあるので、ぜひともセットで訪れたいですね。
8.頭大仏殿/札幌市

大仏様は遠くから見ると、丘の真ん中から頭だけをひょっこりと覗かせています。その丘には、7月になるとラベンダーが、冬になると雪が一面に広がり、時期によってまったく違う表情を見せてくれるんです。丘の下は礼拝空間となっており、心を沈めながら歩みを進めると、1つ前の写真のような厳かな大仏様を仰ぎ見ることができます。

「真駒内滝野霊園」内にはほかにも、ずらりと並んだモアイ像や、世界遺産でありながらいまだに謎の深いストーンヘンジなど、興味深いものがたくさんあります。札幌中心部からも比較的近いので、足を運んで心を清めに行ってはいかがでしょうか。
真駒内滝野霊園の詳細情報
9.ニッカウヰスキー北海道工場・余市蒸溜所/余市町
10.アイスヴィレッジ・雲海テラス・水の教会/トマム

「星野リゾート トマム」は、四季を通してさまざまなアクティビティーを楽しむことができる、まさに北海道のリゾート地と言えるです。冬季限定の「アイスヴィレッジ」には、「氷の教会」や「氷のホテル」「バーアイスウッド」や氷の滑り台などが登場し、厳しくも煌びやかで美しい冬を体験できます。

「雲海テラス」は、大自然が生み出す圧巻の景色を見ることができると大人気のスポット。「リゾナーレトマム」または、「トマム ザ・タワー」に宿泊の方は無料で上ることができ、そうでない方でも有料で上ることができます。

「水の教会」は、先にお伝えした「頭大仏殿」同様、世界的建築家・安藤忠雄氏が設計した教会です。内部に入って目の前に現れるのは、まるで水に浮いているかのような十字架。自然と一体になったような厳かな雰囲気で、心が浄化されます。
星野リゾート トマム アイスヴィレッジの詳細情報
11.青の洞窟(さっぽろホワイトイルミネーション)/札幌市
12.滝瀬海岸/乙部町

北海道南西部に位置し、函館駅から車で1時間半ほどの街・乙部町。日本海に面し、豊富な海産物と豊かな自然が楽しめるこの街の海岸「滝瀬海岸」で見ることができるのが、まるで海外のように白亜の断崖絶壁が500~600mも続くこの景色です。アイヌ語で「白い傾斜地」を意味する「シラフラ」とも呼ばれ、晴れた日にはシラフラの白と海や空の青が美しいコントラストを描くフォトジェニックな一枚を撮影できますよ。

そんなシラフラから600mほど歩くと見えるのが、この場所のもうひとつの見どころである「くぐり岩」。これはニシン漁を支えるために400年ほど前に掘削されたトンネル状の岩で、人が通れるほどの高さと横幅があります。約400万~300万年前にできた地層も見ることができ、地球の果てしない歩みを感じられますよ。
滝瀬海岸とくぐり岩の詳細情報